家庭も職場も、大切なのはチームワーク #自分らしくはたらく 【会社員/横尾愛】

家庭も職場も、大切なのはチームワーク #自分らしくはたらく 【会社員/横尾愛】

仕事と家庭の両立は難しいものなの? 働く女性ならば、誰もが一度は悩んだ頃があるであろう“両立”問題。会社員として働く横尾愛さんは、フリーランスで働く旦那様との家庭を大切にしながら、会社員としての職務もしっかりと日々こなしています。「家庭でも職場でもチークワークが大切」。そう語る彼女の毎日について、聞いてみました。


働く女性であれば、誰でも一度は悩んだであろう“両立”問題。特に、アラサーと呼ばれる世代の女性は、恋人のいる人・いない人、結婚をしている人、していない人、出産をしている人、していない人……などもっともライフステージが異なる年齢。イヤでも、周囲を意識してしまうことがあります。会社員として働く、横尾愛さんもその内の一人。付き合っていた彼と、入籍・挙式をして今まさに家庭と仕事の両立を意識するようになったといいます。
仕事でも家庭もチームワークとして、お互いに支え合うことが大切だと話す彼女の毎日について、お話を伺いました。

できないことを否定せず、まずはできることから

——早速ですが、今のお仕事を教えてください。


製薬会社で品質保証に関する仕事を行なっています。基本的にはデスクワークですが、ときどき他の製薬会社さんのところへ行ったり、工場へ行ったりと出張になることもあります。今の職場は産休や育休を取りやすい環境があるので、今後もずっと続ける予定でいます。


——横尾さんは最近ご結婚なさったようですが、結婚をして変わったことはありますか?

【パーティーでの写真】

結婚歴は1年未満ですが、旦那さんと一緒に過ごすことになってからは2年経っているので結婚をしてから特別に変わったこと、はないかもしれません。旦那さんが在宅ワークで仕事をしているので、基本的には私の方が外に出ていることが多いんです。基本的には、旦那さんがお風呂掃除やお皿洗い、ゴミ捨てなどを行なってもらって、私はご飯作りを担当しています。


——料理は横尾さんが担当されているんですね。


そうですね。私は一人暮らしの期間があったので、一通り家事を経験していたんですが、旦那さんは実家暮らしであまり家事をしたことがなくて。一緒に住むことが決まった時に、家事を一通り見せて「できそうだな」ってことから少しずつ覚えてもらいました。
なんですが、料理に関してはあまり得意ではないようなので、私が担当しているというような形です。


——なるほど。得意不得意によって役割分担が違うんですね。横尾さんの毎日のスケジュールを教えていただけますか?

普段のスケジュール

基本的には朝7時に起きて、7時20分に家を出るという時短スケジュールです(笑)。通勤に1時間ちょっとかかるので、8時30分までには会社に到着するようにしています。そこでデスクワークを行なってから、定時の18時……1時間くらい残業をすることが多いので、19時くらいまで居ることも多いですね。
20時過ぎに家に着いてから、夜ご飯を作ってテレビを見たり、次の日の旦那さんのお昼ご飯を作ったりしてから、23時には就寝しています。


——旦那さんのお昼ご飯まできちんと作っているんですね。すごいです。


そうですね、節約のために基本的には自炊していて、あまりレトルトのものも使わないようにしています。エアコンもあまりつけずに、ホットカーペットとファンヒーターで過ごしたり。仕事で転勤になることがないので、子どもができる前にマンションを購入するっていう目標もあって、できるだけ節約を心がけています。結婚して一番大きく変わったというか、ローンを組むということを考えた時に、相手の人生ともこれからずっと関わっていくんだって大きく実感したかもしれません(笑)

優先順位を決めたら、時間をかけて継続するだけ

——将来のこともしっかり考えられていてすごいですね。


職場の産休や育休制度がしっかりしているのが大きいかもしれません。一度長期休暇を取ってしまうと役職はつきづらいという悩みはあるんですが、子どもを産むのは女性にしかできないことなので、人生においては避けられないことかなと思っています。出産したら、時短勤務で仕事のウェイトを下げつつも、仕事は今後も続けていきたいな、と。


——どちらを優先するか、という問題は女性にとって付き物ですよね。


はい。どれだけ能力があっても、在籍期間が短くなるとキャリアアップすることが難しくなってしまいます。本当は子どもを産んだ後も、もっとキャリアアップしたいし、今以上にマネジメントにも力を入れていきたいと思っているのですが、そこは今後時間をかけて理解していただけるように頑張るしかないのかなって思っています。


——仕事と家庭の両立、とひとことで言っても何を目指すかによって変わって来ますよね。横尾さんはその両立について、自分なりに工夫されていることってありますか?


