効率性を求めすぎるのは要注意
@rie0817my
人は、なるべく楽をして生きたい生き物なので「効率的な方法」があればそちらをトライしようと行動に移しますし、一般的には勉強も仕事も効率的にやっていた方が高く評価されます。
しかし、夢や目標に向かって頑張っている過程や、普段やっていないことに新しく挑戦する場合には「効率」を意識しすぎると逆効果となり、逆に面倒くさい状況を引き起こしてしまうこともあります。
「効率的にやるにはどうすれば良いのか?」を考え、施策を練り、そこでリスクがあった場合には解決策を求めます。その際になるべく多くの情報を集めなければ解決案が浮かばないという欠点があります。インターネットや書籍などで集めた情報は必ずしもいつの時代でも間違いはないということはないので、情報を集めれば集めるほど混乱し、本来しなければいけないことができなくなってしまうのです。
大事なのは「継続」
どんなに効率的でも非効率だとしても、最終的に時間をかければ成果はついてきます。最終的に目標を達成できるのであれば、どちらも方法は間違っていません。
例えば、資格の勉強方法でおすすめは? と聞かれたとき。
「スクールに通って3ヶ月の勉強で資格取得ができた」という人もいれば、「スキマ時間を使って勉強をしたから5ヶ月の勉強期間を設けて資格取得ができた」という人もいます。どちらが正しいのかの判断基準はありません。よって、どちらも成功者にはとって正しいやり方なのです。
そして、共通していえることは「継続」をして勉強をしていたから資格取得ができたという事実です。
多くの人は継続をそれほどしていないのに関わらず、もっと効率的にやれる方法を探し始めます。
「このスクールはだめだ」とか「スキマ時間でもっと身につく方法はないか」と。努力をした分だけ成果があればいいですが、すぐには効果がでるものばかりではありません。
身に付かない・成長していない期間が続くのが苦痛で耐えきれません。大事なのは、自分が行なっている努力や取り組みは「継続しやすい方法なのか?」ということです。
楽を優先したいならば、楽に進められる方法。時間を優先したいのなら短い時間でも続けられる方法で必ず継続をしていきましょう。
見切り発車をしてみる
効率的にやろうとするほど、非効率になりかねないので、継続のしやすさが何よりも大事です。見切り発車が結果的に最も効率が良い方法とも言えます。
それが成功したにしろ失敗したにしろ、フィードバックが返ってくることは大きいです。それに、あんまり考え込んでいない分、結果が返るまでの時間が短いので、時間の節約にもなりますね。
記事もビジネス書もそれを信じてやってみようと行動した人が結果を出します。
次から次へと読みあさってしまうと、結局は自分自身で力をつけることができないのです。
トライ&エラーを繰り返す中で、色々な気づきを得て効率性を高めていくことがもっとも効果的な方法である上に、見切り発車がもっとも負担なく取り組めるのです。
あきらめずに継続をすれば成功に繋がる
やってみたいことに挑戦することは、不安と楽しさがセットでやってきます。
途中で歩みを止めたり、横道にそれたり、後退するのは当たり前。しかし、諦めてはいけません。「継続は力なり」という言葉がある通り、継続することを続けていれば、順調に成果を出していくことでしょう。
継続は効率的な方法を考えるよりも体力が必要かも知れません。しかし、諦めずに続けた人が最終的には勝者なのです。