「とりあえず会ってから…」を辞める
どんな仕事でも、「打ち合わせ」や「話し合い」があると思います。しかし、対面で進める打ち合わせには少しトラップがあるので注意が必要です。
結論からお話しすると、「曖昧な打ち合わせ時間」は仕事が間延びするだけの可能性が高いと言うこと。「打ち合わせ」と名前がついているから、とりあえず会って話を進めるのが普通になっていませんか?
私の経験上では、「詳細は決まっていないけれど、顔を合わせながら決めましょう」と曖昧な打ち合わせを組んで、ちゃんと話が進んだことが一度もありません(笑)。進んだとしても、ごくごくわずか。一通のメッセージで解決するのでは?と思うほどの微々たる前進です。
また、フリーランスだと「軽くお茶でもしながら話しましょう」とお誘いを受けることがありますが、プライベートで交友関係がありお茶をしたりランチをしたりするなら別ですが、完全に仕事の打ち合わせの時に、この曖昧なお誘いで“実のある内容”になったことがありません。
このような経験は、どこか皆さん心当たりがあるのではないでしょうか……?
Time is money > A wasted time
そこで、私が密かに作っているマイルールをご紹介します。
「飲みの付き合いがないと仕事にならない」なら、それは付き合いありきの仕事なので、プライベートの延長にすぎないと言うことです。付き合いがなくなったら、仕事が切れてしまうかもしれないですよね。そう、交友関係ありきで回る仕事は「縁」が主軸なので、「縁」が切れると仕事までなくなる場合がほとんどなのです。
仕事をしていく中でお互いに信頼関係ができて、交友関係ができた。なら良いのですが、「まずはお茶しましょう」「詳細は話し合いで決めましょう」とふんわり曖昧な打ち合わせは、果たして自分のどこに興味を持っているのか?どんな時間を過ごしたいのか?が明確に分かりません。
私も過去にあったことで、
「ライターってどんな仕事をしているんですか?どんな記事を書くんですか?よかったらお茶しながら聞かせてください」と言われたことがありました。正直、私の中では「うーん」とモヤモヤした気持ちに……。
なぜなら、SNSやオフィシャルサイトに過去の掲載記事は載せていますし、なるべく日頃から更新しているのでウェブ上でどんな仕事内容か概ね分かるはずです。
つまり、さほど私の仕事には興味がないけれど、なんとなくお茶しながら話を聞いてみたい。これが本音ではないのかな?と思ったことがありました。
会う前に打ち合わせのゴールを決めよう!
そこでオススメな解決策は、「なぜ打ち合わせ時間を作るのか?」をもう一度考えることです。
・時間を作って直接会う目的
・お互いの興味ポイント
・これからの付き合い方
など、「今日は、コレを明確にしましょう」と自分の意見と相手の意見を先に書き出して、お互いが有意義であることが大切です。
「顔を合わせながら打ち合わせ」と曖昧な時間から、具体的なタスクを作るだけで、無駄な時間がなくなると思います。ぜひ、曖昧な時間を払拭しましょう!