自信がない人が、自己肯定するためには?
周囲に優秀な人材が多ければ多いほど、自分がダメだと感じてしまい、自己肯定感が低くなってしまうことがあります。
自己肯定感が低ければ低くなるほど、自分の行動や発言に規制をかけてしまい自信もなくなる一方……。自分の長所を見つけるのが下手で、短所ばかりが目についてしまう。
そんな自信の無さはどうすれば改善ができるのでしょうか?
短所は長所になる
「自分はデキない」
「自分はダメだ」というに自分自身を決めつけてしまうことは“思い込み”であることが多いです。実際に周囲の人から否定されたわけでもないのに、自己肯定感が低いゆえに自身に信頼を持てなくなってしまっている状態なのです。けれど、自分に自信が持てずに、挑戦することもなく、行動を起こす気力もなく過ごすのはつまらないと感じませんか?
人から注意を受けた、また自分で短所を見つけたのであれば「短所は時に長所になる」ということを理解しておきましょう。
いきあたりばっかりで飽き性な性格であれば、好奇心が旺盛で前向きな性格だと置き換えて考えるように。頑固は言葉を変えれば、一途という意味になります。暗い人は落ち着きがある、逆に「うるさい」と注意される人は、人から注目を浴びるような賑やかな人であることがわかります。
短所と長所は紙一重。考え方によるものなのです。
思考の悪いクセから抜け出して、自分を認めてあげることが自信を保つための第一歩。人と比べるのではなく、自分の短所を長所に捉えられるようにマインドチェンジを!
目標は小さいところから
自分に自信を持つことができない人は、自分の目標や理想を高いところに持ちすぎているだけかもしれません。目標を持つことはとても立派なことですが、目標を叶えるために必要なのは、コツコツとした地道な努力です。目標を身近なところから設定しておくことで、小さな成功体験が増えて自信に繋がるはず。
まずは「早起きする」ということや「参考書を読む」というように、小さな目標から設定してみましょう。もちろんそれが出来ない日があっても気を落としてはいけません。小さな目標を叶える回数を増やすことが大切なのです。
「好きなこと」「得意なこと」を見つける
他人のことばかりが目についてしまい、本当の自分を見失ってしまうことがあります。けれど、人によって得意なものは違っています。もちろん能力が活かされる場があるかないかによっても、人の見え方には違いが生まれるからです。
自分が、不得意なものがわかるのであれば、逆に自分の好きなことや得意なことを見つけてみましょう。趣味でも仕事にするでもどちらも問題なし。「自分にはこんな世界がある」という気づきが自分の心を楽に、世界を広げてくれます。
自分の居場所となる場所ができると、自分の個性を発揮できる場も生まれます。そういった、“自分の確立”が自信に繋がるはずです。まずは自分探しから始めてみるのもいいかもしれません。
人と違っていい! 自分の「足」で立つこと
自分に自信が持てない状態で、長くいることはとても辛いことです。どれだけ他人を観察して、羨んでいても、その人になることは私たちにはできません。人の長所だけが目についてしまい、自分と比較して落ち込みたくなっても、それは自分から見た側面でしかないことを知っておきましょう。
大切なのは、自分とどう付き合っていくか、です。自分を認めることからはじめてみて。心がきっと楽になるはずです。