将来自分の役に立つ。セルフブランディングのはじめかた



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自分のことどんな風に見られたい?

みなさんは「セルフブランディング」という言葉をご存知でしょうか?

ブランディングというと、ビジネスにおけるマーケティング戦略のひとつで、会社が商品を宣伝することによって消費者の認知度を上げていき、ブランドとして確立することを差しますが、セルフブランディングとは、そのブランディングを「自分」に対して行うことを指します。

昔は良い大学に入って大手企業に就職すれば安定した生活ができると言われていましたが、AIの技術進歩により10年後はなくなる職業まであると言われています。個人が力を持つ時代が到来した現代において、これからのビジネスパーソンに必要なのは「自分のブランド化」です。

自分がどんな風に見られたいのか? そのためには自分の強みをどのようにして表現していけば良いのかを考えて行動をしなければなりません。今回は、セルフブランディングをするための方法についてご紹介します。

セルフブランディングのはじめかた

では実際どのように「自分」を固めていけば良いのかと言うと、大きく3つのポイントをおさえておくことが大切です。


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自分の強みは何か? 洗い出しをする

まずは自分ができることを洗い出しが必要になります。強みというと難しいと思ってしまいますが、「将来どんな自分になっていたいか」を想像しましょう。「得意なこと」「好きなこと」をピックアップしていき、自分がいまいる位置を確認します。パーソナルな強みを理解することは若ければ若いほど有利。

決してユニークな強みはなくても大丈夫です。むしろユニークすぎるものは、ニーズがなく、宝の持ち腐れになってしまいます。「この強みを必要としてくれる人はいるだろうか」と考えながら、ブランディングをしていきましょう。

その強みがどんな人に役に立つのか考える

強みを明確にしたら、次はどんな人に役に立つのか、ターゲット層を絞り込みます。

多様化している現代からこそ、幅広い層に頼られることは少なく、むしろ少人数の熱狂的なファンによって支えられる形の方が生きて残っている人も多いです。なにかを伝える先には必ず人がいます。これを意識し、「自分を必要としている人は誰なのか?」を考えていきましょう。ブランドを作る上では欠かせない要素です。

一貫した発言・行動をし、発信していく

最後の要素として必要なのは「一貫性」を持つこと。意見や考えがコロコロと変わる人は信用されません。人は、芯のしっかり通った人間に信頼を寄せるものです。ときにはバッシングを受けることもあるかも知れません。しかし、そこで流されてしまえばせっかく築き上げてきたものをが台無しになってしまいます。

人からの意見を取り入れるのは間違いではありませんが、全て受け入れてしまうと自然体の自分ではなく作り上げた自分を売り込むことになるのでいずれ限界が来るでしょう。

やり方を間違えると「痛い」認定されることも

セルフブランディングを成功させどんどん人からの評価が上がり、人気者になった人も中にはいますが、セルフブランディング自体には直接関係はありません。しかし、意味を間違えてしまい、やたらと肩書きを盛ったり、いつも意識が高いことばかりしようとしたり、背伸びしすぎている人を多く見かけることから「あの人、痛い」と思われてしまうことも少なくありません。

大事なのはどのように社会に貢献できるか、人の役に立てるかという気持ちを持っていることなので気を付けましょう。

まとめ

セルフブランディングは、言葉だけだとカッコよくて意識高い人がするものと思われますが、実はかなり地味である上に努力の末に得られる成果で、将来必ず役に立ちます。

今は、女性ならではの視点や気遣いなどから新しいビジネスが生まれる社会です。自分にできることを見つけてみると、今後のキャリアが大きく広がるかもしれません。