最近の新入社員は結婚願望が強い!? 若手から得る恋愛のヒント



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若者の恋愛離れが話題になることもしばしば、ですが実際は…?

若者の恋愛離れがすすんでいると話題になることもしばしばありますが、実際にはどうなのでしょうか? 株式会社パートナーエージェントが、2017年度入社の新社会人20~25歳の男女230人に対して行った「恋愛と結婚」に対する意識調査によると、なんと38.7%が「交際相手がいる」という結果に。

しかし、25~44歳を対象に行った別の調査をみてみると「交際相手がいる」と回答した人は29.4%。全体を見れば決して高い数値ではありませんが、25~44歳の年齢層に比べて、新社会人の交際率は高い数字になっていました。

どうして交際率が高くなったの?

最近は、恋人をつくろうとしない若者も多いと話題になることも多いですが、なぜ2017年の社会人は交際率が高くなっていたのでしょうか?

ゆとり教育にハマった世代だから?

「ゆとり世代」と言われるのは1987年から2004年生まれの人が対象だといわれていますが、小学生の頃に、土曜日に授業が全くない世代というのが1994年生まれの人たちです。
最近の若手の交際率の高さは、自分の時間を持つことができた世代だからでしょうか? 時間があって、教育にも変化があると、恋愛に積極的になる人が増えるといった傾向でもあるのか。この違いだけでそれらを読み取ることは難しいですが、93年生まれまでとの大きな違いである、とは言えるでしょう。

結婚というより子供が欲しい?

「結婚したい」と回答した人たちに、具体的に「何歳で結婚したいか」という質問をした結果、男性は平均28.1歳、対して女性は26.7歳が理想だということがわかりました。男女差は多少あるものの、どちらも20代のうちに結婚したいという気持ちが強いそうです。現在交際をしている人の中には「今の交際相手と結婚したい」と考えている人も多いようなので、決して結婚に対して消極的な若者が多い、と言い切ることはできないでしょう。

一方で、環境が変わって別れている人も

もちろん、先輩たちだって恋愛してないわけではありません。 社会人生活が長くなると、仕事に対する立場というものがそれぞれに決まってきます。やりたいことが新たに見つかることもあれば、転職をする、部署が変わるなど環境の変化もあるでしょう。それは、男性にとっても女性にとっても同じこと。

そういった環境の変化から別れを選ばざると得なかったという人も多いのが現実。付き合った当初は「この人と結婚する!」と意気込んでいても、予想外の展開がふたりを引き離してしまうことも。転勤や出張の多さによってすれ違いが起こる……なんてことも少なくはありません。こういったことから結婚はタイミングが重要だという表現も生まれたのかもしれません。経験が増えるにつれ、出会いの幅や価値観も変わってきます。このような変化にどのように対応していくのかが、大切になってくるでしょう。

新入社員に負けないオトナの恋愛を

若者の恋愛離れが進んでいる、というワードを信じ込み「今後も恋愛は難しいのか……」と落ち込む必要はありません。恋愛離れが進んでいると話題になっている影で、恋愛を楽しんでいる人たちは結婚を前向きに考えているということもわかっています。逆にいうと、これから恋活・婚活を頑張りたい方は、年齢層を変えて積極的に挑んでみるというのも手ではないでしょうか。

若手の恋愛と経験を積んだ大人の恋愛では、お金の使い方や情報量も違ってくるはずです。これらは恋愛市場においてとてもプラスになってくるでしょう。「年上としか恋愛できない」というアラサー女子はぜひ、一度年下男子も視野に入れてみて。

「良い人がいない」と嘆いている人は、ぜひ自分自身でシャットダウンしてしまっていないか? 客観視して、ぜひ視野を広げてみてください。「恋愛離れが進んでいる」と言われている世代の中をじっと見つめていることが、結婚への近道になるかもしれませんよ。