「ううっ……。ごめん、もう出ちゃった」
前戯で興奮MAX!? 挿入したらすぐ……。
セックスに敏感なことは非常に良いことですが、挿入時間があまりにも短いのは考えものです。以前、パートナーの「遅漏」対策をご紹介しましたが、その逆の「早漏」で悩む女性も多いのではないでしょうか?かれこれ遡ると私自身も、挿入した途端に即終了!という経験があります。
決して相手は、私が初めてだったわけではありませんが、探ってみるとどうやら「早漏」体質ということがのちのち発覚。それを気にしてか、挿入までの時間がすごく長くて私は不満に感じたことはありませんでしたが、本人はちょっぴり自信がないように見えました。
交際期間がある程度経ってから、彼の方から相談を受けた時には、一緒になって対策を考えたものです。そこで今回は、男性の意見を交えながら、射精までの時間を長くする方法をご紹介します。
※できれば、カップルで読んでいただきたい内容です。
本番に挑む前に、対策はないの?
まず、早漏男性はセックスに入る前の段階で、一度オナニーをしておくことをオススメします。「え!それは反則じゃないの?」と思ってしまいそうですが、セックスで自信を喪失するより、事前に一人で射精をしてから本番に臨むほうが何倍も自信がつくと思います。
これは実際に、自分が早漏だと自覚している男性から聞いたエピソードですが、デートが終盤に差し掛かりホテルにチェックインしたら、彼女からお風呂に入るように進めるとか。そして、彼女が髪の毛を乾かしたり身体を拭いたりしている時間を見計らって、お風呂に入りながら一度自分でオナニーしてベットインするそうですよ。
これは容易に想像できそうな結果ですが、一度自分で射精しているため、彼女とのセックスでは通常のスピードより遅らせることができる良い方法です。
挿入の最中には、○○を考えると良い?
これは実際に彼で試したことがありますが、「もう少し全体的に、長くゆっくりがいい」とリクエストした時のこと。表情はどうやら気持ち良さそうにしているし、身体もピクピクしているのに、いつもより時間が長かったので、後から「今日、気持ちよくなかったの?それとも我慢してた?」と聞いたら、ある裏ワザを教えてくれました。
それは、セックスの最中に全く別のことを考えるという方法です。それも、全くエロティックに関係ない、興奮が冷めるようなこと。「全然タイプじゃない人とのセックス!」「仕事で疲れたな〜」「1+1=2」と目を閉じて視覚を遮りながら、仕事について考えたり、計算式を唱えたり。冷静になることをひたすらイメージすると、射精スピードが遅くなり調節できるようになるそうですよ。
でも……。彼から相談されるまでは触れないで
とは言っても、この内容を交際初期段階で、なおかつ彼から相談を受けていない場合は、女性から「ちょっと早くない?」とアドバイスするのはNGです。早漏男性は、女性が思っている以上に自分のセックスに対してコンプレックスに思っているケースが多いので、決してその話題に触れてはいけません。
あくまでも“彼から相談されたら”、こっそり教えてあげましょう。
繊細な女性向けSEXコラムを執筆する官能エッセイストです。女性がより恋愛を楽しめるようになるために——。