1.じっくり学ぶもの、隙間時間で学べるものに振り分ける
勉強というと机に向かって…というイメージがあるかもしれませんが何もそれだけが勉強ではありません。それに、机に向かって勉強する時間を確保しようとするだけでハードルが高い…と挫折してしまう方も多いのでは?
そこで試して頂いたのが「座ってじっくり取り組まなければいけないもの、これは隙間時間でもできるもの」と勉強する内容を振り分けること。
筆者の場合は過去問をお手製の単語帳にし、暇さえあれば単語帳を見て問題を解いていました。これは隙間時間でできるもの。
対して、じっくり勉強するものは過去問で何度もつまづく問題の理解を深めるために使いました。何故間違ったのかの原因を探ったり理解を深めたりするためには、ある程度時間が必要です。ですから、これは隙間時間ではなく、落ち着いて勉強できる時間にやることに振り分けました。
勉強する時間が取れない…と諦める前にぜひこの方法を試してみることをオススメします。
2.勉強する時間を毎日のルーティーンに組み込む
ただでさえも仕事で疲れている毎日、その中で筆者がどのようにして勉強時間を確保していたかというと、強制的に予定に組み込んで実践することでした。
勉強を始めた当初は「時間ができたら勉強しよう」と考えていましたが、そういう心持ちでは当たり前ですが勉強する時間は後回しになってしまう一方。そして勉強をしない自分にも嫌気がさして悪循環に陥ってしまいました。
そこで「平日の始業前の1時間はカフェに、退勤後は2時間程度カフェで勉強をする!」と自分と約束をして、この時間は何が何でも勉強する時間に充てていました。
人は弱い生き物です。
ですから、この期間は少し厳しい目標を自分に課すという事も必要かもしれません。
こうやって自分と決めごとをして達成することで「やればできるじゃん!」と自分に自信がついてくるはずです。
それに、辛い、しんどい、休みたい…という気持ちと戦いながら踏ん張った経験はこれからのあなたの人生の糧になるのではないでしょうか。実際、私もあの時の経験が今の自分を支えているといっても過言ではありません。
3.今の現状だけを見ない。資格取得後の未来を見る
正直なところ、フルタイムで働きながらの資格取得は本当にきつかった…というのが本音です。
カフェで勉強をしていても楽しそうに過ごす人を横目で見ては「私も遊びたい…」と思ったり、何も気にせずダラダラしたい!と思ったりすることは数知れず。
そんな時、私が意識していたのは“資格取得後の自分”をイメージすること。
資格取得をする目的は合格することではなく、その資格を取得した先にあるはずです。例えば私だったら「薬膳の資格を取得して地元に薬膳を広めたい、フリーランスとして活動したい」という目標。この目標を思い出すと今はつらいけれど、未来の自分のために頑張っているんだと思えて折れそうな心を支えるモチベーションになっていました。
筆者の経験からすると、やみくもになんとなくで資格取得をしようとすると長続きしないことが多かったように思います。そこに共通していたのは明確な目標がなかったこと。
折れそうな心を支えるモチベーションのためにも「何のために資格をとるのか」を明確にすることを強くオススメします。
勉強と仕事の両立は自己規律を身に着けることができる
限られた時間と体力の中でやるべきこと、そしてやりたいことを両立させるというのは決して容易なことではありません。
だからこそ、資格取得と仕事の両立は自己規律を身に着けることにもつながると筆者自身の経験から思います。
もし頑張ることに疲れてしまったら一休みしながら、「この期間が自分をさらに輝かせてくれる」そう自分を励ましながら目標に向かって勉強に取り組んでみてくださいね。応援しています!