【ストレスを感じている人が5割も?!】新しい生活様式における健康状態の変化



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緊急事態宣言は解除されましたが、飛沫感染や接触感染、さらには近距離の会話などへの対策といった新しい生活様式を取り入れている私たち。なにか体調面に変化はあったのでしょうか?

株式会社サーティフィットは全国に住む20歳から60歳の男女200名を対象に「新しい生活様式下(緊急事態宣言の解除後)における健康状態調査」を実施しました。その結果を見ていきましょう。

新しい生活様式下において身体や体調に変化なし「73.5%」

新しい生活様式下において身体や体調に変化はありましたか? という質問には、なしと答えた人が「73.5%」いるという結果に。緊急事態宣言が解除されたとはいえ、テレワークを継続している企業や時短営業を行っているお店も多く、仕事終わりに飲みに行くことも少なくなり、お家でゆっくり過ごす時間が増えたからか、体調面では緊急事態宣言中の頃と比べてもとくに変わりがないようです。

「疲労感や倦怠感」や「目の疲れ」を感じる人も

一方で、「はい」と答えた人にどんな変化があったのか聞いてみたところ、トップは「疲労感や倦怠感」(58.5%)、2位は「目の疲れ」(47.2%)、3位は「体重の増加」(43.5%)という結果に。

オフィスは会社によっては休憩スペースなどがあり気分転換を行いやすいですが、テレワークは自室の限られたスペースで仕事します。その影響によって疲労や倦怠感をいつもより感じやすいという結果に。また、ZOOM会議や打ち合わせなどが増えたことによってパソコンの画面を見ている時間が増えたことによって目の疲れが。さらには歩くことも減り、体重の増加で悩む人も少なからずいるようです。

緊急事態宣言からテレワークを始めていたら、すでに5ヶ月経っています。普段の生活には慣れてきたものの、あまり健康的な生活が送れているとは言えなさそうです。

以前と比較して、ストレスを感じている人は約5割超え

以前と比較し、ストレスを感じている人の割合はなんと5割を超えています。体調の変化の有無は関係なく、多くの人が新しい生活様式にストレスを感じています。

コロナ対策が当たり前になっているものの、やはり今までの生活とは違い不便に感じるものです。特に持病を持っている人や小さな子どもがいる家庭だと、たとえ自分が軽症や無症状で感染したとしても、自分から家族に感染させてしまったらどうしよう? という不安が常にあります。

そういった「精神的な悩み」もストレスの原因だと考えられます。

運動・食生活の変化

運動する時間については、運動時間が「減った」人と答えた人が28%、「変化なし」と答えた人が63%という結果に。仮に緊急事態宣言中から外に出歩くことが減ったとすると、かなり多くの人が運動不足に悩まされているのではないでしょうか?

運動不足は血流が悪くなり疲労物質がたまりやすくなることから、疲れやすさや、消極的、気分の落ち込みに繋がります。先ほど、体調に変化があった人の回答も運動不足が原因であると考えられます。

また食生活の変化も「不規則または不摂生になった」が19.5%、「変化なし」が65%という結果に。「変化なし」が栄養バランスを考えた食事ができていないとすれば、多くの人の食生活が乱れているということが予想できます。

一日中家の中で生活することによって、食事を摂る時間が乱れがちに。朝食を抜き、夕食が遅くなるなど、食事をとる時間帯が不規則になっていたり、食材も調理の必要のない出来合いのものやインスタント食品を選んでいる人といった人も多いのではないでしょうか?

まとめ

5割の人が感じているストレスや疲労感などは、免疫力が低下していることからきている可能性も。今回の調査で分かった運動不足と食生活が乱れも大きな原因に当たります。

最近は、オンラインフィットネスなど、運動や食事の仕方などを学べるサービスが増えてきています。新しい生活様式はこれからも続くので、このようなサービスを活用し、早いうちからお家にいても生活習慣が乱れない取り組みをしていきましょう。