「待って、まだ身体の準備が…」
濡れが不十分である時起こる現象
外見もキレイで、ある程度遊んできた。そんな女性に限って、周りから「なんか慣れてそうだよね」なんて言われたことはないでしょうか?
女性の身体や心はとても神秘的で、キレイに繕っていても、いざ久しぶりにSEXするとなると身体がついていかないことがあります。
痛みが伴うラブタイムは辛いもの。身体同士のコミュニケーションを大切にするためにも、3つの角度から事前準備をしてみてはいかがでしょう。
対処法① 正直に久しぶりなことを伝える
まず、お風呂に一緒に入ったり、キスなどの軽い前戯をしたりしている最中に素直に「久しぶり」ということを伝えることをオススメいたします。大人になってから、意外と言えないことがこの「本音」。
何年もしてないなんて言ったら、相手にちょっと重たくなってしまうかな?相手に気を遣わせてしまうのではないか?などと、不安と心配がよぎるお気持ちもわかります。
しかし、本当に好きなパートナーであればあるほど、自分の身体を守っている女性は魅力的に映るのも確か。
身体を解放する前に、心の扉を開けてみてください。
対処法② 前戯時間を長くしてもらう
そして、次の対処法としてあげられるのは、挿入前の前戯時間。
女性の身体の濡れ方は「中濡れ」と「外濡れ」の2種類あります。女性器の外側をみただけでは一見濡れているように思えても、中まで潤っていない時は挿入しても痛みを感じてしまう場合があるのです。
それを緩和するためにも、いつもより前戯時間を長くしてもらうリクエストをしてみましょう。特に、舌で舐めてもらったり、指で丁寧に触れてもったりすることが大切。
いきなり、身体の中をかき回すのは、濡れが浅くなる原因の一つになるので注意が必要です。
対処法③ ジェル付きコンドームを着用してもらう
あとは、コンドームに工夫をすると言う選択もあります。
濡れにくい女性向けに、コンドーム自体に、ローションのようなヌルヌルがついている商品を、装着してもらうだけで滑りが良くなることがあるからです。
初めからパートナーに言えるなら越したことはないですが、もしも数を重ねても痛みを伴うようでしたら、SEX後のピロートーク時に伝えるのも◎。
心の中では本当は痛いと感じているなら、我慢せずに改善する方法を考えてみましょう。少しずつ身体が慣れていくと思います。
繊細な女性向けSEXコラムを執筆する官能エッセイストです。女性がより恋愛を楽しめるようになるために——。