“品格”は仕草や話し方、歩き方や見た目など、ふとしたところで見えるもの。育ちのよさが顔に出る、とも言われますが、もちろんそれだけではありません。自分のちょっとした気遣いや努力で養われるものなんです。
その人やその物に感じられる気高さや上品さ。品位。「―が備わる」https://dictionary.goo.ne.jp/jn/189041/meaning/m0u/
初対面の人と会うときや、ちょっと背伸びをした場所にいくときなどは、ぜひ意識するようにしてみてくださいね。
まずは深呼吸
身だしなみと姿勢をチェック
品というのは落ち着きある行動から生まれます。まずは息を吸って、吐いて、深呼吸を。身だしなみを整えて、姿勢をよく保ちましょう。上から吊られているイメージで、背筋をピンと伸ばして。洋服をいくら着飾っていても、姿勢が悪くなってしまうと素敵なお洋服が台無しに。姿勢を保ち、呼吸を整えて緊張をほぐしましょう。
動作を行う時には「失礼します」
例えば、ドアを開けるときや椅子に腰掛けるとき、上着を脱ぐ時など。ちょっとした動作を行うときには「失礼します」と一言声をかけてから、行動にうつすようにしましょう。
言葉と動作を別々にするのがポイント
言葉を先にして行動を起こすことで印象がアップします。 「よろしくお願いします」の後に一礼をする、といったように言葉の後に動作を行うことで、エレガントな印象に。
綺麗な言葉を使う
正しい日本語を使いましょう。流行りの言葉や略語などをついつい言ってしまいがちですが、日本人はもっと日本語の美しさを自覚すべき。目上の人にはきちんとした敬語を。柔らかいニュアンスや言葉遣い、言葉の選びに品格や知性を感じられるようになります。
人との接し方にも注意
偉そうな態度をとるわけでもなく、誰に対しても、真摯な態度でまっすぐ向き合うことが印象の良さに繋がります。そして品の良い人は心配りがとてもできていることが多いです。視野を広く、相手のことを考えて接し方を選びましょう。
真ん中を歩かない
部屋を移動する時や廊下を歩きときにも品というのは表れます。歩く時は真ん中を歩かないことです。ビジネスシーンでは特に、来客の方や、目上の方に真ん中を歩いてもらうようにするのが礼儀です。だけど、それを普段から気をつけられるようになることが大切。
いつでも、どこでも、どんなときだって周りのことを気遣える余裕を持ちましょう。
ゆっくりと丁寧に
焦らないで、ゆっくり、丁寧に行動をうつして。もちろんただただ遅いのは”のろま”という印象になってしまいますが、細かい動き、繊細な気遣いを相手に伝えられることであなたの品の良さが相手に伝わることでしょう。どっしりと構えて、ブレない、焦らない行動を。
品格というものは決して見た目だけではなく、内側から表れるもの。
上質な女になる
品格というものは、細やかな部分が行き届いている人に身につきます。肌や髪のお手入れ、潤いを忘れずに。基本的なベースを高めることで、人より一歩先をいく、上質な女性になれるはず。