「人の笑顔は幸を呼ぶ」 ウーマンダイアローグ#特別編

「人の笑顔は幸を呼ぶ」 ウーマンダイアローグ#特別編

こんにちは!ライターの渡辺彩季です。 この連載では、「多様な女性の働き方」をテーマに私とゲストで対談をさせていただきます。 今回のゲストは、ネイルサロン『ダッシングディバ』の藤田真由美さん。ネイリストから管理職になり、「笑顔が見られたとき」にやりがいを感じることは変わらないと語ってくださいました。


今回のゲスト♡ 藤田真由美さん

ネイルサロン『ダッシングディバ』、エリアマネージャー。
全国37店舗のうち、14店舗の運営管理やスタッフの教育などを行っている。

2008年1月~ ダッシングディバ入社 大井町店配属
2010年4月~ ダッシングディバ大井町店 副店長
2011年4月~ ダッシングディバ大井町店 店長
2015年4月~2019年2月現在 ダッシングディバ本社 エリアマネージャー

インタビューする人♡ 渡辺彩季

京都府出身、東京在住のフリーライター。
女性をターゲットにしたメディアを中心に美容、ファッション、ライフスタイルなどの幅広い記事を執筆中。
美容が大好きで、コスメコンシェルジュ、全米ヨガアライアンス、アロマテラピー検定1級、温泉ソムリエなどの資格を取得。

ウーマンダイアローグ#特別編 【ダッシングディバ/藤田真由美さん】

渡辺:本日は、よろしくお願いいたします! 私自身、学生時代からネイルサロンに通っていて、指先のおしゃれを楽しむことが大好きです。今日は普段は聞くことができないようなネイルサロンのバックヤードのお仕事についても知ることができたらうれしいです。

藤田:よろしくお願いいたします! 私はネイリストを経験後、現在エリアマネージャーをしています。ダッシングディバに10年以上勤めているので、なんでも聞いてください!

渡辺:10年以上!?ネイル業界では、キャリアがかなり長いほうですよね?

藤田:そうですね。やはりネイルサロンということで、ほとんどが女性社員です。なので、結婚や出産をきっかけに離職する人も多く、ひとつの会社で正社員として10年続ける人は、業界的にも少ないと思います。私は、2008年にネイリストとして入社しました。その後、2015年にエリアマネージャーになって……もう、かれこれ12年目 ですね!

渡辺:藤田さんは、ネイリストの経験を経てエリアマネージャーにステップアップされたんですよね! まさに「継続は力なり」ですね。早速ですが、現在の仕事の内容を具体的に教えてください。

藤田:ダッシングディバのエリアマネージャーとして、全国37店舗のうち14店舗を管轄しています。内容としては、店舗の売上管理、スタッフとの面談、問題点の改善や今後の対策を考えることなどです。基本的には、店舗をよくするために、店長と今後の方向性を話し合うことがほとんどです。あとは、他店舗の成功事例をシェアしたり、悩み相談を受けたり・・・。また、ダッシングディバでは月に一度、全店の店長が東京本社に集まり、よりお客様に満足していただける店舗づくりに向けて会議を開催しています。そのための準備なども行っていますね。

渡辺:14店舗分の運営管理となると、聞くまでもなく多忙ということが分かります(汗) 実際に藤田様が店舗まで足を運んでいらっしゃるのですか?

藤田:はい!都内だけではなく、埼玉、千葉、宇都宮、名古屋、大阪……。毎月新幹線で出張し、ほぼすべての店舗を回っています。移動時間がかなりかかるのですが、いろんな店舗やスタッフの成長を直接見ることができるので、やりがいがあって楽しいです。

ネイリストから管理職になったきっかけ

渡辺:元々ネイリストとして入社されたとのことですが、管理職にキャリアチェンジしたきっかけを教えてください。

藤田:最初は未経験の状態でダッシングディバに入社し、ネイリストとして店舗に配属されました。それから副店長、店長と昇格して、30歳を目前にしたときに、自分の将来について考えるようになったのです。ネイル業界って実はキャリアアップがとても難しい業界でもあって、長い目で見た時に、個人サロンとして個人で続けていくか、またはお店を変えることくらいしかキャリアの方向が見えていないことも多いんですね。

けれど、私の場合はタイミングよく本社から「エリアマネージャーにならないか?」と声がかかりました。当時は大井町店の店長だったのですが、自分ができることは一通りやりつくした、来年は他のスタッフが店長をした方が新しい風を吹かすことができるのではないか……と思っていたんです。そんな時にエリアマネジャーの打診があり、現場で直接接客する以外にもお客様に喜んでいただく方法があるんだなと考えるようになりました。エリアマネジャーとして他店舗も見るという事は新しい挑戦でしたが、ご来店されたお客様に、今度はスタッフを通してこのサロンに来て良かったと思っていただけるのであれば、今までよりも多くのお客様を笑顔にできるチャンスだと思ったんです。なので、思いきって挑戦をしてみることにしました!

