「バリキャリ」って言うだけで、強いイメージが抜けない…!
仕事も恋愛も、もっとよくばりに楽しみたい。
Cinqではそんなコンセプトをもとにキャリアやライフスタイルなどの発信を続けていますが、実際に、仕事や自分磨きに力を注いでいる、「バリキャリ女子」にはどんなイメージがついていると思いますか?
人によっては、バリキャリという音の強さから「気の強そうな女性」や「厳しそう」といったマイナスな印象を連想してしまうかもしれません。仕事にも恋愛にも一生懸命誠実に取り組む前向きな女性に、マイナスなイメージを持たれてしまうのは残念ですよね。
今回は、そんなバリキャリ女子のイメージを変えるべく、愛され女子になるための会話術について考えていきたいと思います。仕事もプライベートも上手にこなす、しなやかな女性を目指して。
愛され印象をつくる会話術って?
「あなた」から「私」に言い換える
ベテランと呼ばれるまでに、知識と経験を積んだバリキャリ女子。
人にものを伝える時や部下への主語がつい「あなた」になりがちです。相手を主語に置くことによって、物事を「伝えよう」とする気持ちはわかりますが、伝え方を間違えると「あなたはこう!」というように、決めつけている・上から目線の発言に聞こえてしまう可能性があります。
こうなると、バリキャリがより一層「強い」イメージに。
それを回避するために、人に意見や物事を伝える時の主語を「私」に変えてみてはどうでしょうか? 具体的なアドバイスではなく、導くように「私ならこう(すると思うよ)」と伝えるようにすると、自分の意見になるので柔らかい印象になります。
「でも」「だって」「どうせ」 マイナス言葉は使わない
会話を進めるにあたって、「でも」「だって」「どうせ」という言葉を使いたくなることがありますが、このワードは避けるように意識しましょう。
これらを多用することによって、否定的でネガティブなイメージがつきます。
また、目上の人に使ってしまうと言い訳に聞こえてしまうことも。そういったワードを使いたくなった時は、発想を転換させるべくまず一息つくことがオススメです。物事の伝え方を変えるだけで、印象が変わりますよ。部下や後輩からも気軽に相談ができる関係性を目指しましょう。
結論は自ら言わず、出してもらえるように誘導する
「物事を伝える時は結論から話す」
これはビジネスで基本となる伝え方ですが、自分が指導をする立場になった場合は、あえて「自分から結論は述べない」ようにするのも手です。
考えさせるきっかけを作る、その答えにたどり着くまでのヒントを出すように導くことができると良いでしょう。たとえ、自分でやった方が早く終わる業務であっても、一人で完結させてしまうと指導として成り立ちません。推理させる、余韻に浸らされる、というように余白をつくる伝え方を意識してみましょう。
時には弱いフリをして任せてみる
いつも完璧な先輩でいたいものですが、たまには弱音を吐きたくなることもありますよね。
そんなときは素直に弱い部分もさらけ出してみましょう。完璧すぎる人間にフォローを入れるのは難しいですが、少しくらい弱さや隙があると親しみやすくなりませんか?
バリキャリだからといって、常になんでも完璧にこなせるなんて思わなくても良いのです。頑張り屋さんのプライドはもっと必要な場所に使っていきましょう。後輩にも、あえて弱みを見せることで「◯◯さんのために頑張らないと!」と思ってもらえるようになります。先輩の弱さは、チームとしてのパワーを増幅させてくれます。
強さも弱さも、人間味がある方が愛される
人からの見る目が、時には厳しく感じてしまうバリキャリ女子。
だからといって、無理に強い女像をつくる必要はありません。強さは時に。折れてしまうこともあるからです。
カッチリと固めたデキる女より、時には揺れ動くことがわかるしなやかな女性を目指すことが、周囲にも愛されるコツ。バリキャリという言葉に翻弄されず、自分らしさを大切にしてくださいね。