ため込みがちなストレスをどうにかしたい!
人間関係やプレッシャー、仕事などで日々増えていくストレス。
どうにか「なくしたい」とは思っていても、世の中はストレスの要因だらけ。一般的な生活をしている限り、ストレスを完全に無くすのは残念ながら難しいものです。ですが、工夫次第で上手く付き合っていくことはできる。抱え込みすぎて倒れる前に、日頃からストレスを感じたら対処することが大切なのです。
今回はストレスと上手に付き合うための方法についてまとめてみました。
食事メニューを見直す
「体が資本」と言葉があるほどなので、食生活は人生にとって重要なものです。イライラや不安を抱えているなら、一度食事メニューを見直してみましょう。もしかしたら、栄養素が足りていないのかもしれません。
バランスのいい食事を心がけたり、体に余分なものを取り入れないことで、ストレスが緩和されるならとても簡単だと思いませんか?
意外かもしれませんが、案外見落としがちな解決方法です。「ちょっと疲れているかも?」と感じたら、サラダやフルーツがたくさん摂取できるカフェに行ってみると気分転換をしながら、栄養もばっちりとることができますよ。
予定に振り回されない、大切な時間を選別する
大人になればなるほど、仕事で知り合う人の数や友人関係が広がっていきます。知人からお誘いの声がかかるとつい「断ったら傷つけてしまうかも」と、不安になって安請け合いをしてしまうことはないでしょうか? ですがそれがストレスの原因の1つになっているかも。
自分と相手の貴重な時間を使って会う人は、基本的に自分にとって居心地の良いと思える相手だけにしておきましょう。「この人とは話していて前向きになれるな」「この子とは一緒に会話するだけでたくさんの学びが得られるな」そうしたポジティブな気持ちを持てる相手との時間を積極的に作っていくことで、精神的に疲弊するだけの時間が大幅にカットされます。
自分の時間を大切にすること、お互いにとって居心地が良いと感じる相手との時間を大切にすることを基準にフリー時間を有効活用してみると良さそうです。
心の持ち方
ストレスを完全になくすことはできないため、自分自身でも、マイナスの心を解放するのではなく、プラスに持っていけるような心の持ち方が必要になります。
例えば、嫉妬や不安で押しつぶされそうなとき、人と自分を比べてしまうことがあります。これは誰しもがあるもの。なのでどんな人であっても、自分の中でコンプレックスとなる種を持っていたり、劣等感という感情を切り離して考えることは難しいはずです。
けれど「うらやましい」という感情を持ち続けているだけでは道は開けません。もしかしたら、自分が見ている誰かの先には、想像もつかないような苦難があるかもしれません。「隣の芝は青い」なんて言葉がありますが、本当にその通り。目に見えているものだけで、人は判断できないものです。
嫉妬という感情に気づいたときや、不安に追いやられそうなときは、感情の理由をひとつひとつ分析してみましょう。意外と、大したことのない小さな事象がたくさん集まっただけの集合体なだけかもしれません。
自分ノートを作る
仕事が終わった後や就寝前の空いた時間に、今日思ったことを10分間なんでも良いのでノートに書き出していきましょう。例えば、今日上手く行かなかったこと、電車内でイラっとしたこと、ふと嫌なことを思い出してしまったなど、心の中にあるモヤっとしていることを具体的に書き出します。
大切なのは毎日継続すること。1週間ごとに1時間という時間を使って書き出していくと、その間にストレスを抱えてしまうので、1日10分を続けて吐き出していく方が、心にとって優しいはず。毎日落ち込む必要もなく、心身のコンディションの乱れを早め早めに立て直すことができます。
ストレスをずっと抱え込まないで
軽度のストレスは、緊張感を生み、仕事や勉強を効率化させる効果があります。プレッシャーがあるおかげで勢いが増すこともありますが、問題なのはため込むこと。定期的に解放できるように何か方法を考えておく必要があります。
また、自分のストレス兆候を知って早めのケアをすることが、上手に付き合っていくポイントです。今回ご紹介した方法などで、ストレスと上手に付き合って、よい関係を保ちましょう。