渡辺:「自分のできることは、全部やった!」と言いきれるところが、かっこいいですね! 次の世代に潔く交代するという勇気を持つことも、企業が成長していく上で大事なことだと思います。ちなみにキャリアチェンジされる際に辛かったことはありますか?

藤田:ずっと店舗でお客様と直接関わってきたので、離れてしまうのが一番残念でした。ネイルサロンはお客様との距離が近いので、施術中に会話を交わすことも多くて。いつも恋愛や仕事など、たくさんのお話しを聞くことができるんです。

渡辺:ネイルサロンは、毎月通ってくださるリピーターさんも多いですものね。私も過去に営業部にいましたが、転職をきっかけにお客様に会えなくなってしまったのは寂しかったです。

藤田:そうですよね。私はエリアマネージャーになってからも、自分が元々店長として働いていた大井町店を訪れる機会があるので、そのときはとても懐かしい気持ちになります。昔から知ってくださっているお客様に再会できたときはうれしかったですね!

渡辺:まさに感動の再会ですね。

藤田:今はネイリストではないので、以前のように施術時間にゆっくりお話しをするということはありませんが、店舗に私がいることに気付いて声をかけてくださるお客様がいると幸せな気分になれます。エリアマネージャーになってからも応援してくださっている方もいて、「頑張れ!」と背中を押してくださいます。

14店舗を回ることで視野が広がりました

渡辺:14店舗を回られているとのことですが、いろんな店舗に行ってみて分かったこと(発見したこと)などはありますか?

藤田:店舗によって、カラーが全然違うことです。それぞれの店舗の良さを把握することが大切ですね。これは、一つの店舗のみで仕事をしているときには気付けなかったポイントです。

渡辺:サービス業をしている人は、休みの日に自分がお客様として同業の店舗に足を運んで、教科書を買うつもりでクオリティの確認をしに行っている人が多いと聞きます。実際に私の周りでも、サロン、ホテル、飲食店などで働いている友人は、そういったことをしています。業務時間内に14店舗も見ることができるというのは、エリアマネージャーの特権ですね!

藤田:同じダッシングディバのネイルサロンでも、店舗スタッフの人数によって雰囲気が全く違います。大人数のスタッフを抱えている店舗は一人ひとりが少し意識を高くするだけで、かなり活気が出ます。みんながちょっとずつ努力をすれば、大きな結果を得ることができることが特徴的です。逆に少人数の店舗は、チームワークがよく常に助け合っています。その様子を見ていると心が温まりますね。

渡辺:大人数の店舗は同世代の女性同士で働いていると、かなり刺激になりそうですね! 私は元々商社で営業していたのですが、フロアの壁に営業成績の結果が貼られていました。売り上げや新規獲得件数が毎日更新されるんですよ。もちろん、それをストレスに感じる人もいますが、私は危機感を持つことで伸びるタイプだったから、今となってはそのプレッシャーもよかったのかなと思います。ライバルが多いというのも「追いつき追い越せ」というか。それはそれでよさそうですね。

藤田:ダッシングディバでは、バックヤードに成績表を貼っている店舗もあります。切磋琢磨して、一人ひとりが成長してくれることを目標にしています。私はネイリスト時代、同期と呼べる存在がいなかったので、少し前に入社した先輩を意識するようにしていました。目指したい目標のような存在が身近にいるというのは、伸びるきっかけになると思います。

一番やりがいを感じる瞬間は「スタッフに笑顔が見えたとき」

渡辺:藤田さんが、一番仕事のやりがいを感じる瞬間を教えてください。

藤田:スタッフに笑顔が見られた、その瞬間です!  店舗でネイリストをしていたときは、お客様に笑顔になっていただいたときに幸せを感じていたのですが、今はエリアマネージャーになったことで、対象がお客様からスタッフに変わりました。これからも楽しく働いてもらいたいから、なるべく良い環境を作ってあげられるように日々案を練っています。業界的に退職されていく人も多いなかで、長く働き続けているスタッフを見ると、自分も頑張ろうと前向きになれますね。

