メンターとの出会いが、人生を大きく左右する
メンターとは、仕事上の指導者、助言者、師匠のこと。多くの人生経験を積んでいる先輩たちに師事することで、今までとはまた違った世界に入れるのです。
ただし選ぶメンターを間違えると大変なことに。自分らしさを誰よりも理解してくれて一緒に動いてくれる。素敵なメンターと出会えるように、改めて選び方を復習しておきましょう。
仕事に対する姿勢や毎日の生きる姿勢…すべてが見本になる人
メンターとは仕事上の指導者と解釈されるケースが多いようですが、人生のメンターは仕事に対する姿勢だけではなく、人生そのものが「見本帖」になる人のことをさしていると、筆者は考えます。
毎日、メールをやりとりしているだけで言葉の使いかたを学べる。自分の空間を大切にしながら、どうすれば周りの人とのお付き合いを大切にするか。メンターが発信するSNSもすべてが勉強になるくらい、端から端までお見本になります。
自分がメンターと同じ年齢に達しているときに果たして彼ら以上の人物になれているのか、そう自分に対して質問し続けることで成長するのです。メンターの姿を見て気づいたことは、ちゃんと記録すること。勉強が「義務」ではなく「趣味」に近い感覚になりはじめると、確実に世界は大きく変わりはじます。
知性・品性溢れるメンターと出会うと人生が大きく変わる
知性や品性が溢れるメンターは決して自分の話はしません。
ほんとうは誰よりも活躍し、一流の世界に身を置いているのに一切自慢しないのです。わざわざ自慢する必要がないのは放っておいても、周りが勝手に気づいてくれるから。
知性や品性が溢れる人たちは、話し言葉も丁寧です。人生経験も豊富。知識も深い。同じような文章を書いていても、その空間に含まれる空気が他の人とは圧倒的に違います。
自分の人生を豊かにしてくれるメンターと出会うと、毎日があっという間。そして、日々彼らに鍛えてもらうことで、目指すべき世界もはっきりと分かるようになります。
過去の自慢話、自分の話しかしない人はメンターではない
この世界には上には上がたくさんいます。
上を見ていたらきりがないほどです。つまり、どれだけ成功したとしても決して自分は一番ではないということ。
しかし、やたらとメンターになりたがる人の中には「私流」「俺流」を押し付ける人たちもたくさんいます。誰も話を聞きたいなんて言っていないのに「ビジネスとは」と語りはじめるのです。
なかには「私は感性が豊か」「精神世界だって分かっているのよ」とアピールする人もいます。一流のメンターと比較したときに、一番の大きな違いは自慢をするかどうか。自分の話ばかりするかどうかです。
ほんとうの成功者たちは、ひょっとすると自慢話というより相手の話に耳を傾け、何かヒントになる情報を探しているのかも……。
「なりたい私」を一緒に見つけてくれるメンターと出会うこと
一回きりの人生をどう生きたいか。その答えをひとりだけで見つけるのは少し難しいかもしれません。けれど、自分の世界観を理解してくれるメンターたちが側にいれば話は別。彼らと出会えば、人生は大きく変わりはじめます。
そのうち「私はこの役割を果たすために生まれてきた(今の仕事をしている)」と分かる日がきます。あくまでも、人生のステージを上げてくれるメンターを選ぶこと。自慢話しかしない偽メンターには引っかからないように気をつけましょう♩