思いやりが大事だなって思うので、愚痴を言いたい時とか相手にイライラした時も、そのままの言葉をぶつけるんじゃなくて、言葉を選べるように一度自分で考えてから相手に伝えるようにしています。例えば、コミュニケーションって人と生活をする上では絶対的に必要だと思うんですが、時間が無いにも無いなりの工夫をしています。
うちは、駅に行くまでに徒歩15分あるので、毎朝の15分を一緒に歩きながら話します。旦那さんがフリーランスで、運動不足になりがちなこともあって、毎朝散歩代わりに送ってもらっています。時々、迎えにきてもらったりも(笑)。

【思わず笑顔! ほほえましい!】

家庭でも仕事でも、チームワークが何より大切

——なんて羨ましい! 素敵なエピソードですね(笑) 職場でのコミュニケーションはどうでしょう?


職場では「こうした方がいい」という意見はしっかりと伝えるようにしていますが、ある意味割り切ることがうまくなったかもしれません。職場では、なかなか下の意見が上に通らない……という悩みを持つ人も多いんじゃないかと思います。残業をしたいからしているわけではなくても、残業しているだけで良く思われなかったりとか。そういった不満に関しては、「正しいことを言うだけじゃいけない」というように割り切って考えるようになりました。

——家庭のエピソードとは打って変わって、冷静な考え方ですね。

以前、会社で5人チームでやっていたことが今は3人になったこともあって、チームワークをこれまで以上に重要視するようになりました。ある程度の個人的な考えはうまく割り切って、仕事の効率を上げることに考え方をシフトしたんです。チームといっても、得手不得手がそれぞれ違っていて、みんなが同じことをできるわけではありません。一通りはやってもらうけど、メインだけはそれぞれの能力に合わせて仕事を割り振る、というように工夫しています。それは仕事でも家庭でも同じなんじゃないかなって思っています。


——家事の割り振りも、仕事の割り振りも、チームとしての動きを意識しているんですね。


そうですね……。性格も人それぞれにやっぱり違っているので。
例えば旦那さんはめちゃくちゃマイペースな性格で、私はせっかち。長期的に計画を立てて、逆算するように予定を立てるのが私で、旦那さんは目の前にあることからやっていくタイプなんです。旅行の時も、旦那さんに任せていると、ノープランで行動することになるので、基本的には私が下調べをして予定を決めていきます。それぞれにタイプは違いますが、それを「そういう考え方もあるんだね」っていうように認め合うことが大切かなって思っています。


——仕事でも家庭でも、お互いを認め合うことは欠かせないことですね。


そうですね。計画を立てたり、情報収集することが私も好きなので、お互いの得意なことをそれぞれに活かせているかなと思います。


——それはすごいですね。ちなみに、横尾さんは何かを決める時に、どんなところから情報収集をしているのでしょう?


例えば2018年の12月に行なった結婚パーティーでは、インスタグラムを使って席札を作ったりしました。手作りで、フォトプロップスになるような仕掛けを作ったり。アロマワックスバーを手作りでプレゼントにしたり。全部ハッシュタグで検索して、良いなと思ったものを手作りで取り入れました。ヘアメイクも持ち込みにして、インスタグラムで見つけた美容師の方やメイクさんにお願いをしたりと、インスタグラムをフル活用しました(笑)。

——それはすごい! 旦那さんも、驚きだったでしょうね。


だと思います。けれど、お互いの意見に否定的な考えを持つことがないので、割とすんなりと受け入れてくれました。家庭でも仕事でも、こうやって得意なことやできることで、うまくバランスをとっていけたらいいなと思っています。とりあえず私が次にやるべきことは、旦那さんの「なんとかなるでしょ」の考えを現実的に考えて、家選びやローンのこと、将来の子どもが入る保育園のこと……色々とリサーチしていきたいなと。


——しっかりしたお嫁さんで旦那さんも安心ですね(笑)!インタビューのご協力ありがとうございました。

否定ではなく認める。補いながら前進すること

働き方のスタイルや価値観、性格は人それぞれに違います。組織というくくりの中で過ごしていると、いつの間にか多数派の意見が強くなり、個人が不満を抱えてしまうこともあるでしょう。けれど、どんな時も相手のことを否定せず、認め合う。そんな捉え方があるからこそ、横尾さん夫婦はうまく過ごせているのではないでしょうか。

誰かを否定をするのではなく、得意なことと不得意なことをうまく分けて補う工夫をする。これが家庭でも、仕事でも大切なことは間違いありません。頭でっかちになるのではなく、こういった柔らかな心の持ち方を私たちも参考にしていきたいものです。

この記事のライター

Cinq(サンク)-よくばり女子のはたらきかた-

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