自分じゃどうすることもできない。解決できない悩みとの向き合い方



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どうにもならない悩みもある

太っていることが悩み……というような原因が悩みであれば、食生活を直して運動すればいくらかは改善できるものの、身長や足の長さなど、どうしたって解決できない悩みもあります。そんな、どうにもならない悩みは、改善しようもなく、解決法が見つかるわけでもありません。そして悩めば悩むほど行動することができない……なんて負のスパイラルを生みがちに。

他人の性格や、振る舞いやコントロール、給与や昇給、学歴や夫婦関係など、みなさんそれぞれに解決法がわからない「悩み」を持っているはずです。そんな、どうしようもない悩みとは一体どう向き合っていくべきなのでしょうか? 負のスパイラルを断ち切る、悩みとの向き合い方について紹介します。

負のスパイラルを断ち切る「解決できない悩み」との向き合い方

まずは「悩み」自覚すること

自分自身でコントロールできないような悩みに当たってしまったら、まずは自分が悩みを抱えていることを自覚するのがもっとも大切です。単純なように見えますが、自覚があることによってマイナスに捉えがちな心にストップをかけたり、自分自身の感情をコントロールできるようになるからです。
たくさんの悩みの中にいると「全部イヤだ」というように明確な物事がわからないままに逃げ出したくなってしまい、自信を失ってしまいます。そのため、まずは自分が悩んでいる要因が一体何なのか、自分の気持ちを棚卸ししてみることです。悩みの根底にある原因がはっきりすれば、改善策を考えることもできるようになります。

「悩まない」覚悟を決める

人はつい、悩みを抱えると自分の心にブレーキをかけてしまいます。悩みがあることによって、自分の行動に制限をかけてしまうのなら、ある一定の期間を決めて、そのことについては「考えない」「悩まない」と覚悟を決めるのも大切です。自分だけじゃどうしようもない悩みだからこそ、他で動きが出るまで待つ。このように、全ての悩みを自分だけで受け止めず、あえて向き合わない強さを持っておくと良いでしょう。

悩みを他人のせいにしたり、人と比べないこと

ここで注意するべきなのは、悩みをすべて他人のせいにしないということです。一定期間寝かせておくことはするけれど、これは決して全てを人のせいにして逃げて良いというわけではありません。悩みの原因を全て人のせいにしていれば、プライドが傷つくこともありませんが、大切なのは自分にできることを考えて行動すること。どうしようもない悩みに当たった時こそ、自分の成長につなげていきましょう。

結果に苦しまない

自分では最善の選択をしたと思っていても、結果的にどうなるかわからない……ということは多々あります。そして、どうなるかわからない結果についてさらに悩んだり、気に病んでもそれこそ解決策は見つかりません。結果に苦しむのではなく、結果が出るまでの過程に集中して、物事と向き合う力をつけていきましょう。

他人が生んだ悩みにとらわれない

噂話や嫌がらせなど、他人が起こしたことによって起きた悩みについては、改善策がないと思いこんでいるだけの可能性もあります。その場合は、ずっと抱えていても時間と心を浪費するだけ。こういった悩みのケースを持った場合には、他人のことに振り回されない心を持つのが懸命。我慢ができないようであれば、環境を変えるしかない。パートナーの態度などが原因である場合は、どれだけ悲しくてもお別れをする。こうして、自分の中で割り切っていく他ないのです。

「どうしようもない」からこそ向き合い方に注力して

「自分ではどうしようもない」
だからこそ悩むし、自分ではどうしようもないことを理解もしている。そんな状況が長く続くと私たちの悩みはいつか疲れに変化していきます。けれど、心が消耗していると、毎日おこることを前向きに捉えることができなくなってしまいますよね。
だからこそ、解決策がない悩みに当たってしまった場合は、悩みとの向き合い方や、あえて意識的に向き合わないことを覚えておきましょう。