自覚がなくても、周りからの反応が変わる
頑張って資格を取得している時には、感じませんでしたが、仕事に「生かされているな」と思い始めたのは周りからの反応が変わり始めた頃からでしょうか。
全くの異業種資格の場合、勉強をしながら新しい知識をつけるため、取得したばかりの時は「新入社員」のような気分。
右も左も分からない状態にもかかわらず、資格のすごいところは、肩書きがつくことで「プロ」として認識されるという強みがあります。そこで学んだことは、自分がまだその道の自覚ができていない時から、「私は、こんな資格を持っています」と胸を張って第三者へアピールすることの大切さです。
質問をされてもまだすぐに答えられないけど、大丈夫かな?と自信がなくても、自ら肩書きを前にプッシュすることで次のチャンスへ繋がると思います。
名刺や自分のサイトに盛り込む大切さ
そして、他に私が実践したことは、プロフィールを作る際に「資格一覧」や「取得した経緯」などを盛り込むようにした、ということ。
上記の話にもありますが、取得後にディプロマが届いても、自分から「取得したアピール」をしなければ、ただの称号になって終わるのも事実。
直接出会った人に名刺で権威づけをするのも良いですし、私はオフィシャルブログを作成した際に、一目でどんな資格を持っているのか?を、わかりやすく写真とともに一覧をつけるなどの工夫を実施したのです。
それをきっかけに、「この資格目線でコメント出してください」というお問い合わせがあったり、美容記事に「○○アドバイザーの視点で〜……」と一文を添えることができるようになったりと、見えるようにすることが仕事に繋がっていると自負しています。
顔が見えないオンラインの仕事で強みを発揮
これはWEBで仕事をしている私の視点ではありますが、オフラインで人となりがわかる仕事に比べると、メールや言葉をメインとするオンラインの仕事では、“どんな人が発言していることなのか?”が不明確になりやすく、信ぴょう性が低い情報も多いと感じます。
そこに、資格名を添えることで、写真やライター名だけでは判断できない、執筆者の知識や勉強に対する姿勢が第三者にわかりやすく提示することができるため、エビデンスのある記事に仕上げることができるのではないでしょうか。
看板を掲げる良いきっかけ作りに
何か新しいことを始めよう!と思った時に、背中を後押しするのは「意気込み」でしょうか?それとも、周りの「声援」でしょうか?
企業に守られていないフリーランスの場合、世の視線は結構シビアなもの。
意気込みや誠意より、「一定の知識を持った人」という専門性を謳うことは、自分を守る盾になるのかもしれません。