自己啓発書は、生きかたの教科書
「自己啓発書は本ではない」
以前、遠い知人が言い放ったひと言です。自己啓発書は賛否両論がありますが、決して悪者扱いされるような本ではないと筆者は考えています。
誰よりも努力を重ね、成功するためのノウハウが、読みやすい文章でまとめられています。
その通りに行動するだけでも確実に人生の風向きが変わりはじめるのです。今回は、人生を充実させる「自己啓発書」の読み方をご紹介します。
なにか一つでも行動に起こす
自己啓発書を最大限に活かすためには、まずなにか一つの項目でも実際に行動してみることが大切です。何回も自己啓発書を読んでいると「手紙を書く」という項目は何度もでてきます。その一文を見て「へぇ~そうなんだ」と終わらせるのではなく、本を読み終えた後に、すぐに便箋を買い、誰かに手紙を書くことが大切なのです。
もちろん、成功者が提案するノウハウの中には、自分には合わないやり方もありますから、その場合は無理をする必要はありません。ただ、なにか一つでも行動に起こすことが大切なのです。そうやって人生経験を積んでいるうちに自分にとっての「正解」も分かりはじめるようになるんです♩
ビビッときたメッセージはノートに写経をする
本を読んでいると「これは今の私に必要なメッセージだ」と心が躍る瞬間があります。まるで神様からプレゼントされたような一文。できれば「わぁ、感動する!」と思うだけではなく、ノートやメモ帳にその一文を書き写しましょう。
不思議なことに文章を書き写している間は雑念も消える感覚になります。まさに「写経」のように、文字を写すことだけに集中していられるのです。さらにまだ余力があるなら、書き写した文章を「音読」しましょう。実際に行動に移してみると分かりますが、これが意外と元気がでるんです。モチベーションも維持できますし、心の調子も整えられます。
読んだ後はワード(PC)もしくはノートで軽くアウトプットする
自己啓発書から知識を吸収するためには、読んだ後にワードもしくはノートで軽くアウトプットをしましょう。方法は、あくまでも自己流で構いませんが、簡単な要約を書き出してみる方法もあれば「〇文字以内で本を要約する」とルールを決めて進めている方もいらっしゃるようです。
初めて耳にした言葉もメモをし、すぐに辞書やインターネットで調べ、言葉の語彙力も同時に増やしていきます。限られた時間の中で、すべての本をアウトプットする時間をとるのはなかなか大変ですが、確実に自分自身の成長に繋がっています。
生きかた、働きかた、生きる姿勢を学べる自己啓発書
自己啓発書も他の本と同様に読み方を工夫することで、成長どころか「成功」へと繋がっていくでしょう。また、生きかた、働きかた、生きる姿勢を学べる本でもあります。
「へぇ、そっか」で終わらせるか、「実践してみよう」と次のアクションを起こすかで、これから先の未来も変わってくるのです。
梅雨に入り、雨が降る日も多くなってまいりました。雨の音を聞きながら、自己啓発書を読む時間をとってみませんか?きっと、その一冊が豊かな人生へと導いてくれますから♩