まだまだ寒い日が続いているだけに、いつでも体が縮こまってしまいがち。
ストレスの影響で体にも力が入ったままの状態になっていることもあるから、自宅へ帰った時には緩めてあげることが必要です。
そこで、おすすめなのがエッセンシャルオイルを使用した『手浴』です。
介護の現場などでも使われている、疲労回復やリラックス効果などが期待できる方法で、必要なものさえ揃えてしまえば、ズボラさんでも簡単!
リフレッシュも兼ねて、この機会にチャレンジしてみましょう。
手浴ってなに?
足湯などは実際に行ったことがある人が多いかもしれませんが、『手浴』というものがあります。
手浴とは、手首までを温かなお湯につけて手を温めることです。
今の時期は手浴の方が、くつ下やストッキング、タイツなどを脱ぐ手間がないので、より簡単で取り入れやすいでしょう。
どんな効果が期待できる?
実際に手浴にはどんな効果が期待できるのかというと、リラックス効果や疲労回復など、使用するハーブやエッセンシャルオイルによってさまざま。
今回は体を温める作用を期待できるエッセンシャルオイルを使用した、レシピをご紹介します。
準備するもの
●洗面器・・・1個
●エッセンシャルオイル
・ラベンダー 2滴
・ジュニパーベリー 1滴
※皮膚が弱い人は、少なめの量にするか、もしくはお湯を多く入れてください。低血圧の方、妊娠中、妊娠初期の方は使用しないでください。
●50度以上のお湯で、洗面器に手を入れた時に手首が浸かるくらいの量
●タオル・・・手を拭くことができる程度の大きさ
やり方
1)50度以上のお湯を、洗面器に注ぎ入れます。
2)洗面器にエッセンシャルオイルを入れます。
この時、もしも入れ過ぎてしまった場合には、お湯を増やしてください。
3)2〜3分ほど待ちます。
4)火傷をしないように気をつけながら、温度を確認し、手を入れても心地よく感じる温度であれば、そのまま手をお湯につけます。
必ず手首までお湯に浸かるように入れましょう。
可能であれば肘まで浸かると、より効果的です。
5.お湯が冷めてきたなと感じたら、手をお湯から出し、タオルで水気を取ったら終了です。
※冬場などでお湯がすぐに冷めてしまうような場合には、温かいお湯をプラスして温度調整しましょう。
肩こりやストレス対策にも!
手首を温めることで肩や首も温まるので、背中の筋肉の緊張もほぐれるため、肩こりの緩和にもぴったり。
またラベンダーには、リラックス効果が期待できますので「寝る前にお風呂に入るのが面倒だ」という時の代用としてもオススメです。
手浴は洋服を着たままできる方法なので、とても楽チン。
上手に活用して、ストレスケアに役立ててみてはいかがでしょうか?