マリッジブルーとは
マリッジブルーとは、結婚を控えた人が間近に迫った結婚生活に突然不安や憂鬱を覚える、精神的な症状の総称である。 和製英語。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B8%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC
約8割の花嫁がマリッジブルーを経験!男性のマリッジブルーも存在する!?
「ゼクシィ.net」が、花嫁362人に実施したアンケートによると、実に79%もの花嫁がマリッジブルーを経験したと回答。
意外なことに、結婚を決意した男性のうち48%もマリッジブルーに陥ったようです。しかしながら、男性のマリッジブルーのピークはプロポーズ前です。悩み抜いた末、覚悟をもってプロポーズしてくれているので、結婚が決まってからマリッジブルーになることが少ないのかもしれません。
マリッジブルーを感じる原因は?
それでは、花嫁を憂鬱にするマリッジブルーは何を原因とするのでしょうか。
よくある理由は、
・結婚式の準備でイライラが絶えない
・過去の男性と比べてしまう
・収入面などに不安があり、今後の生活が不安
・両家の価値観の違い、温度差
・彼のマザコンが発覚した
というものです。
交際をする時には判断材料にならなかったようなことが、結婚を目前に急に頭をよぎってしまうのかもしれません。
冷静に状況を整理してみましょう
もしもマリッジブルーを感じてしまったら、感情に身を任せてしまうのではなく、不安に思っている現状を見つめなおしてみましょう。
たとえば、結婚式の準備に伴ってケンカになるというカップルは本当に多いのですが、結婚式が終わったとたん「あのイライラは何だったのだろう」と不思議とストレスが消えてしまうケースがほとんどなのです。結婚式は決定事項や準備を重ねなくてはならずストレスがたまるものですが、一時のものである可能性も考慮してくださいね。
また、結婚直前になり過去の男性と比較してしまうという意見も聞きます。
もしも、彼と他の男性を比較してしまうのなら、考え方の視点を変えることをお勧めします。一時の時間や思い出を共有しただけの人物と、これからの将来(生活費や医療費、家庭)に責任をとってくれる覚悟のある人物は、同じ土俵で比べるべきではないはず。
日本経済の低迷や社会情勢の変化により、男性の収入面に不安を感じるケースは増加傾向にあります。このことからも、収入等の条件は、今後良くも悪くも変化するものと言えますよね。その一方で、人間性はなかなか変えられない財産です。
迷ったときは、彼の人間性に目を向けて判断すると良いかもしれません。
主体はあくまでも二人です
結婚が決まると、お相手のご両親・親族を意識する機会が増えます。そこであまりにギャップを感じる場合や、嫁姑問題を予兆する場合、急に不安がよぎるかもしれません。
たしかに昔は、両家の釣り合いがとれないことや、両親の賛同が得られないことは、婚約不成立の理由の一つでした。同様に、同居の可能性も高かったため、嫁姑問題も重大な離婚事由であったともいえます。
しかしながら、核家族が主流となった現代では、家族同士の繋がり以上に、二人で新しい家庭を作っていくんだという心構えの方が大切と言えるでしょう。
また、彼のマザコンが発覚というケースが非常に多いのは、程度の差はあれ、男性のほとんどがマザコンであることから当然と言えば当然です。重要なのは、「いざという時には、あなたを尊重してくれるか」ということではないでしょうか。マザコン男性には愛妻家が多いというデータもあります。まるで飼い主が変わったかのように、妻に従順になる可能性も秘めていると考えることが出来れば、マザコンもマイナス面ばかりではないはずです。
とはいえ、本当に踏みとどまった方がいい場合も……
もちろん、感情に左右されて不安になっているのではなく、本当に考え直した方が良い場合も存在します。
それは、借金や暴力癖等、不信につながるような隠し事や嘘が発覚した場合等かもしれませんし、どうしても自分の気持ちが前向きになれない場合かもしれません。
信頼できる第三者に意見を求めたり、本音で彼と話し合ってみても解決ができなければ、彼とは結婚のご縁がないのかもしれません。
マリッジブルーの時期も大切にしましょう
梅雨のようにブルーな日々の先には、すっきり晴れ渡る虹色の未来が待っているかもしれません。
貴方だけでなく多くの花嫁が、何らかのマリッジブルーを経験しているのだと考えることができれば、少し安心しませんか?
最近では、「プレ花嫁会」という、結婚前の花嫁のためのコミュニティも沢山あるそうですので、参加してみるのも良いかもしれません。
迷える時間も今しかない貴重なひと時と考え、自分らしいマリッジブルーの過ごし方をみつけられれば、きっと、幸せ上手な花嫁になれるでしょう。