美しいOLは黒を制す。無難にならないブラックコーデの極意



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目指すのは社内で噂されるほどの“お洒落で美人なOL”。露出はもちろん、華美な服装もカジュアル過ぎるものもダメ。そんな制限された環境の中でお洒落が出来る人こそ、真のファッションマスターである。

ではどうすれば周りからの「お洒落だね!」の一言を引き出せるだろうか。他の人と差をつけるファッションコーディネートのテクニックをスタイリスト兼ライターの角侑子が紹介。

今回のテーマはズバリ「BLACK」。
無難・重たい・怖いと思われがちなブラックコーデを洗練させるに必要なファッションテクニックをお伝えします。

ワンピースとスカートでは敢えて黒を使わない

いざ、黒をファッションで取り入れるとなればどこにポイントを置けば良いのか、組み合わせのバランスが難しいと感じることはないだろうか。そうして多くの女性が選ぶのは黒のワンピース、間違いではないしそれもOK。

だけどワンピースやスカートは面積が広い分、重たく感じてしまう原因をつくる。抜け感のつくりどころを分かっていないと“その他大勢ファッション”になってしまうのでご注意を。

迷ったら手に入れるべきは、“ノースリーブトップス”

では、コーディネートのどの部分に黒を取り入れるのが正解か。お洒落においての“さじ加減”・“バランスの取り方”という言葉に、いまいちピンと来ない方は、まずトップスで黒を取り入れるのが良いだろう。

最近ではハイウエストのパンツや、スカート丈も膝下の長いものが流行していることで必然的にボトムの色やシルエットが全体コーディネートの7割を占めている。明るい印象を持たせたい時はボトムに明るい色を取り入れることで明るさと柔らかさを表現できるのだ。

反対にシックな色は面積比の少ないトップスでコンパクトに取り入れることで、重たさや暗さを感じさせにくくなっている。もちろん、長袖・半袖よりもノースリーブがより洗練された印象をつくるのでおすすめ。

顔周りが暗くならないよう、素材・アクセ選びに意識を

さて、トップスに黒を取り入れることが良いとお伝えしたが、中には「顔に暗い色を持ってくると疲れた印象になる」と感じる方もいるだろう。

その場合は、服の素材とアクセサリー選びで気になる顔映りをカバーすると良い。服の素材は可能であればシルク素材が良いが価格帯が高いので、シルクに近い光沢と滑らかさを持つレーヨン素材かシルクと綿の混合が上質さをまとう。

アクセサリーはジルコニアなどの発色効果の高いものやクリア素材のアイテムを取り入れることでアクセサリーがレフ板効果(顔に反射して色白に見せてくれる)に繋がるので、組み合わせを意識してみよう。

黒は洗練さの極み

かの有名なファッションデザイナー・ココシャネルが愛した色はブラック。究極のシンプリティな色である黒を身にまとうことで、女は極上に美しくなると、彼女はずっと美しいブラックドレスを創り続けていたのだ。

黒とは、重たさや怖さの象徴ではなく、洗練さと強さの象徴。是非、美しく働くOLにも黒を積極的に取り入れて頂きたい。極上のブラックアイテムを取り入れれば、余計なデザインも組み合わせも必要なくなるはず。是非、ブラックアイテムを探す際の参考にしてみては。