増えすぎたコスメ、スッキリさせてみませんか
トレンドのメイクアイテムや気になったスキンケア用品など、女性がいくらあっても足りないと感じてしまうのが美容品です。「綺麗でいたいから」「自己投資のために」と考えてしまうのは、もしかしたら女性の性なのかもしれません。
けれど、コスメって実は減りが悪く、買い足すことはあってもなかなか最後まで使い切ることがありませんよね。自宅に、いつの間にか使わなくなったチークやアイシャドウがたくさん眠っているという方も多いのではないでしょうか。
けれど、年末年始は身の回りの整理をしてスッキリとさせたい時。この機会に不要になったコスメを捨てて、収納がまとまるようにしていきましょう。今回は、不要なコスメを捨てるためのステップを紹介していきたいと思います。名残惜しい気持ちはわかるけど、今使っていないアイテムはきっとこれからも使わない! と覚悟を決めて挑んでみて。
持っているコスメを全部取り出す
まずは自分が持っているコスメを全部まとめてみましょう。普段からよく使用しているもの、時々使うもの、前は気に入って使っていたもの、久しぶりに見た、というもの。とにかく1箇所にずらりと並べて優先順位をつけやすいようにすることです。
捨てるコスメの見分け方① 【使用期限】が切れているもの
まずは使用期限が切れているコスメを捨てましょう。コスメには全て、使用期限というものがあります。たとえそれが未開封であっても途中まで使ってあったとしても、これまで使っていなかったのであれば使うことはまずありません。使用期限の切れたコスメを使うことで、雑菌が繁殖して肌が荒れることもあります。いつ買ったかわからないアイテムも容赦無くゴミ箱へ。
【コスメの使用期限の目安】
スキンケア用品…約6ヶ月
日焼け止め………約6ヶ月
リキッドファンデーション……約6ヶ月
パウダーファンデーション……約1年
マスカラ……約3ヶ月
ペンシルアイライナー……約1年
リキッドアイライナー……約3ヶ月
クリームアイシャドウ……約6ヶ月
パウダーアイシャドウ……約1年
クリームチーク……約6ヶ月
パウダーチーク……約2年
リップ……3〜6ヶ月
【サンプル】は思い切って捨てる決断を
コスメを購入した時に、サンプルをもらうこともよくありますよね。旅行の時に便利だからとサンプルのストックをしている方も多いのではないでしょうか? けれど、ストックを全部置いておくといつかはおびただしい量になってしまいます。今年使わなかったサンプルを来年になって使うほど、急に旅行の予定が入るとは思えません。
サンプルはこの際潔く捨ててしましょう。「絶対に残しておきたい」「試してみたい」と思うものは置いておいても良いですが、まずはサンプルから使い切るくらいの日常使いへチェンジさせて。新商品のサンプルは、今あるサンプルよりきっと質が良いものです。そう考え方を割り切って、古いものを捨てていきましょう。
捨てるコスメの見分け方② 【肌に合わない】コスメを捨てる
肌の乾燥が気になった、使い始めてから肌が不安定になった、荒れてしまった、というものはあなたの肌に合っていないので、今後も使うことがありません。「人が泊まりに来た時に……」「誰かにあげようかな」という考えもやめましょう。あなたが合わなかったものを人に譲る、というのは失礼な行為です。
可愛いと思った色味だけど自分の肌には合わなかった、というものも今後登場することはないので、捨ててしまいます。自分に似合わないものがたくさんあったという人は、自分の肌タイプや似合う色を理解していないということなので、自分の肌に乗せた試した上でコスメを購入するようにして。
捨てるコスメの見分け方③ 一番悩むのが【3ヶ月使わなかったコスメ】
シーズンごとに使うアイテムを変えている人もいます。なので、一番悩みがちなのが【時々使うコスメ】です。3ヶ月前に使ったけど……というコスメほど捨てる判断がつきづらいでしょう。そんな人は、自分の中で判断基準を明確にしておくことです。
「もう一度買いたい」と思うコスメでなければ捨てる
ひとつは自分の心がときめくかときめかないかです。
このコスメを捨てたら、後悔するのか?
リピートしたいと思うほどなのか?
という自分の心に判断をゆだねましょう。
「リピートはしないけど、あったら使うかな」程度であれば捨てても後悔することがありません。
洋服やメイクの方向性に合わなくなったものを捨てる
コスメ自体は可愛いけれど、今の自分の気分じゃない。
そんな時も捨てるべきです。洋服の趣味が変わるのと同じように、自分の経験や気分によって好きなものは変わってきます。今の自分の方向性に合わない、というのであれば使用期限が切れるの先。割り切って捨ててください。
カラー違いは「お気に入りのもの」以外捨てる
気に入っていたからこそ、色違いでゲットしたということもあるでしょう。けれど、実際に肌の色に乗せてみると「こっちの方が好きだな〜」とランキングがあるはずです。あなたにとっての二番手は「捨て色」。お気に入りのアイテムは一つに絞ってみましょう。
捨てるコスメの見分け方④ 【収納に入りきらなかったアイテム】を捨てる
ある程度スッキリしてきたら、次は実際にコスメを収納していきます。けれど、コスメが収納に入りきらなかった……という状況になってしまうこともあります。そんな時はもう一度コスメを見比べてみて。収納に入りきる量があなたにとってのベストなコスメの量です。
クローゼットも同じですが、あなたの家にあった量というものがあります。買ったら捨てる、というくせをつけるためにも、収納におさまる量にコスメを選別してみてください。
いらないコスメがなくなれば、必要なコスメを買い足せる
今後もシーズンごとにメイクの流行は変わるし、新商品も続々。あなたが気になるコスメは後を絶たないはずです。けれど、捨てるコスメを選別すれば新しく必要なコスメを買い足すことができる、と自分にご褒美をつくる感覚で持ち物を定期的に見直しましょう。以外とコスメの使用期限に合わせてものを捨てるだけでも、量が減ってスッキリするはずです。ぜひ試してみてくださいね。