秋は乾燥の季節だから潤いチャージのお豆腐がマスト
お肌も喉もなんか渇いた感じ…この季節、乾燥が気になりませんか?実は薬膳の世界では秋は乾燥の季節といわれています。
なぜかというと、夏にたくさん汗をかいたために体に必要な水分が少なくなっているから。この季節は夏に失われた水分をチャージしておかないと、風邪をひいたり肌が乾燥したり、喉の調子が良くなかったりと乾燥が原因の不調を招く原因にも。
と、いうことで秋は潤いチャージがテーマ!足りていないから補うというとてもシンプルな理論ですね。とはいえ、乾燥をしているから水分をたくさん摂ればいいかというとそうではなく“潤し効果の高い食材で潤いチャージをする”というのがキーワード。水分だけで潤いを補おうとすると水分過剰により冷えや体の重だるさにつながることもありますので、潤いのある食材で体の内側から潤していきましょう。
今からご紹介する潤いチャージレシピは、みなさんのご自宅にある食材のみで作るので思い立ったらすぐ作れます。疲れて帰ってきたお夕飯にもピッタリ!ぜひお試しください。
焼くまで5分!失敗なしのカンタン薬膳♡お豆腐ツナのオーブン焼き
【材料(1人分)】
・お豆腐 200g
・玉ねぎ 1/2個
・ツナ缶 1/2缶
・チーズ お好きな分
・パン粉 お好きな分
・ドライパセリ 適量
・マヨネーズ お好みで
【作り方】
①お豆腐をしっかり水切りします。
※しっかり水切りをしないとオーブンに入れた時に水っぽくなってしまいます。
キッチンペーパーでお豆腐をくるんでレンジで1分~2分程チンすると手早く水切りができます。
②玉ねぎをうすく切ってオリーブオイルでしんなりするまで炒めます。
③耐熱皿にお豆腐を崩しながらのせ、オリーブオイルで炒めた玉ねぎ、ツナ、チーズ、マヨネーズ、パン粉の順にのせこんがり焼き目がつくまでオーブンで焼きます。ドライパセリをトッピングしたら完成です!
食材の組み合わせがキーとなる!レシピの薬膳ポイント3つ
薬膳は食材同士の組み合わせがキーごなります。今回のポイントはこの3つです。
1.お豆腐、チーズ、オリーブオイルの3つでしっかり潤いをチャージ。お豆腐とオリーブオイルは潤いを生み出す働きがあります。チーズは、潤いを与えるほか、皮膚と関わりのある肺という臓腑の働きを高めてくれるのでお肌や髪の乾燥が気になる方に特におススメしたい食材です。1つだけではなく、潤い効果のある食材を組み合わせることでより潤いアップが狙えます。
2.まぐろが原料であるツナ缶は旨味を出すだけではなく、お肌や髪をキレイに育んだり気持ちを安定させる血(けつ)という物質を補い、エネルギーチャージをしてくれます。エネルギーが足りないと潤いを生み出す力も弱くなるのでプラスしました。
3.玉ねぎは温めながら巡りを良くする食材ですから冷え込んでくるこれからの季節にぴったり。トッピングしたパセリ同様、ストレスケアにも役立つ食材です。
背伸びしない薬膳ごはんを食卓に
薬膳と聞くと聞き慣れない食材を使ったり、苦くてまずいもの…そんなイメージがあるかもしれません。でも実は、今回ご紹介したレシピのようにスーパーで買える食材のみで作ることができるんです。
乾燥ケアもできてダイエットや美容にもいい!そんなレシピですからぜひ秋の定番メニューの1つに加えてみてくださいね。