最近は観光地でなくても外国人の方々を多く見かけるようになりました。ある程度日本語をしゃべれる方もいますが、日本語がさっぱり分からず、道に迷ってうろうろしている人もチラホラ見かけます。英語で道を聞かれたとき、どうすれば正確に道順を伝えることが出来るでしょうか?
英語が苦手な人でも簡単に使えるワンフレーズ英会話を日本ワーキング・ホリデー協会のKOTAROがレクチャー。こんなシーンに出くわした時は、ぜひ皆さんも実際に使ってみてくださいね!
道を聞かれたときの英語フレーズを覚えておこう!
「I want to go to ○○. Could you tell me the way to get there?」
(○○に行きたいです。行き道を教えてくれますか?)
突然このように声をかけられたら、相手が言っている行先は理解できても、そこまでの道順をうまく伝えられなくて苦労するパターンが多いと思います。しかし、これからお伝えする4つのポイントに気を付けるだけで、簡単に問題を解決することができるんです。
1)大まかな方向と距離を伝える
「50m先を右に曲がって……」など、あまりに細かく伝えようとすると、自分も相手も混乱してしまって逆効果。
まずは指をさしながら大体の方向と距離を伝えてあげましょう!
「That way.(あっちです)」「Over there.(あっち側です)」「Right there.(すぐそこです)」
「It takes about 5 minutes by walk.(ここから歩いて5分くらいです)」
「It’s quite far from here.(ここからちょっと遠いですよ)」
親切かもしれないけれど、細かすぎる挨拶は不要! わかりやすく伝わるように工夫してみましょう。
2)サインを活用しよう
駅の構内など、サインが多く設置されている場所なら、そのサインのことを教えてあげるのもアリです。
「Do you see that sign over there? Follow that sign.(あっちのサインが見えますか? あれに沿って行くといいですよ)」
3)知っておくべきはフレーズ多くない!
ある程度の情報を伝えた後に、具体的な道順を付け加えてあげると親切です。
「Go Straight / Turn right / Turn left.(まっすぐ / 右に曲がる / 左に曲がる)」
「Go along the street.(道に沿って進む)」「Go past ~(~を通り過ぎて)」
「You will see ~(~が見えます)」など。
目印があれば相手も安心してくれるハズです。
4)最後の手段は…
もし道順が分からなかったら、「I’m sorry. I’m not familiar with this area.(ごめんなさい、この辺に詳しくないんです)」と伝えましょう。
逆に目的地がすぐそこにあるなら「Follow me! (ついてきて!)」と伝えて連れて行ってあげるのもアリですね。もしかしたらそこで仲良くなれるかもしれません。
ぜひ、恐れずに交流をはかってみてください! 外国人の方と仲良くなると、きっとあなたの世界も広がるはず。道を聞かれたときには、ぜひこれらの英会話を活用してみてくださいね。