目利き力を鍛える。「似合わない」を無くす試着室での確認ポイント



「想像と違う……」な“残念服”を無くすために

マネキンが着ているとすごく素敵に見えるアイテムやスタイリングを実際に自分に当ててみると、「あれ? なんかチガウかも……」なんてガッカリ肩を落とした経験はありませんか。似合う服と着たい服は違うと言いますか、自分が理想とするアイテムに奮発して手を伸ばしたところで、いつのまにかタンスの肥やしになってしまうというストーリーはよくあるもの。

そんな残念服を選ばない“目利き力”を鍛えたい。今回は理想の洋服に出会ったとき、試着室でチェックすべき点についてみなさんにお教えします。

トップスでみるべきポイント

肩の位置

購入意欲のあるアイテムをお試ししているとき、見たい点についてです。トップスでみるべき点は間違いなく肩にあります。オフショルトップス、などの肩を露出するアイテムも春夏には見られますが、それだけ目がいくポイントでもあるのです。
自分の肩幅があっているかいないかでアイテムの魅力は大いに変わります。他の箇所に関しては、お直しをすれば着られるものもありますが、肩に違和感がある場合のお直しは結構大変、もちろん費用もそれなりにかかってしまいます。

首回りの空き具合

次にチェックしておきたいのは首回りについてです。寂しい印象がしてしまうアイテムを購入してしまった場合には、スカーフやアクセサリーなどの小物をプラスオンする必要があります。もちろん小物ありきで考えるのであれば問題ないですが、デイリーに使うのであれば、寂しい印象のするアイテムは避けておいた方がいいかもしれません。

次に、首回りが大きく空いていないものを選ぶ必要性についてです。女性の場合には、かがんだ時に胸元が見えてしまうことがあります。これは単純に、サイズが合っていない場合と、胸元が空きすぎな場合があります。ですが、程よく年齢を重ねた女性ならばそこのマナーはしっかりしておきたいところ。だらしがない女性だと思われないように、首回りの空き具合をしっかりと見ておきましょう。

バックスタイルも要チェック

次に、意外とみなさん気にしていないのがバックスタイルです。トップスの素材やカラーによっては、ブラの上に乗った贅肉が目立ってしまう場合があります。見てみぬフリをしておきたいものですが、人からの視線を浴びることの多い背中で悪目立ちするトップスは選ばないようにご注意を。

またそういったアイテムは、バックスタイルだけでなく下っ腹や横からみた時にもスタイルを悪目立ちさせている可能性があります。後ろ姿を確認して、みたくないものが見えた場合には潔く手放して。

ボトムスでみるべきポイント

丈感

サイズが命であるボトムス選び。まずチェックしておきたいのは丈についてです。多少長い場合にはお手軽にお直しができるので、そこまで問題視する必要がありません。特に最近流行の裾が広がっているガウチョ型パンツに関しては、多少サイズ感が合っていなくても可愛く着こなしができるものが多く、身長の足りないミニマムさんにも嬉しいものがあります。逆に、丈が短い場合は、全体のバランスを客観視してみてください。パンプス、ブーツ、スニーカー……果たして何を合わせるのか? よく考えてから購入を。

ファスナーの露出

続いては、ファスナーの露出についてです。
ファスナーが設置されている位置はボトムスによってさまざに違いますが常に露出されているとボトムスのデザインの邪魔になるだけでなく安っぽいイメージがついてしまいます。特にファスナーの色がアイテムのメインカラーとかけ離れているときは注意が必要。

腰のズレ落ち

サイズが合わなくて、腰がずれ落ちてきてしまうボトムスは自然と使用回数が減ってしまうもの。お直しに出したところで、布が余ってしまって余計ブサイクな形に……なんて悲劇も起こりうるのです。ベルトを上からキツめに、と対処したい気持ちにもなりますが、布にシワがよってしまいこちらも形が崩れるのでNG。もっとも気をつけるべき箇所と言っても過言ではありません。

シワのできる・できない素材感

次は、素材についてです。シワができやすい素材なのか、できづらい素材なのか。できやすい場合には、座るたびに注意が必要になります。なぜなら、座った時にできるボトムスのシワというのは、立ち姿になった時に下っ腹部分に当たるからです。サイズが小さいわけでもないのに、シワがあることによってぽっこりお腹に見えてしまい洋服の魅力も半減。スタイルをよく見せたいのであればシワのできづらい素材のものを選んでおきましょう◎。

お尻の形が綺麗に見えるか

ボトムスの場合も、バックスタイルが大切です。素敵なスカートでもパンティーラインが見えてしまうと、どうしても目がいってしまいますよね。常にTバッグの下着をつけているのであればあまり関係ないかもしれませんが、お尻の形がきれいに見えるものを選んだ方が、圧倒的に男性受けは良いです。素材によっては、お尻と太ももの境目に線や影が入ってしまいものもあるので、スタイルダウンしないシルエットとカラーを意識しましょう。

しゃがんで突っ張る感じがないか

タイトなラインはスタイルがよく見えることもあってつい購入意欲を掻き立てられます、が、そんな中にも落とし穴が。やはりワンピースなどの一枚で出かけられるアイテムに比べると着回し力も必要になるアイテムにもなるのがボトムス。その場合には、着心地の良さが譲れないポイントになってきます。しゃがむ時に窮屈に感じたり、移動の時につい歩幅が小さくなってしまうようなミニマムなデザインはデイリー使いには不向き。このスカート・パンツで一体どこに出かけたいの? しっかりと意識してみて。

試着室で“目利き力”を鍛えよう

いかがでしたか?
どれも試着室で気軽にチェックできるポイントで合ったと思います。ライトなどで、わかりづらい場合には、試着室から一歩でた明るい場所で全体のバランスをチェックしてみてください。

いくら一目惚れしたアイテムで合っても、結局着ることなく眠らせる……なんて残念服へ格下げすることがないように、間違いのないアイテム選びを。