振り返りが成長へ。失敗から考える振り返り3STEP #話題書籍に学ぶ

振り返りが成長へ。失敗から考える振り返り3STEP #話題書籍に学ぶ

成長するためには、どうすればいいのか? その答えのヒントは「自分の失敗」にあります。3STEPをおさえて定期的に振り返り、自己成長を伸ばしていきましょう。


みなさんは、仕事を続けていてどれだけ成長できたでしょうか?

そう聞かれると、「ミスも多いし、能力も足りていなくて、そんなには……」と自信を無くしてしまう人もいるかもしれません。自分自信でこれだけ成長した! とはなかなか大きな声では言いづらいものでしょう。

けれどここ数年で、新卒が会社を選ぶ基準として多い理由に、「人間関係の良さ」そして「成長できる環境」という声が上がっているそうです。それだけ成長とは、社会人として欲することとも言えそうです。
では、具体的にどうすれば、私たちは日々成長することができるのでしょうか?
今回は、振り返りが成長へと繋がるための、失敗から考える振り返り3STEPをご紹介します。

@su_me_ra__

反省ではなく振り返りが成長へ繋がる

成長するために必要なこととは「振り返る」ことです。反省と振り返りは似たような意味だと思われがちですが、実は違った意味があるのです。

反省とは「何がいけなかったか」「なぜいけなかったか」を考えるまでで終わりますが、振り返りは「次に上手くいくためにはどうすればよいか」まで突き詰めて考えることを言います。反省があってこその振り返りですが、ここまで考えずに終わってしまう人もたくさんいます。

振り返ることによって、原因を明確にできる。そしてまた同じ状況がやってきたときに失敗をしない=成長した と、なるわけです。

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

より深まる振り返りの3STEP

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

振り返りの方法として、下記にある3つのステップで考えてみましょう。

今回は失敗例として、女性営業が重要なお客さんからの取引を失注してしまったとします。原因は、競合他社のサービスに対して、自社のサービスが優位ということを説明できなかったこと。順調に商談を進めたつもりでしたが、実際には上手く伝えることができなったようです。

この失敗をそれぞれのステップに当てはめてみましょう。

ステップ1:何が起こったのか思い出す

まずは何が起こったのかもう一度思い出してみましょう。そのときどんな会話をしていたのか、どんな感情だったのかなど、明確に洗い出します。

今回の場合は、ロジカルに説明できたつもりでしたが、相手にはしっかり伝わっていませんでした。この日はいつもの担当者と別に、担当者の上司が同席をし、普段なら来ないような質問がたくさんありました。この人にとっては初めての仕事状況だったといえます。

ステップ2:何が良くて何が悪かったかなど、起きる意味を考える

今回の商談は、得意としていた業界ではないうえに、上の立場の人に説明するときに客観的な立場からデータを交えて説明する必要がありました。しかし、担当者の上司が同席することは事前にわかっていたのも関わらず、他の業務が忙しくて、資料を作る時間がありませんでした。

このように、何が原因で今回の失敗に繋がったのか整理をしてみましょう。

ステップ3:これからどうするかを考える

最後に、次に失敗しないためにはどうすればいいいのか考えてみましょう。

今回の場合は、原因は他の業務が忙しくて、事前準備ができていなかったことにあります。今後は、同席者を早い段階で確認するようにして、余裕をもって準備に取り掛かれるようにすること言えます。このように、改善策までを求めることを振り返りというのです。

仕事で失敗をしても落ち込んだままにしない

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

この3つのSTEPで、今までうまくいかなかったことを振り返れば、根本的な原因にたどり着き、今後の在り方を考えることが出来ます。特に重要なのがSTEP2の“原因解明”です。

すでに起きてしまったことについて、いきなりSTEP3の今後を考えるのではなく、何がよくて何が悪かったかを考えるSTEP2をひも解いていけば「能力不足だった」で終わらないことがわかります。

この振り返りをすれば、同じ失敗を繰り返さない、人が成長していくためのエッセンスとなります。
失敗したときにこそ、成長のチャンスだと思って振り返りをしてみてください。深く落ち込まず前向きでいることもできます。

