デートができなくても進展したい! 会えなくても好意や魅力を伝える方法は



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「外出自粛が続いて気になっている彼に会えない」
「彼に好きになってほしいけど、どうやってアピールすれば良いんだろう…」

自粛中の今は、なかなか好きな人とデートや食事に出かけることができず、恋愛に発展がないと落ち込んでいる方もいるかもしれません。けれど、そんなときだからこそ、ツールをうまく使ってあなたの魅力を伝える大きなチャンス。会えないからといって恋愛が発展しないとは限らないのです。むしろ恋愛上手は、会えない時間にも上手に心の距離を近づけているもの。

そこで今回は心理学を用いて、遠隔でもあなたの魅力を伝える方法をレクチャーします。

伝え方を少し変えるだけ好意を与える

相手にさりげなく好意を伝えるためにはどうすればいいのでしょうか?
男性は、女性から好意を寄せられるとそれだけで気分が高まって、相手のことを気にかけてしまうものです。ですが女性は、大事な場面になると男性からのアクションを求めてしまう人が多いですよね。好意を寄せているのは自分でも「私から告白はしたくない」という気持ちを持っている人も多いはずです。そこで、効果的なのが、さりげなく好意を伝えることです。

けれど、この“さりげない好意の伝え方”が自粛中は難しく感じてしまいます。普段ならデートに誘って、会う頻度を増やしたり、デート中に女性らしさを伝える、料理を作ってあげるなど様々な手段がありますが、自粛で好きな人とも会えない今は、自分の魅力を伝えるのが難しいと感じるはずです。

ではどうするのが効果的なのでしょうか?
それはずばり、伝え方を変えることです。中でも大切なのは「褒めてあげる」こと。 ただ“褒める”といえど、男性に刺さる褒め方と女性に刺さる褒め方は違っています。

男女で違う、理想の褒め方・褒められ方

女性に刺さる“褒め”は、「いつも頑張ってるね」「あの時の機転が良かったから成功したんだね」というような、プロセスや過程です。
女性は基本的に拡大思考なので、今の成果や結果だけでなく、そこに至るまでの過程を褒められることで、より好感触だと捉えます。

一方男性は、女性とは少し違っています。男性は結果が全ての生き物。結果を出した自分を褒めてほしい。そして、プライドを満たしてほしいという願望を持っています。
「営業の成績でトップを取ったんだって? すごいじゃん!」というように、彼の具体的な能力を褒めた方が男性には効果的です。

いつもやりとりしているLINEでも、さりげなく男性心をくすぐる褒め方ができれば、彼に好印象を与えることができます。そのためには「結果や能力を褒める」ことを忘れないようにご注意を。

また、LINEでのやりとりには注意点もあります。
男性は、女性の下品さを嫌う傾向にあります。対面で盛り上がっているときには、見過ごすことも多いですが、文章になるとより乱暴な言葉や下品な言い回しは気になってしまうもの。友人になりたいのなら問題はないですが、恋愛対象として自分を見て欲しいのなら、「めんどい」「キモい」などの乱暴な言葉や下品な会話は避けてくださいね。

自分の秘密を打ち明けるとより親密になる

気になる異性と、もっと親密になりたいときには「自己開示」が効果的です。

自己開示とは、 自分に関するプライベートな情報を意図的に伝える言語行動です。簡単にいうと、自分のプライベートや秘密を打ち明けるということ。なぜ自己開示すると親密になれるのか……それは自己開示が“好意”だと相手に判断されるからです。また、好意には好意で返したくなる人間の心理(返報性の原理)がはたらくため、お互いに自己開示を行うことで好意が深まるのです。

友人などに相談した際に、相手から「わかる! いや、実は俺も(私も)さ…」というようにお互いが悩みを打ち明けることによって、相手を信頼できる人と認識していることってありますよね。

返報性の原理とは、まさにそのことです。
アルトマンとテイラーが提唱した「社会的浸透理論」では、“2人の関係が親密になっていく過程が自己開示を通してなされるとされて、親密になればなるほど自己開示の種類や深さも増大する”といいます。自己開示は2人の関係性を深めることだと認められていることになります。

「あなただけに言うね」「他の人には言わないで欲しい」でより効果が

さらに効果的に自己開示を行いのなら、こんなテクニックも取り入れると良いでしょう。
大切な話を打ち明けるときに、はじめに「あなただけに言うんだけど…」「他の人には言わないで欲しいんだけど…」と付け足すことです。

他の人には言いづらいこと、手にいれにくいものを提供してくれたと捉えることによって、好意の返報性がより高まります。彼に「自分は○○にとって特別なんだ」と思わせることができます。

1つでも、お互いが好きな深い趣味を持つ

恋愛関係にまで発展するには「共通の趣味」や「考えや価値観が近い」などの似ている点があることが重要です。

趣味が全く合わなくて、ケンカをする・別れた経験は皆さんにもあるはず。趣味が共通だと「心理的負担」が軽減し、大きな「心理的報酬」を得られます。しかし、共通の趣味が多ければ親密になれるか? というと、そうでもありません。

アメリカの学生たちに趣味や嗜好に関するアンケートを使った実験では、類似する項目が少なくても類似度が高ければ相手に好意を持つということがわかっています。つまり、“共通の趣味の多さ”ではなく、共通する趣味が1つでも、深ければいいのです。

「映画と音楽の趣味が合う」というのも効果的ですが、映画の中でも「こんなジャンルが好き」や、音楽でも「このバンドが好き」というように、深い趣味が合致するものが1つでもあると、より相手と親密になることができます。共通点の多さを探すより、深い共通をひとつでも良いから探す。このようにして、相手との距離を近づけると良いでしょう。

離れていても「会話」や「LINE」はできるから

いかがでしたか?
なかなか会えない今だからこそ、彼にあなたの魅力を伝えるチャンスかもしれません。たとえ会えなくても、連絡をとることができます。

・伝え方を変えて相手を褒める」
・自分の秘密を打ち明ける」
・お互いに共通する深い趣味を見つける

これらをぜひ試してみてくださいね。会えない時間にこそ、恋愛が進展するチャンスが転がっています。