正看護師が教える、美しく健康的でありたい女性のためになる知識



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「美しく健康的に」。

これは女性にとっての永遠のテーマですよね。
幼稚園児の髪を結ってあげるととても喜びます。お年寄りで寝たきりの方でも、クシで髪を整えるたびに笑顔になってくれます。私も、女性として美しくいるため、美容のためにダイエットに興味を持っています。しかし、効果のないダイエットを一生懸命に続けた時期がありました。

私の場合は、キャベツだけを食べるという制限をしたのです。しかし、これを行った結果も、体重は変わりませんでした。よく調べてみたら血液型ダイエットというものがあり、キャベツはO型のワタシには太りやすい食材だったようなのです。逆に、痩せる食材といわれる、ブロッコリーに変更したところ、見事マイナス3kg。正しい知識がなかった自分を悔しく思い、看護師の勉強と共にダイエットや美容につながる勉強をはじめました。

そのうち、私が日課にしているお気に入りの方法をみなさんにご紹介します。

血糖値に気をつける

今話題の血糖値ダイエットはご存知でしょうか? 食事をすると、血糖値が上がり、それを下げるためにインスリンという物質が分泌されます。インスリンは血糖値を下げるほかに、脂肪をつくる働きがあります。

急に血糖値が上がると、大量のインスリンを分泌してしまうのです。インスリンの量が減る=脂肪はあまりつくられない。この働きを利用したのが、このダイエット法です。私も血糖値が上がりにくい食事を意識しています。まずはサラダから、もしくはたんぱく質から摂取します。味付けにも砂糖を使用している場合があるのでご注意を。

朝イチで運動をする

運動はエネルギーを使い、結果ダイエットへとつながります。そのエネルギーの消費には3段階の優先順位があります。優先される順番に①血液中の糖や脂質、②肝臓内の糖質、③体脂肪です。

ダイエットとしては体脂肪の減少も大切です。空腹時には①と②はそれほど存在しないため、直接③の体脂肪を使うことができるのです。
空腹の時に体脂肪のカロリー消費がされやすいので、私の場合は朝一に何も考えず、とにかくウォーキングやランニングなどの有酸素運動を日課にしています。

身体に合わせて食べ物を摂る

以前診察介助をしたいた際、医師が「この程度の血圧なら、毎日玉ねぎや納豆を摂る程度でいいでしょう」「みかんをよく食べてビタミンをなるべく摂ることから始めてみてください」などと患者さんにお話ししていたことがあります。食べ物が直接身体に作用するんだ、と実感し、意識するようになりました。

例えば、海水浴に行く前日にはトマトを食べます。トマトに含まれるリコピンは、紫外線から守ってくれる働きがあり、身体に吸収されてから約12時間ほどで効果を発揮するので、日光を浴びる一晩前も時間を合わせて摂取します。
運動する日の夜には、脂肪燃焼効果の高いLカルニチンの多く入ったラム肉を食べます。

皆さんよくやるのは便通が悪いときの乳酸菌を摂ることではないでしょうか。腸内環境を改善することは美容にとっても嬉しいことが多く、肌荒れ、免疫力の向上、代謝を上げる等の効果が得られます。

私たちの身体は約60兆個の細胞でできています。その細胞をつくるものが、食べ物です。食べるものによって、身体をある程度コントロールすることができるようになります。

食べる習慣は1日3回。綺麗に近づく機会が1日に3回あるということなのです。これが毎日重なるので、意識している人と、していない人には大きく差が現れます。

ちなみに、どれだけ高いコスメを使おうとも、お肌の8割は食べ物からできているといわれています。食べ物は毎日直接的に自分の身体に反映されて、美と健康を作るものになのです。

少しの知識で意識した食事が、きっと素敵なあなたを作ってくれることでしょう。