参考にしたのは『女性の視点で見直す 人材育成』。ぜひ、チェックしてみてくださいね。

参考文献

『女性の視点で見直す人材育成――だれもが働きやすい「最高の職場」をつくる』  中原 淳 (著)・トーマツ イノベーション (著) ダイヤモンド社

チェックする

この記事のライター

ごく普通の会社員。
自分自身が「気になる」と思ったことについて情報を発信中。

関連する投稿


残業のメカニズムは「インフルエンサー」から始まる #話題書籍に学ぶ

残業のメカニズムは「インフルエンサー」から始まる #話題書籍に学ぶ

働き方改革により、多くの企業が残業を減らす取り組みに力を入れるようになりました。けれど、いくら残業を減らす取り組みをしても「残業インフルエンサー」という存在が会社には居るのだそう。なぜ残業が無くならないのか? 残業のメカニズムを知っていきましょう。


芯のあるかっこいい女性に。自分磨きに酔っている人・成長している人の違い

芯のあるかっこいい女性に。自分磨きに酔っている人・成長している人の違い

自分磨きをしている「私」をアピールするよりも、自分自身の成長のために、日々の努力を純粋に楽しみましょう。


学び直しをするリカレント教育。会社に制度がないときどうすれば良い?

学び直しをするリカレント教育。会社に制度がないときどうすれば良い?

最近「リカレント教育」という、学び直しが注目されています。学生時代に学んだけけれど覚えていないこと、さらに知識を深めて新しい情報を仕入れること……。自分磨きに学びを取り入れたいけれどけれど、会社にそういった制度がない場合は、どのようにして学びを得れば良いのでしょうか?


うまくできたことより「失敗したこと」を書き出すことで見えてくるもの|MY WORK ヒント#70

うまくできたことより「失敗したこと」を書き出すことで見えてくるもの|MY WORK ヒント#70

ライター&コラムニストとして活動しているharakoです。この連載では、「女性の働き方」のヒントになるような内容をお送りしています。第70回目は、目標を達成しやすくなるヒントです。


ミスやトラブルはこれで防げる! 簡単に実践できる予防策

ミスやトラブルはこれで防げる! 簡単に実践できる予防策

たくさんの仕事をこなしていると、ふとした時にミスや漏れが生まれることがあります。けれど、そんな小さなことが後々に大きなトラブルに発達してしまう……! なんてことも。今回はミスやトラブルを事前に防ぐべく、簡単に実践できる予防策を皆さんにお教えします。


最新の投稿


信じ続ける強い精神力がほしい。夢や目標が叶うまでのタイムラグの過ごし方

信じ続ける強い精神力がほしい。夢や目標が叶うまでのタイムラグの過ごし方

どうすれば夢や目標が叶うまでの日々を楽しく生きられるのか……ゆっくり、一緒に考えてまいりましょう♩


「世界を癒すためには、まず自分自身を癒さなければならないから」ウーマンダイアローグ #23

「世界を癒すためには、まず自分自身を癒さなければならないから」ウーマンダイアローグ #23

こんにちは!ライターの渡辺彩季です。 この連載では、「多様な女性の働き方」をテーマに私とゲストで対談をさせていただきます。 今回のゲストは、『横浜天然温泉 SPA EAS』の支配人、横目恭子さん。元全日空のCAという経験を活かして、スタッフやお客様に“癒し”を与えている素晴らしい女性です♡


夏の「ニオイ」を解決!はたらく女子が揃えておきたいデオドラントアイテム

夏の「ニオイ」を解決!はたらく女子が揃えておきたいデオドラントアイテム

夏のお出かけで気になるのはやっぱり汗の「ニオイ」や「不快感」……。外出の予定が多いはたらき女子には、欠かせないであろう便利なデオドラントアイテムたちをご紹介。


どうしたら良いのか分からない…。「ちょっと癖」のある人の対応方法3選|MY WORK ヒント#94

どうしたら良いのか分からない…。「ちょっと癖」のある人の対応方法3選|MY WORK ヒント#94

ライター&コラムニストとして活動しているharakoです。この連載では、「女性の働き方」のヒントになるような内容をお送りしています。第94回目は、コミュニケーションのポイントを考えます。


商談や会議では説得力が不可欠! 知性を感じさせるビジネストーク術

商談や会議では説得力が不可欠! 知性を感じさせるビジネストーク術

商談や会議などのかしこまった場では「説得力」が必要になります。上司や社長に反論を述べるのは気が引けるかもしれませんが、そんな時は「ヒューリスティック」という心理を利用したビジネストーク術を使うと良いでしょう。知性を感じさせるためのテクニックをご紹介します。


RANKING


>>総合人気ランキング