何が違う? いつも元気で精神が安定している人とゆらぎやすい人の食習慣の違い



[記事内に広告が含まれています]

カラダとココロが元気な秘密は〇〇にあった!?

仕事柄、筆者はいろんな方の体調を見させていただきますが、元気な人とゆらぎやすい人のお話しを聞いていると、そこにはある違いがあることに気づきました。
それは“胃腸を労わっていること”。

薬膳のベースになっている中医学(中国伝統医学)においては、胃腸系システムである脾(ひ)は元気の素をつくっている製造工場だといわれています。ですから脾が弱る食習慣を続けてしまうと体もだるくなってしまうし、気持ちもゆらぎやすくなってしまうのです。

ですから、まずは胃腸を整える習慣を始めましょう。特別なことは必要ありません。今よりちょっと食の選択や習慣を変えてみるだけです。

ゆらぎにくい人はここが違う!?朝・昼・晩の食習慣とは

習慣を変えてみようといわれても、何から始めたらいいの?と思ってしまう方もいらっしゃいますよね。そこで、ゆらぎやすい人とゆらぎにくい人の食習慣の違いを朝昼晩ごとにまとめてみました。
せっかくですから、1日3回の食事をいい習慣を育む時間にしていきませんか。

【朝】朝に口にするのは ごはん or パン?

あなたが朝食べるのはどちらですか?パンは気軽に食べられるので朝食の味方ではありますが、元気をチャージするためには断然、ごはんがおすすめ!なぜなら、お米にはエネルギーを補う働きが期待できるから。

もし、朝ごはんを食べると眠くなる、だるくなるという方はお粥にして食べましょう。胃腸を労わりながらエネルギーを補うことができるので胃弱さんには特におすすめしたい習慣です。
朝から煮込むのが面倒…と思う方には、スープジャーお粥がおすすめ。前の晩に仕込んでおけば、翌朝すぐに食べることができますよ。
お粥生活をはじめたらものすごく調子がいい!というお声を生徒さんから日々いただきますので、手軽にとりいれられるスープジャーお粥、ぜひお試しください。

【昼】ランチタイムは、冷たい飲み物 or スープやお味噌汁?

ランチタイムのお供は何を口にしていますか?もし冷たい飲み物を口にしているのであれば、その飲み物をスープやお味噌汁に変えてみましょう。

冷たい飲み物はスッキリするかもしれませんが、脾はとても冷たいものが苦手です。冷たいものを口にすればするほど胃腸は弱ってしまいますから、ぜひ温かいものを口にして脾を労わってあげましょう。

そうですね。会社に味噌玉をつくって、スープジャーにお湯を注いだ即席お味噌汁でもいいですし、もっと手軽にインスタントスープをマグカップで飲むのもいいですよね。今はインスタスープでも体に優しいものも沢山ありますから、ぜひお気に入りのスープやお味噌汁を見つけてみてください。

【夜】頑張ったご褒美にお腹いっぱいまで食べる or 軽めにする?

「はぁ〜今日も頑張った!」そんな自分にご褒美だ!と、夕飯をお腹いっぱいまで食べていませんか?もし、その習慣が当たり前になっているのであれば、その習慣見直してみて。そこがあなたの疲れの原因かも。ゆらぎにくい人は夕飯は軽めにすることで翌日に疲れを持ち越さないようにしています。

と、いうのも就寝中は食べたものを消化することができないといわれているため、夕飯をたくさん食べてしまうと、消化しきれないまま朝を迎えてしまいます。すると、お腹がすかないため朝ごはんを食べずに出社してしまい、元気が出なくて仕事もはかどらない…と負のループにはまってしまいやすくなります。

明日、軽やかな自分でいるために仕事があるウィークデーは夕飯こそ少なめを心掛けて。そして、休日前は自分を甘やかしてあげてくださいね。

元気な人の食習慣をマネするところから始めてみる

いつも安定している人はやはりどこか違います。
そして、その秘密はそんなに特別なことではない。毎日の習慣の積み重ねであることに気づきました。

食の習慣は自分をいい方向に導いてくれるし、その逆もあります。ですから、今一度ご自身の生活を振り返ってみてください。もしかしたらその習慣を変えてみると自分がなりたい姿に近づけるかもしれません。

そして、その習慣の1つに今回ご紹介した方法を取り入れてもらえたら嬉しいです。