経営者は定期的に占いへ行く!?
フリーランスを本格的に目指しはじめた頃から、占いがひとつの趣味になりました。占いには賛否両論ありますが、強く依存さえしなければ(自分自身を見失わなければ)、人生を生きていくうえで、重要なヒントを与えてくれるものです。
知り合いの占い師さんによると、ある企業の経営者さんには専属の占い師さんがついていらっしゃって、新規事業を立ち上げるときも、きちんと方角や氣の流れを確認してから、はじめるといいます。そう言った噂を聞いたことは、一度や二度ではありません。
バリバリ働く人たちの中には、定期的に占いへ通っている方もいらっしゃいます。なぜ、わざわざ占いへ通う必要があるのでしょうか?
自分が視えている未来と合っているか答え合わせをする
筆者の体験談になりますが、昔は“今の積み重ねの結果が未来につながっている”と考えていました。しかし、個人で働くようになってからは「数年後にはこうなりたい」「〇歳までには〇〇をしたい」という明確な目標がないと、生き残れないということを知りました。
それからは、未来から逆算をするように今を生き、頭の中に浮かんでいるヴィジョンが占いの結果と合っているのかを確認するのが、ひとつの習慣に。
相性のいい占い師さんと出会うと、もはや占いではなく心理カウンセリングを受けている感覚になります。誰にも言えない悩み、本当は打ち明けたいけれど言えなかったアイデアなど、すべてを見抜かれてしまうからです。
自分が視えている未来と占い師さんが鑑定してくれた結果がズレがなければ、軌道にのっていると判断しています。
答え合わせしたい内容を、事前に書き出してから鑑定を受ける
占いというより定期的なカウンセリングに行くつもりで通っていると、心の荷物が軽くなっていくのも分かります。その場で悩みを伝えるのではなく、どんなことを相談したいのかを占いに行く前に、一度書き出しておくといいでしょう。
今日は恋愛についてなのか、仕事についてなのか。ある程度、話す内容が決まっていないと、占い師さんもなにを占っていいのかが分からなくなってしまいます。
鑑定を受けた後は近くのカフェに寄り、もう一度、鑑定結果を復習します。カウンセリングと同じく、占い師さんと話している中で「そうだった」「そういうことなのかも」と気づかされるときがあるからです。
気づきやアイデアはそのまま放置せず、必ずどこかにメモをします。何度も何度も、鑑定を受けているうちに、自分がどう生きたいのか、どういう方向性で人生を進めたいのかも分かるように。
占いには依存しない。占い師さんは、アドバイザーのひとり。
占いを支えにするのと、依存するのとでは、まったく状況が違います。
たとえば占い師さんから「Aの選択肢の方がいいかもしれない」と言われても、自分の中で「Bしか考えられない」と思うなら、Bを選ぶのが依存しない占いの楽しみ方です。
占い師さんも占い結果も、あくまでもひとつの指針にすぎません。絶対にそうしなさい、というわけではないのです。
もし「こうしなさい……そうしないと」と脅すような占い師さんなら、残念ながら質の悪い鑑定を受けていることになります。
お客さんファーストの占い師さんは、自分の鑑定結果を押し付けたりはせず、最終的には自分自身で決めること、と促してくれます。
占いにハマりすぎて、自分自身を見失ってしまう人たちがいるのも事実です。あくまでも占い師さんはアドバイザーのひとりだということを忘れないでくださいね。
占い=答え合わせの時間
占いは、答え合わせの時間です。
頭の中で浮かんでいる未来のイメージのまま進んでもいいのかどうか、鑑定結果をひとつの基準にしながら考えていくのです。占い結果に、あえて逆らうことが正解の場合もあれば、結果通りになるときもあります。
仕事や恋愛…悩みややるべきことで頭がパンクしそうになったときは、占いにでも行って、気分転換しましょう! ただし、ハマりすぎにはご注意を♡