就活に好印象を与えるヘアメークを
就職活動を行うにあたって、しっかりと知っておきたい「身だしなみ」。
女性にとって、ヘアメークはオシャレのためでもありますが、好印象を与えるための立派な武器にもなります。一緒に面接をしている学生たちに埋もれることなく、面接官に好印象を与えるためのヘアメークを理解しておきましょう。元美容部員として、学生たちに就活メークの指導を重ねてきた小林明子さんにお話しを伺いました。
【事務系】にオススメのヘアメーク
事務職を勤める場合に必要になるのは、華やかなメークよりもベーシックな知的さ。ヘアスタイルは美しくまとめて、スマートに。そしてメイクも、カラフルなアイシャドウなどを使用するより、肌馴染みの良いものをつかった方が無難です華やか印象をつくる、グロスはオフィスには不向きなので、あくまで自然な印象で向かうことです。
ヘアスタイル
浮き毛がないようにつややかにまとめる。
後ろでひとつにまとめると知的・スマートな印象に。
湿気の多いシーズンであればワックス系で後れ毛もきちんとケアしてあげて。
メーク ポイントアドバイス
カラフルなアイカラーは不要。アイシャドウにはナチュラルなブラウン系を使うのがオススメです。
眉は髪の色になじむ色でストレート気味で知的に見せて。リップも健康的なベージュピンク系を選んであげましょう。グロスのつけすぎはオフィスには不向き。自然なリップペンシルですっきりとした印象にまとめて。
【受付・秘書・内勤】にオススメのヘアメーク
少し華やかな印象がする、受付などのお仕事の場合です。基本的なスタイルは事務系と同じではありますが、人とコミュニケーションをとる機会もあるので、少しだけ華やか印象をプラスしてあげて。柔らかい印象をつくるために、ナチュラルで自然なカーブのある眉をつくることがポイントです。
ヘアスタイル
基本的なスタイルは事務系と同じ。
髪が、肩ぐらいの長さであればハーフアップもオススメ。耳を見せた方が「きちんと話を聞いています」という印象がつきやすい。
メーク ワンポイントアドバイス
眉はナチュラルなブラウン系で自然なラインを。強めな眉よりは、ややカーブのある優しい形で印象アップ。パウダーでふんわりさせるのもオススメ。
リップも健康的なベージュピンク系を選んでグロスのつけすぎには注意を。自然なリップペンシルですっきりとさせると良いでしょう。
チークを入れる場合も遊びの要素はNG。基本は笑った時に頬がふわっとあがったところに入れるのがポイントです。色をプラスするよりも、自然な血色を足す感じで仕上げて。
【アパレル・テレビ局(アナウンサー)】にオススメのヘアメーク
アパレルやテレビ局などでの就職活動には、華やかな印象が必要となります。とはいえ、もちろんごちゃごちゃとした印象がついてしまうのはNG。ぼさぼさ眉にならないよう、キチンとケアをして洗練された女性に。内側からオーラが輝くような、美しさを演出しましょう。
ヘアスタイル
浮き毛がないようにつややかにまとめて。後ろでひとつにまとめると知的・スマートな印象に。湿気の多いシーズンであれば、ワックス系で後れ毛もきちんとケアして。
すっきりと額を出すスタイルも印象アップ。肩ぐらいの長さであればハーフアップもおすすめです。
耳は出した方が「きちんと話を聞いています」という印象に。(傷んだ茶髪はだらしない印象になるので要注意)
メーク ワンポイントアドバイス
眉はナチュラルなブラウン系で。強めな眉よりはややカーブのある優しい形で印象がアップします。
眉のムダ毛は自然にカットしてスッキリと。ボサ眉では知的さ・華やかさとかけ離れてしまいます。
リップも健康的なベージュピンク系が基本。
イエローベースの肌色・・・ベージュコーラル系
ブルーベースの肌色・・・ピンクベージュ系
を選ぶのが良いでしょう。自然なリップペンシルですっきりと。
チークの基本は笑った時に頬がふわっとあがったところ(色を出すよりも自然な血色を足す感じで仕上げて)
マスカラもほどほどに。カラーコンタクトやつけまつげなど、自然ではないものは遊びの要素が強いので避けた方が無難でしょう。
終わりに
いかがでしたか? 働く女性にとって職場での装いやメイクは実は悩みの種になっていることもしばしば。ですが、自分の職種にあったメイク術を覚えておけば、大きな失敗はありません。自分らしさと、TPOに合わせた装いを上手にミックスさせて、周囲に埋もれない好印象を与えましょう。