声はあなたを印象付ける大切な要素
自分の話し方や声のトーンが、周囲の人にどんな印象を与えているか、意識したことがありますか?
対面して話しているときと、電話口での声では印象が全く違って感じるように「話し方」や「声」はとっても大事なものです。 印象というものは、自分自身で決めることはできなくて、周囲からつけられるもの。今回は、柔らかい女性像をつくる「好感の高い声の作り方」と話し方について紹介していきます。ビジネスシーンではもちろん、プライベートでもきっと役立つハズ。
「ソ」のトーンで話す
接客業で使われる「笑声」を意識してみて
ただただ高い声だけが印象が良いわけではありません。 むしろ高すぎる声は「聞き苦しい」「キツい」とマイナス印象がつくこともあります。
無理に高音を出すのではなく、自分で出すドレミファソラシドの「ソ」のトーンを意識すると、自然な心地の良い声がつくれます。アパレル定員さんが話しかけてきてくれる時のような声のトーンを意識してみてください。
そして「笑声」を意識してみましょう。 「笑声」は同じく、接客業ではよく使う言葉で、相手方が印象よく、笑顔になるような心地の良い声のことを表します。 声しか聞けなくても「この人はにこやかに話しているんだろうな」と想像させることが大切です。 決して笑いながら話す、といった意味ではないのでご注意を。
いつもよりゆっくり話す
丁寧な言葉選び
会話が盛り上がっているときに、話題がたくさんありすぎて、つい早口になってしまうことがありませんか?
お互いに盛り上がっているときはそれでも問題ありませんが、重要度の高い会話をするときや、人に癒しを与えたいというときには、いつもより少しゆっくりと言葉を選んでみてみましょう。 ゆっくり話すことによって、ひとつひとつの言葉を大切にしている印象がつきます。ビジネスシーンでも、説得力を感じることが多くなるはずです。 焦らず、ゆっくり、丁寧に言葉を伝えていきましょう。
語尾を伸ばさない
品よく、感じよく
語尾を伸ばすことが癖になっている女性も多いですよね。
けれど、語尾の「~」を多用しすぎると「面倒くさい」「ぶりっこ」「頼りない」「頭が悪そう」、などのマイナスイメージがついてしまうこともあります。目上の人との会話では特に、語尾は伸ばさないように意識してみましょう。大人の雰囲気を身に着けることができます。
また、元気よくすることを意識しすぎて、全ての語尾に「!」がついているような話し方も好ましくありません。気合いが声に表れてしまうのもわかりますが、あくまで自然体で接することが大切です。 女性としての品を感じられることができるようになりますよ。
安定したトーンで話す
安心感を与えて
楽しんでいるときは、声からでも躍動感が伝わります。
躍動感は悪いことではないし、明るい雰囲気が伝わってきて、聞き手にも笑顔を与えることがあります。 だけど、安心感を与えたいときは、安定したトーンで会話をすることが効果的です。 落ち着いた話かたは相手に安心感を与えるので、本音が話しやすくなったり、色っぽい、というような印象もつくそう。 普段忙しい人や、ちょっと落ち込んでいる人に話すことで、安心感を与えることができます。 男性は特に、安定したトーンで会話ができる女性に癒しを覚えることが多いのです。
穏やかな気持ちで話す
心地よさに癒される
自分の感情は「声」に現れやすいもの。
穏やかな気持ちで会話をすることで、相手にも同じような雰囲気が伝わります。 また「穏やかさ」や「優しさ」は女性を象徴するものなので、ゆったりと、落ち着いた気持ちで話を聞いてくれる女性に魅力を感じる男性も多いことでしょう。 自分自身、穏やかな気持ちで相槌を打つだけでも、相手からの印象は全く違ったものになります。 相槌をうまく打てることこそ、真の聞き上手なのかもしれません。
声の使い方を意識して
直接会っている時はあくまで自然に接して。
電話ではなどの顔の見えない会話ではこのような女性らしさを意識する、など場面に合わせて、声を使い分けていきましょう。
会話の最後に「お疲れ様」や「ありがとう」など、相手への思いやりを表したり、感謝の気持ちを添えるだけでも、あなたと話している時間が有意義なひと時であったと思ってもらえるはずです。 声は自分自身や相手のことを知るためのとっても大切なツール。
五感を働かせて、自分自身の魅力をもっと高めていきましょう。