新年をきっかけに、理想の自分をイメージしよう!
「将来はどんな風になりたい?」
小さい頃は、こんな質問をよく投げかけられました。両親や学校の先生から、この質問をされるたびに「お嫁さん」や「お花屋さん」など、憧れの職業を私たちはいくつも口にしてきましたね。ふわっとしたイメージで伝えられていた“なんとなく”の理想像は、大人になるにつれ、ハッキリと現実的なものになっていき、いつの間にか夢や理想を語ることがまるで恥ずかしいことのように思えるようになってしまいました。夢見る少女じゃいられない、だけど本音をいうと、夢はずっと見ていたい。それは人に語るほどじゃなくっても。
現実主義に巻き込まれている私たちだからこそ、理想のライフスタイルを見つけて実践していくために、より深くイメージをして理想を引き寄せていきましょう。
【イメージ1】あなたにとっての将来のゴールは一体なに?
まず自分にとっての理想や、将来のゴールを想像してみましょう。
好きな人と結婚して子どもが育つのを見守りたいのか、今やっている仕事をとことん頑張ってキャリアウーマンとして地位と名誉を手に入れたいのか。はたまた海外に住んで、自由気ままに暮らしたいのか。それがどんなゴールだって構いません。
自分の城をつくって暮らすのだっていい。夢物語みたいに聞こえる理想だって、もしかしたら叶うかもしれない。本当につかみたい夢なら叶えるしかない。夢はたくさんあっても重くならないし負担にもならないから、自分が幸せだと思うことをたくさんイメージしてみて。
【イメージ2】どんな人と一緒にいたい?
将来自分が一緒にいたいと思える人は、どんな人なのかも想像してみましょう。
生涯共に過ごすパートナー、友人や仕事仲間。どんな生活があって、そこにはどんな人がいるのか。誰と一緒にいることが自分にとって必要で幸せなのか。利害関係なんて考えないで、心から付き合いたいと人を思い出してみましょう。お金をどれだけもってもひとりぼっちだと楽しくないのと同じです。誰とどんなことをして過ごしたいのかを具体的に思い描いてみて。
【イメージ3】どんな部屋に住みたい?
次は自分の住むところをイメージしてみましょう。解放感のある広い部屋で、海を眺めながら過ごしたい? それともまるでアリエッティやトトロが出てきそうな森の中で読書をして過ごしたい?
自分が住みたい、居心地の良い場所をイメージして、そこにどんな家具を置くかも考えてみましょう。考えれば考えるほど、家の設計図は具体的になっていくはずです。
【イメージ4】どんな服を着ていたい?
女性にとっておしゃれは心をときめかせる大切な要素。誰かのために装う、じゃない。自分のために洋服は纏うもの。どんな素材のどんな服を着て、どんな小物を合わせるのが自分の理想? ディズニープリンセスのようなドレスだっていい。自分がどんな生活をすればその装いがぴったりなのか、ちゃんと考えてみて。
【イメージ5】長期休暇は、だれとどこへ行く?
次は自分の理想をぐっと近くに引き寄せて、次の長期休暇の過ごし方を想像してみましょう。
今はまだ無理かもしれないけれど、今年がんばれば行けるかもしれない「行きたいな」って思う理想の場所。そして一緒に行きたい人のことを具体的に今考えてみて。そうやって、夢を近くに引き寄せることで、なんだかずっと遠い理想がまるで近いことのように感じられるようになります。いつかは叶えられることなんだって自分に暗示をかけるように夢を引き寄せていきましょう。
【イメージ6】誰を幸せに、笑顔にしたい?
自分のことばっかりじゃだめ。理想を叶えるためには好きな人も幸せにできるくらいにエネルギーをためていきましょう。恋人、両親、いつか生まれてくるかもしれない子どものこと。大事にしたい人を思い浮かべて、その人たちがどうやったら幸せに、笑顔にできるかも考えて。
誰だって、自分の幸せには、大切な人の幸せも含んでいるはず。だから絶対に忘れちゃいけないのが、自分が大切な人のことなのです。
自分だけのストーリーを作り上げて
映画にでてくる主人公たちも、最初は毎日が平凡な女の子。夢を持っていることもあれば、ひょんなことから世界が劇的に変わることだってあります。
「無理だ」って自分で決めつけてしまうと、行動も考えも制限してしまうことになってしまうけれど、実際はどんな行動だって間違いじゃない。いちばん恐ろしいのは「何もしない」こと。夢や理想はたくさんあって、欲深くて良いんです。
自分がどんなことを叶えて、どうなっていきたいのか。どうしてそうなりたいのか、どうやったら理想に近づけるのか? いつかの自分を想像しながら、よりたくさんの幸せを引き寄せるようイメージしてみましょう。
イメージを書き込んでみて! 長押しで保存完了
想像したら、ノートのはしっこや、スケジュール帳でもいいから、ちょっとした空きスペースに自分のイメージリストを書き記してみて。夢や理想をつくることから未来はつくられる、あとはそれをデザインする。成功する人がみんな共通して持っていたこと、それが夢や理想なのです。