プロポーズ後、舵を切るのは女性だった……
男性から「結婚してほしい」と言われたのだから、あとは彼に身を任せて…とは、中々いえないのが、現代カップルのようです。
実際には、結婚準備に無頓着で知識のない男性も多く、
「顔合わせって、誰と誰が顔を合わせるの?」
「婚約指輪と結婚指輪って何が違うの?」なんて言う男性も。
こういった男性が増加傾向ですから、プロポーズされたら、女性も率先してスケジュールを考えたり、積極的に結婚準備の情報収集をしなくてはならないのです。
プロポーズから結婚までの流れ
まず、一般に言われているプロポーズ後のイベントスケジュールを簡単に整理してみましょう。
① プロポーズ
② 両家に結婚のご挨拶
③ 両家顔合わせ
④ 結納(地域の風習にもよりますが、最近は省略されることも多い)
⑤ 入籍
⑥ 結婚式
⑦ ハネムーン
⑧ 引っ越し
結婚が決まったら、これらのイベントの日取りを決め、それらに合わせて婚約指輪や結婚指輪の準備、結婚式場・新居・旅行の手配、行政・職場での手続き等、様々な事を進めていく必要があります。
しかしながら、最近では、結納だけでなく結婚式やハネムーン等を省略したり、これらのイベントの順番が前後することも多々あります。あくまでも、お互いの状況や気持ちを考慮し、2人で相談して、こういったイベントスケジュールを決めるのが一番ですよね。
意外な落とし穴!?プロポーズ後こそ、慎重に…
プロポーズされた後というのは、どこか浮かれやすい時期かもしれません。しかし、実は注意が必要なこともあります。
もともと彼のご家族と親しい間柄の場合は、彼のご家族への配慮がしやすいでしょう。しかし、彼のご家族と一度も会った事がないというようなケースでは、彼のご家族の嗜好やこだわり、価値観等を出来るだけ細かく彼に聞いておくのが良いでしょう。
「うちはゆるい家庭だから」なんていう彼の言葉を鵜呑みにしてしまうのは危険かも。彼の言葉を信じて気楽に考えていたら、実際に会うと、(他人には)厳格な彼の両親に結婚を反対されてしまった……なんていう話もしばしば。
通常、両家にご挨拶に行くのは、女性側のご実家から先にというのが通例ですが、彼の両親に反対される可能性がある場合は、女性側の実家にことわりをいれておいて、彼のご実家からご挨拶に伺う方がベターです。
やっぱり、結婚準備は計画的に
結婚にかかるイベントは、スケジュールに余裕をもって決めなくてはならないことも沢山。
たとえば、結婚式をするのであれば、約半年~1年前から式場をおさえておくことが一般的となります。そして、人気のウエディングドレスは、早くから予約しないと無くなってしまうことも…。
しかし、だからといって式場準備を先に進めてしまうと、中には、ご家族への相談なしに結婚式等を決めてしまっていたことを良く思わないご家庭もあります。このことから、結婚が決まったら、できれば早めにご両親にご挨拶をして、これから結婚式を考えていること等をさりげなく話しておくのが良いでしょう。(中には、ご両親にお伺いを立てないといけないケースも…)
もし、先に結婚式場やハネムーン等の予約をした場合でも、既に予約してしまった事をご挨拶の際などにうっかり言ってしまうことがないように。念には念を。これから末永いお付き合いをしていくご家族を立てる姿勢を忘れないようにしましょう。
なんだか、結婚準備って面倒くさい……と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、このような結婚準備やイベントを丁寧に重ねれば重ねるほど、離婚率が下がるというデータもあります。せっかくの婚約期間を楽しんで、ほほえましい2人の思い出の1ページにしてくださいね。