#フリーランスに生きる 【モデル「津野ゆり」】



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近年注目されているフリーランスというワークスタイル。 個人で動ける自由さは一見あるように思えるが、もちろんフリーランスはそう甘い世界ではない。 それを知っていながらも、フリーランスというワークスタイルをなぜ人は選ぶのか?
今回はフリーランスとしてモデル活動を続けている津野 ゆりさん(愛称:ツノちゃん)にお話を伺いました。

フリーランス(英: freelance)は、特定の企業や団体、組織に専従しておらず、自らの才覚や技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人である。略してフリーと呼ばれる。企業から請け負った業務を実際に遂行する本人をフリーランサーと呼ぶ。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9

まずは自己紹介をお願いいたします

津野ゆり。北海道生まれ。1992年4月1日。身長157cm。雑誌、TV、WEBなどで広告モデル・動画モデルを中心に活動中です。アパレルブランド「SpRay」、「Rich or Die」ではレギュラーモデルを、またカラーコンタクトのイメージモデルなどをしています。事務所は無所属で、フリーランスの活動をしています。

フリーランスを選んだ理由は?

やっぱり縛りがなく活動できることがフリーランスとしての一番の強みだと思います。

自分自身でやりたい仕事を見つけてきて、直接の売り込みもします。事務所に所属をしていると、事務所の方が仕事をとってきてくれて、それにエントリーするのが通常の流れなりますが、それでは自分のやりたい仕事に出会える確率も少なくなってしまいます。 自分自身が行動することで、活動の幅が広がるフリーランスというワークスタイルは、いろいろな刺激を与えてくれて、とても楽しいです。

スケジュールはどうやって管理してるの?

フリーランスはもちろん、自分でスケジュールを全部把握しておかないといけません。 基本的には私は、iPhoneで携帯のスケジュールを管理しています。
モデルという仕事は急に時間が変更になったり、リスケ(スケジュールを変更すること)になったり、バラシ(予定がなくなること)になってしまうこともあります。 基本的には先着順で、お声をかけてもらった仕事を優先するようにしています。

フリーランスではスケージュール管理が命なので、抜けがないように、必ずチェックするようにしています。

自分をモデルとして起用してもらうためには?

仕事をする前に、オーディションや打ち合わせ等があるのですが、やっぱり第一印象は大切。 私は自分の最大の魅力が笑顔だと思うので、基本的にはやっぱり笑顔でいるように心がけています。

「ここに居られることがうれしい」「一緒にお仕事ができることがうれしい」という気持ちを表現することが大切だと思っています。

撮影中でもそれは同じで、感謝の気持ちを忘れないでいることが一番大切だと思っています。
ひとつひとつのお仕事、一枚一枚の写真がぜんぶ勝負
自分が仕事を出来ている環境がとても幸せなことだと思う気持ちを忘れないように、関わってくれる方への感謝は絶対に持っています。

スタッフさんたちとの交流も大切で、やっぱりいい仕事ができたときには自分でもわかるんですよね。 自分でもそう思えたときは、その仕事がまた次につながったり、更なる仕事につながったりするので、やっぱり一番は感謝だと思います。

自分がモデルという仕事をすることで、少しでもそのブランドのお洋服やアイテムがかわいいと思ってもらえるように、最大限の努力はしていきたいです。 もちろん失敗することもあるし、周りの皆さんに助けられていることがほとんど、というか助けられっぱなし(笑)
なので、その感謝を100倍にして返せるくらいの仕事をしたいです。

体型の維持について

体型の維持で、気にしていることは主に食事制限と運動かな…。 といっても、そんなに厳しすぎず、夜は炭水化物を抜くとか、サラダだけにするとか、身体がストレスを溜めない程度の努力です。
あとは朝はフルーツを食べて、酵素を必ずとります。腸内環境を整えたり、美肌効果があったり、栄養の吸収が早くて短時間でエネルギーになるし、フルーツを食べると、良いことが盛りだくさん!あとは豆乳も毎日飲んでます。

https://www.instagram.com/p/BICAPp-hDza/?taken-by=tsuno__chan&hl=ja

運動は、趣味が筋トレなこともあって(笑)、週に2~3回時間を見つけてはジムでトレーニングを。 ヒップアップ・ウエスト絞り・二の腕はガッツリ行っています。
足は小学生からヒールを履いていたせいか、筋肉がつきすぎちゃっていて少し落とさないといけないので、鍛えることはせずにマッサージをするようにしています。

エクササイズや、ヨガ、岩盤浴も大好きで、今後は新しくスカッシュに挑戦しようと思っています。

今後も、いろいろなことに挑戦しつつ、大好きなモデルというお仕事に全力で取り組んでいきたいと思っています。よろしくお願いします!

ライターまとめ

今回、インタビューをお願いしていて、すごくたくさんのことに気づきました。フリーランスで生きることを選択した人には、とてつもないバイタリティーがあります。

本人も自分自身を「基本的にはポジティブな性格」 とは言っていましたが、そのエネルギーには驚かされるほど。
インタビュー中も「幸せ」という言葉と「ありがとうございます」という言葉の使用頻度がとても高かったです。 これは一緒に仕事をしている側としても、とても嬉しい気持ちになりました。

レスポンスが早い→信頼性がある

今回、取材にあたって、いろいろと連絡をとり合っていたのですがとにかくレスポンスが早い

こちらが欲しているものをすぐに察してそれを返してくれる。 しかもひとつのメールで完結に。非常に信頼ができる仕事相手だということがわかりました。

https://www.instagram.com/p/BO1HdbKDyJf/?taken-by=tsuno__chan&hl=ja

どうしてこの年齢で、それができるのだろう?と考えていて、気付いたことがあります。

フリーランスというものは、時間がそのまま収入に反映されるので、メールのやり取り、電話のやりとりはとても簡潔なものになるということです。
打ち合わせを重ねても、その時間は彼女の収入にはなりませんし、電話をすることでの時間の拘束も長引けば長引くほど、無駄が増えるだけなのです。
企業に勤めている人間は拘束されている時間が決まっているので、時間に対しての意識がそこまでありません。 それに対して、時間に伴った動きがそのまま自分の生活に表れることになるフリーランスというワークスタイルを選択する人は、頭の回転が速く、機転が利くことが多いのではないかと思いました。

好奇心→行動

自分自身がほしい仕事を探し、そして営業もする。 ということから、彼女が好奇心が旺盛なことと、行動に表すことができる瞬発力のある人だということもわかりました。
なかなか自分で、アンテナをはって行動に起こすのは難しいこと。 それがすでにワークスタイルとして根付いているからこそ、フリーランスとして生きられる証だということなのです。

自分自身が広告塔になるので、信頼性の持てる仕事を、想像以上のスピードと熱意で返してくれるのがフリーランスの人。 …だとすると、そこに仕事を依頼する企業が多くなることも頷けます。