夜になると、不安で動悸が止まらない…
学生時代は、もうこの年齢では結婚するものだと思っていた。
ところが蓋を開けてみると、みんなはすでに「妻」となり「母」となっている状態。
自分はというと、独身ロードまっしぐら。あえて一人を選んでいるわけではないからこそ、おひとり様の空間が悲しく思えて、夜になるたびに動悸がする人も多いのでは?
不安に感じても、その夜は一人で乗り越えるしかありません。今回は、おひとり様の寂しさ解消法をご紹介します。
雑誌を広げて理想の暮らしをイメージする
日中は働くだけで精一杯。
家に帰ってInstagramを開くと…そこには旦那自慢や子ども自慢がたくさん。いつも素直に
「いいね!」が押せるほど、心の余裕があるわけではないはずです。
急に心細くなったときは、まず深呼吸。それから好きな音楽でもかけて、お気に入りの雑誌を何冊か用意しましょう。最新号をわざわざ買う必要はなく、今までストックしていたもので十分です。
そして、理想のライフスタイル像についてイメージしましょう。ファッション雑誌やインテリア雑誌には、夢と希望が詰まっています。女子の「こうなれたらいいな」というオシャレな人生がいっぱい載っていますね。
雑誌をペラペラとめくりながら「こんなカップルになれたらいいな」「いつかは、オシャレな料理をつくれるようになりたい」と、想像するだけでも寂しさが軽減されます。
頼れる場所を増やす
おひとり様にとって、頼れる場所を増やしておくのはなによりも大事です。頼れる場所を増やす=友人を増やす、ではありません。あくまでも、いざというときに相談にのってもらえる場所をつくります。
たとえば、メンタルの調子が優れないときは心療内科に通うのも、立派な自己防衛です。日本では、まだまだ「心療内科」や「カウンセリング」という習慣が定着していませんが、外国では夫婦向けのカウンセリングも充実しているほど、一つの習慣として「カウンセリングを受ける」があります。
2~3か月に一度だけでも毒だしができる場所があるというのは、おひとり様にとって生きる支えになります。もちろん病院以外でも構いません。美容院やネイルサロンでお話を聞いてもらうだけでも、不安のかたまりが小さくなります。
夜からでも外にでて気分転換
何を隠そう私自身(筆者)も、おひとり様人生を歩んでいます。
人間は不思議なもので、日が暮れる16時頃になると、無性に悲しくなるときがあります。
一日ゆっくり休めていたはずなのに何もしていない自分に罪悪感を覚えてしまったり「私は独身で時間があるのに今日は何もできなかった」と泣きたくなったり……。
もし悲しい感情が湧き出てしまったときは、そのまま家には籠らず、外へ出ましょう。今の時期ならカフェでクリスマスソングを聴くだけでも、心のざわつきが解消されます。
外の新鮮な空気を吸い、店員さんと軽くコミュニケーションをとる。たったこれだけでも「よし、また明日からがんばろうか」と、エンジンをかけ直せるのです。
未来を心配するよりも、今を生きよう
未来を心配しても仕方がありません。
もちろん先々のことまで考え、先手を打っておくことは大事です。しかし、不安を抱えすぎても、何も行動できなくなります。
不安になっても、自分で乗り越える術を身につけましょう。明けない夜はない。不安で押しつぶされそうになっても、きっとしばらくじっと耐えていれば、暗い波は引いていきますから♡