ふと虚しさに襲われるのはどうして? 時々やってくる虚無感を撃退するには



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♯はぁ、虚しいなぁ……。

突然ですが皆さんは「虚しさ」を感じたことはありますか?
私は、あります。仕事は好きだし、友達もいるし、彼氏もいる。
だけどなんか……「私、一生このままなのかな。」とふいに満たされない気持ちにさいなまれます。贅沢な悩みなので誰かに共有することもなく、虚しいなぁと気持ちを噛み締めながら生活をするうちに、虚しさが消えて。消えたと思ったらまた虚しさがこみ上げる。

大なり小なりはあれど、もしかしたら多くの人が同じように心のどこかに虚しさを感じる瞬間があるのではないでしょうか。そこで今回は虚しさを感じる原因は何か、うまく乗り切るための解決策をいくつかご紹介いたします。

♯ 虚しさを感じる瞬間とは

虚しさを感じる原因は人それぞれですが、大きく分けると3つの要素が考えられるのではないでしょうか。以下3つの要因をご紹介いたします。

自分の小ささを知ったとき

「自分という存在は取るに足らない程度の小さいものなんだ。」
「私の人生、結局こんなものなのかもしれない。」

と、自分で自分の可能性になんらかしらの限界を感じたときに、虚しさを感じやすくなります。例えば、同僚が自分を差し置いて昇格したとか、周りが自分を置いて結婚・出産とライフステージを順調に進んでいっていると感じたとき。自分は一体なんのために生まれてきたのだろうという正解の見えない疑問・不安が無限に広がっていくのですよね。

しかも、誰かに「お前はなんの価値もない」と言われるよりも自分自身が「自分には何にも価値がない」と納得したときのほうがずっとダメージがあります。

将来の目標が見つからないとき

ただご飯を食べるために仕事をして、何でもない今日という一日を繰り返し繰り返し生きて、何十年も過ごしていかなくちゃならないのか。そういう感情にも見舞われたときも虚無感を感じやすくなります。これに至っては具体的な将来の目標が見つけられていないことが大きな原因となっているのではないでしょうか。

私の夫は独身時代に不意に虚しくなることがあったそう。「今日も仕事してから帰って、ほか弁買って飯食って……。この日常を何十年も過ごすのかぁーと思ったら一瞬にして虚しくなった。」自分が結婚する将来も想像できなかったし、将来何か具体的になりたいものもなかったから、20代にして人生の先が見えて愕然とした。と話していました。将来何になりたいかなどの目標が見えないと確かに虚しさを感じますよね。

それなりに人生が満たされているとき

私の場合がこれだったのですが、それなりに人生が満たされていると感じたときに虚しさを感じました。当時私は兼ねてから夢だった仕事に就くことができて、彼氏もいて、少ないながらも信頼できる友人がいて幸せでした。でも、それだけだった。

手に入れたいものを手に入れて幸せに満たされているときは、そこがすでに自分が掲げていた“ゴール”なんですよね。一旦定めたゴールに到達したから、ある意味夫と同じで次の目標がなかった。その次の目標を定めたいとも思っていなかった。でも、何かまだ足りないと感じるような気分でいました。

♯虚無感を解消するには?

さて、ではその虚しさを感じないように生きていくにはどうすれば良いのか。私は、虚しさに対するネガティブな感情をポジティブに捉えることにしました。虚しさを感じたときは、「今のステージよりワンランク上に上がるタイミングですよ。」という神様からのサインだと思うことにしています。

自分に限界を感じ虚しさを覚えたら、乗り越えるべき壁と向き合う。
このままの人生で将来を終えると思ったら、今より良い暮らしを目標にする。
定めたゴールをクリアして十分な多幸感を得たら、次のステップへ目を向ける。
人はクリアすべき課題をこなしているときが一番「生きている!」と実感できるのかもしれません。虚無感はその反対にあるもので、平穏な暮らしが生んだネガティブな感情だと思っています。

だからこそ、そこを打開して新たなステージを設けるために何かを始めてみることが大きな鍵となってくるのでしょう。その何かはあなたが思いつくもので構いません。ぜひ、虚しいなと感じたらその感情をプラスのエネルギーに変えるよう視点を変えてみてくださいね。