「女って面倒くさい…」から、そろそろ脱却したい!
女性なら誰もが一度は経験したことがあるであろう、女同士の戦い。プライベートを共にする、かけがえのないパートナーでありながら、ときにライバルとなる。そのライバル心にいちど火がつくと、なかなか穏やかな関係ではいられないものです。だけど、私たちはそろそろ良い年齢を重ねた大人のオンナ。
余計なしがらみから抜けて、裏表のない人間関係を築くことだって出来るはず!今回は、大人だから出来る、しがらみのない人間関係を築くエッセンスをご紹介。
♯ 自分と相手の「違い」を認め合う
大切な友達だからこそ、余計なことを言って傷つけたくない。
大切な友達だからこそ、良いことも悪いことも伝え合いたい。
私たちは一人一人、人間関係の築き方に“個性”があります。
先の例のように、同じ友達を大切にするという気持ちがあっても、具体的な行動に大きな違いがあるからこそ、誤解を生んだり、スレ違うようになってしまうのですね。
どんな人とも100%分かり合えることは難しくても、出来るだけお互いの違いを理解して歩み寄れるようになっていくことが大切です。そのためには、自分の考えが絶対的に正しいと信じすぎないこと。特定の人と衝突すると、「この場合は、私の方が絶対に正しいよね!」と、つい善悪がどちらにあるかを決めたくなってしまいますが、それにはあまり意味がありません。
それよりも、「なぜ、あの子は怒ってしまったんだろう?」「どうして喧嘩になってしまったの?」と原因を探り、自分と相手の中で生まれた誤解やすれ違いを紐解いていく姿勢が人間関係を良好にする鍵となっていきます。
♯ 思いやりを持って、相手の心に踏み込む姿勢で
人にはそれぞれ、心のパーソナルスペースというものがあります。どんなに仲が良い友達でも、心の中で「ここまでは踏み込まれても良い、ここからはダメ」という境界線を無意識で作ることは、自分の心を守るために必要な行いです。それを早く仲良くなりたいからといって、無神経に踏み込んでしまうと「なんて図々しい人なんだろう」「余計なお節介だわ」など、悪く思われる原因になります。
とはいえ、心の距離感を気にしすぎて言いたいことも言えない関係では、いつまで経っても腹の探り合いに…。より良好で気持ちの良い関係を築くには、「思いやりを持ちながら相手の心に踏み入る」ことが大切です。
思いやりを持ちながら相手の心に踏み入るというのはどういうことか。それは、「〇〇さんは今、本当はこんなことに悩んでいるのかな?」「〇〇さんが本当に必要としていることはこれなんじゃないかな?」相手がより良い方向へと進むために必要なことがあれば、積極的に意見をする、行動に起こして手助けをするという姿勢。相手を思う気持ちが正しく相手に伝われば、あなたのしている行動は相手にとって有難いものとなるはず。
理想は、礼儀を持ちつつ本音が言える関係
表面を取り繕うような仲良しごっこな友達関係も、無駄に傷つけ合うだけの友達関係も、もうやめにしたい!そう思ったら、まずはぜひご自身の心構えを少しずつ変化させてみましょう。
ちゃんと伝えるべき意見を言えていますか?
それでいて、相手の気持ちを慮った発言・行動をできていますか?
友達同士の距離感で必要な礼儀を保ちつつ、常にお互いの成長に伴う意見交換ができる関係こそ、私たち大人の女性が目指すべき良好な関係。