【大木光さん考案】暗髪さんはピンクの透明感を味方につけて #ヘアとメイクの方程式



[記事内に広告が含まれています]

垢抜けた“大人かわいい”を作るためには、ヘアとメイクのバランスが重要。
どれだけヘアに力を入れてもメイクが微妙だとアンバランスに、逆にメイクに力を入れてヘアが雑に見えてしまうと痛々しい印象になってしまいます。アンバランスな組み合わせで、野暮ったく見えてしまう「惜しさ」はなんとしてでも回避したいところ。

そこで、インスタグラムで20万人ものフォロワーを束ねる人気スタイリスト、大木光さんが計算し尽くした“大人かわいい”の作り方をご紹介。ヘアスタイルとメイクをかけあわせて、失敗知らずのワタシをつくりましょう。

落ち着いた印象の暗髪さんは、ダークな髪色が知的で落ち着いた印象に。
とはいえ、一歩メイクを間違えると「重い」、「暗そう」といったマイナスイメージがつきやすいのが悩みのタネ。そこで今回は、重くならない透明感のあるピンクを取り入れるテクニックをご紹介。

【ヘア】ペタンコ前髪は回避して! 抜け感のある前髪を意識

暗髪の場合は、ペタンコ前髪はなんとしても避けたいところ。
ペタッと額に髪がくっついていると、「重い」どころか清潔感が無く見えてしまうことも。

寝癖がひどい時はあらかじめ霧吹きなどで軽く髪を濡らして、コームでとかした前髪に中央辺りからマジックカーラーをつけて前髪にクセをつけておきましょう。
髪に曲線的なラインを作ると、柔らかく女性らしい印象になります。

軽くドライヤーをあてたらカーラーを外します。軽く手で束を作るように整えたら、オイルでつまんで前髪をつくって整えて。オイルはつけすぎるとべタッと感が出てしまうので、あくまで指先に少しつける程度。ボリュームがなく、ぺたっとしやすい前髪の人は、スプレータイプのスタイリング剤を使うのがオススメ。下方向から前髪の表面に向かってかけると、ふんわりとした前髪に仕上がります。

前髪に合わせて、全体をコテで巻いておくと空気をふくんだふんわり感が出て、暗髪の「重い」印象を回避することができるようになります。

【メイク】透明感をキーワードに仕上げて

暗髪さんは、顔全体にも影がかかって暗い肌に見えやすいので、ピュアな透明感をキーワードにカラーメイクを取り入れて。ベースメイクはツヤを重視。粉っぽくならないように、仕上げのパウダーは崩れやすいところだけにポイントで乗せるようにしましょう。

【使用アイテム】
エトヴォス ミネラルアイバーム ペールライラック
エトヴォス ミネラルクラッシィシャドー モデラートピーチ(右下のピンク、右上のブラウンのみ使用)

アイメイクは、最初にベースになるクリームシャドウを使います。
エトヴォスのミネラルアイバーム「ペールライラック」は、青みがかったラメが肌のトーンを上げて透明感を作ってくれます。

アイホールに全体に、細かいラメが入ったミネラルクラッシィシャドー モデラートピーチを重ねて目のキワにだけ“締め”のブラウンを使用します。クリームタイプのアイライナーで、目のキワを埋めるように仕上げていきましょう。

勝敗を分けるのはリップ。主張はあるけどニュアンスも大事。

古っぽく見えないメイクに仕上げるためには、単色のリップではなく“ニュアンス”を意識すること。単色の「赤」だとバブリーな印象になりますが、ブラウンっぽさがある「赤」であれば今っぽく見えるようになります。

それと同様に、アイメイクとチークをピンクにした場合は、ブラウンみのあるリップを取り入れて。かわいらいさを全面に押し出したアイドルのようなメイクではなく、足し引きを理解したピンクメイクに仕上がります。

ボビイ ブラウン クラッシュド リップ カラー 16 テルライド

ふんわりした髪に、抜け感を意識した透明感のあるピンクが、大人でも無理をしないかわいらしさを作り上げてくれます。最後にバランスを見ながら口元にブラウンを調整すれば、肩の力がぬけたピンクメイクが完成します。

ヘアメイク:大木光

外部活動が多い中、サロンワークを中心としヘア、メイクと年間2000人以上の女性のお客様を担当。トレンドだけに左右されず、骨格や顔型、ライフスタイルに合わせたスタイルやパーソナルなカラーをご提案。
instagram:https://www.instagram.com/hikaru027/?hl=ja