乳がんになる人の数は、日本人女性の11人に1人
普段忙しくて、なかなか病院に行く暇がないから……とつい健康診断を後回しにしてはいませんか?
けれど、私たちにとって一番大切なのが、お金より仕事より、何より健康なのです。特に女性特有の病気でもある「乳がん」は1996年に女性の悪性疾患の1位をとっている病気です。
乳がんの発生は20歳前後から認められ、30歳後半から40歳代にかけて急増しているといいます。けれどもちろん、それ以降の年齢になっても発症する恐れはあります。つまりだれでも20歳をすぎたら、乳がんにかかる可能性があるのです。
国立がん研究センターがん対策情報センター「がん情報サービス」の情報を見ると、日本人女性の※11人に1人が乳がんを発症しているというデータが掲載されています。他人事だと思うには、あまりにもな数字ではないでしょうか。
(※国立がん研究センターがん対策情報センター「がん情報サービス」2017年12月08日更新より)
「平日忙しくて病院に行けない」という方へ
「検診に行っておかないと……」とは思っていても、仕事、介護、育児など、平日に予定を組んで病院に行くことが難しい人も多いですよね。長い時間をかけて検査を行うことが嫌だと感じる方もいるはず。
そんな方に知っておいて欲しいのが、『J.M.S(ジャパン・マンモグラフィー・サンデー)』です。
全国の医療機関と認定NPO法人J.POSHが協力している取り組みで、毎年10月第3日曜日に乳がん検診マンモグラフィー検査を受診できる環境を作っています。
認定NPO法人J.POSH……乳がん検診の啓発活動としてピンクリボン運動を推進している認定NPO法人
2018年のマンモグラフィー・サンデーは10月21日の日曜日だそう。
10月21日であれば、J.M.S賛同期間にて、乳がん検診マンモグラフィー検査を受診することができます。HP内から、自分の住んでいる地域の医療機関を探すこともできます。
普段健康診断を後回しにしている方も、ぜひこのマンモグラフィー・サンデーを利用してみてはいかがでしょうか。
「乳がん」は早期発見・治療ができれば、90%以上の可能性で治ると言われている病気です。定期的な検診を受け、そして正しい知識を持って自分の健康に向き合っていきましょう。