朝、ギリギリに出社していませんか?
毎日遅い帰り、遅い食事に短い睡眠…。
疲れが慢性するようになって、ダル重い日々を過ごしていませんか?
会社に出社するのもいつもギリギリ、やる気も出ない毎日で、心身ともに疲労している今こそ、早起きの習慣を身に着けましょう! 実は、早起きにはとっても嬉しいメリットがたくさんあるのです。今回は、私が早起きを実践していて得た嬉しい効果と、早起きを継続して行うためのコツを紹介していこうと思います。
基本的に私は仕事が21~22時に終わるOL生活を日々繰り返しており、そこから1時間かけて自宅に帰ってから食事とお風呂、寝る時間はいつも深夜1時から2時……という生活を送っていました。
朝起きてから30分で準備、また会社に向かって、気付いたら夜……。土日は睡眠不足をただただ補うべく眠りにそそいで、プライベートの充実なんて一切考えられていなかったのです。けれど、体調を崩したことをきっかけに、自分の生活をちゃんと見直してみよう、正しい生活リズムを取り戻そう、と思うようになり、始めたのが朝活(早起き)でした。
仕事はできるだけ19時~20時には終わるように調節して、夜は23時から24時の間には寝る。睡眠時間を5~7時間確保することをルールに毎日過ごしました。
そこで、私が朝型生活を始めて感じた早起きのメリットをいくつか紹介します。
早起き習慣を身に着けるメリット
予定が前倒しで終わる
早起きを継続するために、最も大事なこととは「寝る時間を決めておく」ことが大切です。その時間内にやっておかなければいけない食事や入浴などを逆算して行うことによって、予定が前倒しに終わるようになります。もちろん仕事も同じ。残業をするのではなく、早出をすることによって、静かなオフィスで仕事ができるようになるため、作業の効率化にもなります。
満員電車で通勤する必要がなくなった
毎日の満員電車に嫌気を感じていたOL時代の私でしたが、早起き習慣を身に着け、いつもより2時間早い電車に乗り込んだ時に感じた快適さには驚いたものです。満員電車がなく、電車が多少遅延していても心に余裕がある。そして、人がごった返しているいつもの町がとても静か。
オフィスについてももちろん同様で、順番に入ってくる社員さんたちに、声をかけるのはとてもすがすがしい気持ちになりました。
お酒の飲みすぎがなくなった
仕事が忙しい時期は、帰りも必然的に遅くなるため、家で自炊をする余裕がない日々が続いていました。自宅か会社の近くで食事を済ませることが多く、人と一緒に食事をするときにはついストレスからか、お酒を飲みすぎてしまっていたのです。
お酒を飲みすぎて二日酔いになったり、次の日に倦怠感が残ったり……そういう“自ら作り出す不調”を作る機会がなくなったのも早起きのおかげです。
朝起きたときに、空腹感を感じるようになった
遅い時間の食事が続き、1日1食にしても、常にお腹が張っているような感覚が続いていた私。早起きをすることによって、食事の時間も早まったからでしょうか? なぜか次の朝には、ちゃんとお腹が空いている空腹感を得られることができるようになったのです。身体は正直なもの。自分の体質が早起きに向いているのだと、初めて実感をした瞬間でもありました。
規則正しい食生活で、便通が良くなった
お酒の量が減り、規則正しい食のリズムを取り戻したことによって、長年悩まされていたお通じがよくなったことも早起きのメリット。女性は特に、むくみやすく、そして便秘にもなりやすい生き物ですよね。私もそのうちのひとりだったのですが、早起きを機に便秘が解消され、体の重さを感じることも少なくなりました。
気持ちに余裕が生まれる
朝、目が覚めたら自然とお腹が空いて、お通じもバッチリ。会社に行く前の身支度にも時間の余裕をもてるし、おいしい朝食も楽しみのひとつに。満員電車や人込みに悩まされることもなく、遅延に焦る必要もない……。自分を不機嫌にする要素が格段に減ったことで、気持ちに余裕が生まれます。
早起きをして、朝日を浴びたら、新しい朝がきたことを実感できるようになりました。当たり前かもしれないけれど、いつもはただただ眩しいだけの朝の光が、とてもキラキラして見えるのです。身体の疲れはもちろんだけど、心の疲れが取れたことが、何よりも嬉しい早起きのメリット。
朝こそ、集中力が高まる時間
いやいや、そんな早くに仕事を終えられないよ……。とお考えのみなさん。
私も始める前はそう思っていました。
だけど朝と夜、どちらが作業効率化ができるかをぜひ比べてみてください。
いつも残業が当たり前だった私ですが、朝作業をすることで驚くほどに集中力が上がり、パフォーマンスが上がったことを実感しました。
「忙しい」方にこそ、朝型生活はオススメなのです。ぜひ、このようなメリットを参考に早起き習慣にトライしてみてください。