社会人になると「仕事もプラベートも充実させたい」と、ワークライフバランスの大事さを痛感することも多いはずです。けれど、仕事とプライベートをうまく両立させる、というのは案外難しいもの。特に女性は“感情の生き物”と表現をされることもありますが、集中している仕事ややりがいのある業務などに当たっている場合は、つい真面目にがんばろうとプライベートの時間の合間にも仕事のことを考えがち。同時にふたつのことを考えられる、という器用さがつい「休めない」脳になっていることもあります。
お家に帰っても仕事のことばかり考えていませんか?
そんな頑張っている女性にこそ、オン・オフの切り替えは欠かせません。今回は、意識して仕事モードのオン・オフを切り替えるコツをご紹介します。
仕事をするスイッチをオンにする時
目標を立てる
仕事の目標を立てることは、仕事のスイッチをオンに切り替える時に役立ちます。目標といっても大きなものではなく、日々小さな目標を立てて達成していくのがおすすめです。朝起きた時や出社時にその日の目標を立てることを毎日の習慣にすることで、モチベーションアップに繋がります。
仕事を始める前の、行動を習慣化することによって仕事モードに頭を切り替えられるように。
デスクの上は綺麗にする
仕事に追われて、机が資料でごちゃごちゃしている人は、まずは整理整頓からはじめましょう。視界にさまざまな案件の資料が広がっていると、「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と焦ってしまい、注意力が散漫になりがちです。
人間は机の上に物がたくさんあればあるほど、エネルギーを消費してしまいます。仕事モードに入ったときの自分のエネルギーを仕事に向ける為にも定期的に机の上とデスクトップを片付ける習慣をつけましょう。
タイマーを使って時間を区切る
やなきゃいけない業務が多いときは、タイマーをセットして時間を区切ってみましょう。適度な緊張感を持って集中して作業できるのでダラダラせず進めることができます。時間設定は無理のないように自分にとってちょうどいい時間を。
もちろん休憩時間も、どれくらいとるかもあらかじめ決めておきましょう。
仕事を終えオフに切り替える時
仕事を家に持ち帰らない
仕事を自宅に持ち帰ってしまうと、プライベートの時間とのメリハリがつかず、心身を休ませることができなくなってしまいます。仕事はオフィスにいるうちに終わらせて、会社を出たらプライベートの時間へと切り替えることが大切です。
また、スマホやインターネット環境が充実していることで、いつでもどこでもオフィスメールをチェックできる状態になりました。けれど、仕事モードから抜け出せないと、リラックスできないだけでなく、逆に仕事の時間も身が入らず効率が悪くなってしまうことも。
「何時以降はメールはチェックしない」と決めて、プライベートを優先しましょう。お休みの日も1日に一度だけ時間を決めてチェックするというようにルールを決めましょう。本来であれば、業務時間外の連絡は、返さなくても問題になりません。
時間がある夜は、どこかに寄り道してみる
お仕事が終わったら真っ先にお家に帰るのも良いですが、気持ちを切り替えるためにカフェやお店に立ち寄ってみるのもオススメ。
カフェに立ち寄ってみたり、ウィンドウショッピングを楽しんだりなど、ほんの少しの時間でも気分転換として使いましょう。環境が変わることで好奇心が刺激され、充実度を感じらるようになります。
帰宅するころには、仕事での張りつめていた気持ちもすっかり落ち着き、「仕事だけの平日」という感覚がなくなっているはずです。
寝る前は1日をリセットする時間をつくる
寝る前のリラックスタイム中は、テレビやスマホチェックをやめて、静かな時間を作りましょう。おすすめなのが日記をつけること。細かく文章にして書かなくても、箇条書きやメモ程度で構いません。
特に仕事でミスをした日などは、どうしても気持ちが沈んでしまい、なかなか切り替えることができないので、ノートなどに書き出すのが効果的です。気持ちを文字として吐き出すことで、ストレス解消になるだけでなく、自分の気持ちを可視化することができるので改善も見つかりやすくなります。
メリハリをつけて仕事もプライベートも楽しんで
オン・オフを切り替えることは仕事、勉強、プライベートなど日々の生活のすべてにおいて大切なことです。私たちの生活には色んな場面や状況が入り混じっているからこそ、メリハリをつけることです。
オン・オフの切り替えは、意外と難しいものです。朝起きた時にも疲れが残っているのは、睡眠が短く脳が休めていないことが原因にあるかもしれません。今回紹介した以外にも、自分だけの切り替えの方法を上手に見つけてみて。