【上司のトリセツ】仕事での性格を4つに分けて円滑なコミュニケーションを



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あなたが「苦手」だと感じるのは、一体どんな人でしょうか?

人は自分と似た雰囲気や思考を持った人のことを「話しやすい」と判断し、自分と違った思考や行動を起こす人のことを「苦手」だと判断しがちです。けれど、仕事となると付き合う人を選ぶのはなかなか難しいですよね。特に、自分の直属の上司が、自分が苦手とするタイプであった場合には、コミュニケーションを取るのが苦労します。
けれど、仕事では、社内や社外に関わらず、どんな人と接することになるかがわかりません。つまり「どんな人でも対応できるスキル」を求められます。まずは相手の思考パターンを分類して、それに沿った対応を準備していきましょう。

タイプ1:直感で行動するタイプ

自分の上司が自分の主張をハッキリと伝える人であった場合、その情熱ややる気に圧倒されてしまい、なかなか自分の意見や発言がしづらくなってしまう……というような声をよく耳にします。
「うるさい」、「暑苦しい」と苦手意識を持ってしまう方もいるでしょう。
けれど、直感を行動に起こせる人は、革新的な発明や奇抜なアイデアを生み出し、仕事で活躍してきた過去があるハズです。
直感重視の熱血上司は、感情的になりやすいのが難点ではありますが、決して「悪い人」ではありません。うまい対処法を知っておきましょう!

対処法:「頑張ります!」が合言葉。やる気を見せておく

人の前に立ち、真っ先に自分から行動を起こすこのようなタイプの人が上司であった場合は、気合いややる気をまずアピールすることです。否定から入るのではなく「良いですね」「面白そうですね!」と興味を示しましょう。
まずは懐に入ること。それができれば自分の発言権も確保できるようになります。

仕事タイプ2:成果や効率を重視するタイプ

話を要約するのがうまく、効率の良さを重視するタイプの人は、合理的で職場で非常に重宝します。自分の感情より、筋の通った論理的な思考を大切にするので「意見が通りづらい」と思うことや、気難しく見えてしまうこと、機械的で冷たい印象を持たれることがあるかもしれません。

そんな、冷静な思考を持った上司に話を通しに行く場合は、簡潔にまとめることがポイントです。

単刀直入に話してOK、ただし簡潔にまとめること

効率の良さを求める上司の場合には、長い説明は不要です。ビジネススキルに長けているため、回りくどい話し方や、道筋の通っていないことは右から左に抜けるだけ。相手の耳に全く入っていきません。
話の内容と要点を事前にまとめて、簡潔に伝わるような説明を心がけましょう。思考の整理がうまくできるようになると、会話がスムーズになります。

仕事タイプ3:協調性に優れているタイプ

人とのコミュニケーションや、個人の発想を重要視する上司は、自分から多くを語りません。それによって「指導ができていない」と勘違いをする人もいれば、放任主義にみえてしまうこともあります。

けれど、この上司は人の意見や相談を受け入れるのがとても得意です。また、人が主張したことや相談したことに対して中立的な意見を言ったり、決まった物事をスムーズに動かすことができる力があります。このような人が上司である場合は、自らが積極的な姿勢を見せるのが効果的です。

相談をしながら、自主的に動く姿勢を

コミュニケーションを重視するタイプの上司なので「ほう・れん・そう」はしっかりと守っておくことです。待ちの姿勢でいると、何も降りてこない場合もあるので、相談という形で上司との会話を増やしながら、率先して動く姿勢をアピールしましょう。
受け身なタイプである上司には、連絡をマメに取っておいて損はありません。

仕事タイプ4:物事を慎重に考えるタイプ

感情より思考を優先して、計画的に物事を進めることのできるタイプのことを指します。保守的ではありますが、部下のミスをしっかりとカバーしてくれる上司でもあるので「つまらない」とマイナスに捉えるのはやめましょう。
スケジューリングや段取りをしっかりと確認しておくことです。

計画的に、データや資料を元に会話を進めて

正確な仕事を求める慎重派な上司の場合は、計画的にキッチリと仕事を進めていくことが求められます。ミスがないように、不安なことは繰り返し確認を行いましょう。
会話する時は、資料や過去のデータを用いて話を進めると、信頼度が増し有利になります。しっかりと事前準備に備えて。

人によって使い分けて、コミュニケーションを円滑に

いかがでしたか?
上司の性格を4つに分けて、それぞれにあったコミュニケーション方法を身につけていきましょう。上司だけに関わらず、苦手な人の傾向がわかることによって対処法も見つかります。自分が苦手なパターンの人ともうまくやりとりができるよう、コミュニケーションスキルをアップさせて。
「どんな人とでもうまくやれる」ようになれば、もう怖いものなし。