言いたいことを言えない原因は何?
まず、ご自身がなぜ彼に言いたいことを言えないのかその原因を理解しましょう。言えない理由はそれぞれにありますが、大まかに分けて4つのパターンが考えられます。
1:彼に嫌われるのが恐いから
2:彼を傷つけたくないから
3:大した内容じゃないから
4:言うタイミングがわからないから
本音を伝えられない原因には相手を思う優しさもあれば、彼を傷つけて自分が傷つきたくないという恐れもあります。この他には、面と向かって本音を言う気恥ずかしさがあったり、取るに足らない内容だからとなかったことにしている方もいらっしゃいますね。
ただいずれも言えるのは「言いたいことが言えていないかも」とご自身に自覚が出てきたというのは「そろそろあなたの本音が無視できないところにまで来ていますよ」というあなたの内面からの警告のサインでもあります。無理をする必要はありませんが、気づいた時点で少しずつ自我を出していく練習をすると良いでしょう。
まずは練習!小さな本音から伝えていく
いざ、伝えたいことを伝えよう!と思っても、どうにも身構えてしまって結局本音を言えない……ということはないでしょうか。元来、真面目な話が苦手という方も多いですよね。
その場合は、まず「伝える」を習慣にすると良いです。いきなり本題に入るのではなく普段から感じている小さな本音を相手に発信してみましょう。例えば、「今日は和食が食べたい気分」といった具合にデートでしたいことを積極的に伝えてみるのはいかがでしょう。
それに慣れてきたら「実は私、〇〇が趣味なんだよね」というようにあなたの趣味趣向の話や、まだ彼にはオープンにしていない内容を発信してみてください。伝える内容を第一段階、第二段階というようにステップを踏んでいくことで、本来話したかった内容も話しやすくなります。
伝えたい内容を携帯にメモ打ちしておく
普段から本音を言い慣れている方でも、大事な話の前は緊張をするものです。なので、正しく自分の伝えたいことが伝わるように、携帯のメモ機能に伝えたい事柄を箇条書きで記しておくと話し合いの時に役立ちます。
自分が言いたいことを文字にしてアウトプットすると、自然と頭の中を整理できるので良いですね。もし話し合いの場になったときに緊張して何を言いたいか忘れてしまったとしても携帯を見返せば、思い出せるのでオススメです。
このとき、大切なのは相手を攻めるような主張ではなく、二人がより良くなるための前向きな内容を伝えましょう。ご自身では傷つけているつもりはなくても、言いたいことが言えていない気持ちが爆発しそうなときは無意識にパートナーを攻めるような発言も多くなりやすいので注意です。文字にして読み返すことで、無駄なケンカも防げますのでぜひご参考までに。
切り出し方は「聞いて欲しいことがあるんだ」
とくに恋愛関係におけるパートナーとの話し合いは言葉そのままに「話し合い」というと、男性が非常に萎縮してしまうケースが多いです。人によっては、話し合い=別れ話と捉える人も少なくありませんし、何より話し合いの中で彼なりの「答え」を出さなくてはとプレッシャーになるのだとか。
なので、安心してもらうためにも自分の話を聞いてほしいというニュアンスで伝えることをオススメします。このほか、二人のことで相談に乗ってほしいことがあるなどでも良いですね。とにかく別れたいのではなく、お互い前向きに良い関係を進めるための時間にしたいという意図を伝えましょう。
自分だけが我慢すれば波風の立たない関係は作れます。
しかし、それは表面上だけの解決にしか過ぎません。
本当の意味で末長く良いカップルになりたいと思うのなら、ご自身の本音も同じように大切にしてあげてくださいね。ぜひ、ストレスなく伝えられることを伝えられますように……!