キラキラしているスタッフが接客すると、お客様も喜んでくれるんですよね。Happyが連鎖していく様子を目の当たりにしたときに、自分の仕事の意味を感じます。

渡辺:お店の雰囲気って、すごく大事ですよね。素敵な人に接客してもらえたら、心に余裕がなかったお客さんも感銘を受けて変わるかもしれない。もし、不機嫌なときに丁寧な接客を受けたら「あ。ちゃんとしなきゃ!」と自分を見つめ直すと思います。

藤田:スタッフの雰囲気は今後も大切にして、より良くしていきたいですね。あとは、店長が店舗の売り上げ目標を達成した時に喜んでいる姿を見ると、すごくうれしくなります。一生懸命努力をしている姿を見てきたからこそ、結果を出したときにドラマを感じます。

「いつでも戻ってきてね!」と一言添えるようにしています

渡辺:ネイルサロンは離職率が高い職業ですが、一度ダッシングディバを退社して、また戻ってくる……というリターン転職をする方もいらっしゃいますか? 会社によっては一度退職したら戻ることが難しいところもありますが、再び働くことは可能なんでしょうか?

藤田:リターン転職の方はいらっしゃいますし、むしろ、再び働きたいという声は大歓迎です。ダッシングディバでは、出産後に復帰したいというスタッフのために、パート制度も設けています。ネイル業界では難しいと言われていますが、子育てと両立しながら働いている人も多いのがダッシングディバの特徴です。また、地方にも店舗があるので、本人と相談の上で異動もできるようにしています。

渡辺:イフスタイルに合わせて働き方を変えることができるのは大きいですね!

藤田:あとは、スタッフが退職するときに「いつでも戻ってきてね!」と声をかけるようにしています。その一言だけでも「自分には帰れる場所があるんだ」と安心できると思うので。

渡辺:それは、かなり心強い……!「いつでも戻ってきてね!」の一言を添えるだけで気持ちが全然違ってきますものね。

社員みんなが働きやすい会社を作っていきたい

渡辺:藤田さんの今後の目標を教えてください。

藤田:今の仕事を続けていきたいです。エリアマネージャーとして、もっと自分にできることがあるので、やりきりたいなと思っています! 例えば、もっとスタッフが働きやすい環境に改善するポイントがあると感じているので、それに向けて具体的な施策を作っていきたい。結婚や出産を経験する女性にとっても、長く働き続けることができる会社を作っていきたいですね。

渡辺:昔に比べると女性が働きやすい社会になりましたが、まだまだ改善できるポイントはたくさんありそうですよね! 

藤田:ダッシングディバは自分のライフステージの変化に合わせて働けるのが魅力です。働きやすい環境を作り、スタッフ一人ひとりが生き生きと働くことで、より多くのお客様を笑顔にできたら幸せですね。

インタビューを終えて…

ネイリストとしてキャリアを積んだ後、管理職であるマネージャー職へとキャリアチェンジした藤田さん。一つの会社のなかでもキャリアの選択肢がたくさんあることは、ライフステージ変化に合わせてキャリアの方向性を考える場面が数多くある女性にとって、とても心強いはずです。女性スタッフが中心である職場だからこそ、そういったライフスタイルに合わせて働き方を変えることができるのはとても素晴らしいと感じました。

自分がやりたいことが見つかったときに、手を上げて異動を希望することができるというのはキャリアを積んでいくなかで大きなメリット。ダッシングディバは、ネイリストだけにとどまらず、仕事の幅を広げるチャンスがたくさんあると教えてくださいました。

「人の笑顔は幸を呼ぶ」

藤田さんがやりがいを感じるポイントは、「笑顔」とおっしゃられていましたが、私自身「笑顔」や「幸せ」は連鎖するものだと感じています。
昔はお客様、今はスタッフ……とキャリアチェンジによって接する対象が変わったとのことですが、自分の目の前にいる人を笑顔にすることができたら、環境を変わっても力強く踏ん張っていけるはず。
熱い想いを持って仕事をしている藤田さんを見て、女性のキャリアが一層希望に満ちたものに変わっていくのではないか……とホッコリしました。

取材店舗

DASHING DIVA(ダッシングディバ)
汐留シティセンター店
東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンターB2F

この記事のライター

京都出身、東京在住。
ファッションや美容が大好きなおしゃれミーハーです♡

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