太陽を連想させる、ヘルシーなオレンジアイシャドウを取り入れて
夏はいつもより活発になることもあって、いつものメイクにちょっとした変化をプラスしたい。そう感じる方も多いのではないでしょうか? 夏の太陽を取り入れたようなヘルシーなオレンジで、目元の透明感を際立たせて!
ベージュやブラウンのアイシャドウに慣れた人でも取り入れやすい、大人っぽオレンジの使い方を伝授。
日焼けした肌にも合うので、夏は焼けやすいという方も、安心してトライして! デイリー使いから、イベントまで幅広く対応できますよ♡
悪目立ちしない上品オレンジは大胆に取り入れて
使用したのはイヴ・サンローランの「クチュール クルール パレット」14番。ロージィ コントゥーリングというカラー。ピンクとオレンジが合わさったような上品なオレンジで作られたパレットは、細かい粒子が上品に発色。
いつもなら、ベージュをメインに入れていたアイホールにだって、堂々と使えます。
左下にある、目を引くオレンジ(★)をアイホールに入れたあとは、右下のブラウン(●)を二重の幅に合わせて入れることで目元がキュッと引き締まります。また中央の濃いブラウンは、マットなカラーなので、まぶたのカーブに合わせてラインを引くように入れてあげて。
仕上げに右上のゴールドをポンポン、とアイホールの中央部分に入れていきます。
オレンジをアイホールに広く使っても、その他に使ったブラウンシャドウが目元に綺麗な陰影を作ってくれるから、オレンジならではのキツさや悪目立ちを軽減してくれる。
使用することのなかった左上の一番大きいスペースにあるラメがかったベージュを下まぶたの涙袋部分に入れることで、白目が際立ち、透明感もアップ。まるで、自然にホリが深くなったかのような外人風アイに。
使用アイテム
イヴ・サンローラン
クチュール クルール パレット(アイシャドウ)
14 ロージィ コントゥーリング
チークは本来骨格を美しく見せるためのもの
チークには、目元のオレンジと相性の良い、オレンジベージュ系のものを使用していきます。ここで、覚えて欲しいことはチークとは本来「骨格を美しく見せるために作られたもの」だということです。
頰に血色感を足すために使われている方も多いとは思いますが、実は頬骨に沿って入れるのがベースなのです。よく「ニコッと笑った時に、頰が一番高くなるところに入れる」のがベストだと思っている方もいますが、それだと顔の肉づきによって入れる箇所が変わってしまいます。
例えば、顔のパーツが真ん中に集まっている人の場合、チークを真ん中に入れることでパーツがさらに求心顔が強調されてしまうことになるのです。
正解は、頬骨の上にポンポンと乗せていくこと。特にベージュ系のほっぺの真ん中に入れてしまうと、頬がコケたように見えてしまうので、必ず頬骨にのせるようにしてください。
頬骨の一番盛り上がっているところ(割と外側の位置)に入れていくことで、自分の本来持った骨格を活かした立体感を作ることができます。光が当たった時に、もっとも立体感のでるパーツを、さらに際立たせていく。これがチークの本来の目的なのです。
使用アイテム
イヴ・サンローラン
ブラッシュクチュール(チーク)
4 コライユ リヴゴーシュ(シマー)
唇はマットな質感で、大人っぽさを
最後の仕上げであるリップは、パウダリーマットなルージュ ドゥ アルマーニでシックな印象へ。落ち着いた赤みのあるブラウンリップは、一気に洗練された大人顔を作ってくれる。
目元はきらめきのあるオレンジでパッと視線が当たるから、唇はあえて引き算を楽しんで。
マットな質感が苦手だという方は、唇の真ん中部分にだけクリアなグロスを重ねると、立体感が増すからオススメ。
使用アイテム
ジョルジオ アルマーニ ビューティ
ルージュ ドゥ アルマーニ
200 DIVA
若々しい印象のオレンジも、ブラウンで引き締めることで一気に大人顔へ!
大人のヘルシー顔は落ち着いたオレンジとブラウンをうまく取り入れて。夏の日差しに負けないような、軽やかな華やかさを身につけましょう。
多少肌が日焼けしたって大丈夫。目元のオレンジとまぶたの下に入れた明るいオレンジが、肌を明るく見せてくれるから透明感を失いません。
日本人の肌にもよく合うオレンジだから、お仕事シーンでも安心! ぜひ参考にしてみてくださいね。
(モデル:石井里奈)