「オフィスの華」になるのか、「お局キャラ」に認定されるのか…
入社して10年近くなったアラサーOL。仕事にも余裕が生まれはじめ、ポジションが確立してくるなか、後輩や異性には自分がどう映っているのか? が気になるタイミングでもあります。
オフィスの華となり職場の中心で活躍するのか、それとも近寄りがたいお局さまキャラで定着してしまうのか……。実はここが分かれ道でもあるのです。
今回は、年齢を重ねても美しく憧れの存在として慕われる、オフィスの華になる女性の特徴を紹介。
仕事スキルが備わっていること
「オフィスの華」という言葉を聞いて、まずイメージされるのはどんな女性でしょうか。見た目の美しさだけではなく凛とした強さや聡明な女性をイメージしませんか? どれだけ見た目がキレイでも、仕事ができずに周りに迷惑をかけてばかりいると、同僚や先輩から疎まれてしまいます。
新人とは呼べない年齢になったのならば、しっかりと仕事でも戦力となれるようにスキルを備えておくことです。
「わからない」といえば助けの手が伸びてくる、間違ったことをすれば誰かが叱ってくれる、これには限りがあります。誰かに頼るのが当たり前になる前に、しっかりと仕事スキルを磨いておきましょう。
分け隔てなく接することができる
いつもニコニコしていて優しい女性は好感をもたれることが多いのはご存知でしょう。けれど、経験と年齢を重ねることで、なぜか「チヤホヤしてほしい」という願望が強くなってしまうワガママ女性は多いもの。周囲が気遣ってチヤホヤしてくれていることは、決して華ではありません。だれとでも分け隔てなく優しく接してくれる年上女性がいたら後輩は間違いなくありがたいと感じることでしょう。
いくら仕事ができても、周りに威圧感を与えている人は怯えられることさえあれど、好かれはしません。人と円滑なコミュニケーションを取れることは、人間性を表します。どれだけ能力が高くて仕事ができても、心の広さや人間性に欠けていては、それは未熟な証拠なのです。仕事に余裕を持つことができるようになったのなら、その分周囲にも優しく接しましょう。
謙虚に接することができる
年次が長くなると、職場にいる時間も長いことから、つい上司にもタメ口になったり職場の人相手に乱暴な言葉遣いを発揮してしまいがち。傲慢に見えたり非常識な人だと思われる行動は慎みましょう。
謙虚さを表すポイントは、たとえ後輩であっても、丁寧に接することです。仕事をバリバリできる女性は「強い」と勝手なイメージを持たれてしまうこともあるので、だれにでも丁寧な付き合い方ができる人なのだと品の良いイメージに変えていくことが大切です。
不機嫌を撒き散らかさず、笑顔でいる
忙しい職場に居ると、つい顔がこわばって険しい表情に。全体的な雰囲気も、ピリピリとしてしまいます。自分の気分によって態度や口調が変わるのはもってのほか。周囲に不機嫌を撒き散らかすのは公害以外のなんでもありません。その場に居るだけでパッと雰囲気が明るくなるような、笑顔で人を和ませましょう。
オフィスにその人がいるかいないかで雰囲気が全く違う。殺伐としやすい雰囲気を和ませられる人ほど、職場の人から好まれます。上司の気分ひとつでモチベーションも左右されてしまい新人さんがいる場ならなおさらです。
仕事面と人間性の両方を磨くこと
殺伐としやすいオフィスで「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえること。それがオフィスの華です。そのためには仕事面と人間性の両方を磨くことが大切。
フレッシュさも抜けて、ある程度安定性を求められはじめたアラサー世代。オフィスの華になるためには周囲への思いやりと感謝の気持ちが欠かせません。後輩や同僚、そして上司からも好かれるような立派な華OLになってくださいね。