自信のなさは、自分の生きてきた基準で決めている
何か行動を起こしたい!と考えた時に、「私にできるかな」「今まで、新しいことに挑戦しても続かなかったし」とネガティブマインドが頭によぎった経験はありませんか?気持ちは前向きなのに、なぜか足が動かない。
そんな状態を抜け出すためには、自分が過去に通ってきた記憶や経験をアップデートする必要があります。自信がない気持ちを作っているのは、紛れも無い“過去の自分”なのです。
過去の記憶より、未来記憶を増やすこと
記憶には大きく分けて、今まで自分が経験してきた「過去の記憶」と、これから起こりうる「未来の記憶」の2種類があります。冒頭で挙げたように、自分に自信がない気持ちがよぎるのは、「過去の記憶」の蓄積。
失敗した経験や上手くいかなかった記憶が、そのまま残っていると、何か新しいことを始めようとした時に、参照データとして自分の失敗談を照らし合わせてしまうためにブレーキを踏んでしまいます。改善方法としては、過去の記憶を上回るほどの、良い「未来の記憶」を作ること。
大きな達成経験をたくさん積み重ねるのは至難の技ですが、小さな達成経験を増やしたり、新しいことを挑戦した後の自分をイメージしたり、ワクワクする気持ちを上書き保存することならできるのではないでしょうか。
私が実践している、良い「未来の記憶」の作り方は、理想とする環境や人間関係、仕事内容などを隅々まで想像すること。こんな風になったら楽しそう!という気持ちを、大きくしていくことで、足が動き出すようになるのです。
人と比べるより、自分のやりたいことを信じて
そして、「過去の記憶」をアップデートさせる方法で、もう一つオススメなことは、周りの基準と比べないことです。焦りや不安は、「普通」の基準から外れていると感じると、どんどん膨らんでいきます。
人生を決めるのは、周りの基準でしょうか?一般の「普通」でしょうか?自分の人生のタイミングは、すべて自分次第で方向転換できると、私は思います。時として、周りが反対したりすることもあることでしょう。しかし、それは過去の自分を見た判断です。今、この瞬間から新しい気持ちで進みたい!と思うならば、自分の未来を信じて突き進んでみてください。