倒れる前に先手を打つ! 疲労になりやすい人の特徴とは? #話題書籍に学ぶ



[記事内に広告が含まれています]

疲労で倒れやすい人には特徴があります!

「仕事で疲れているな」とは感じていても、「過労」とは思わず働き方を変えることや休みを取るといった対策をせず、最終的には倒れてしまう…そんなケースをよく耳にします。自分が疲労になりやすいタイプだと認識をしていれば、そうなる前に危機的事態を防ぐことができますよね。

今回は、疲労になりやすい働き方をしている人の特徴を紹介します。

真面目で仕事を断るのが苦手な人

仕事を断ることが苦手でなんでも引き受けてしまうタイプは、自分の限界には気が付いているけれど、それを上手く伝えることができず、疲労になってしまいます。

対処法として、仕事を断るのではなく、上司に相談するところから始めてみましょう。
「最近、夜もあまり眠れなくて体調が悪い」というように「自分の体調が良好でない」ことを伝えてみるのです。「仕事がキツい」という内容だと、頑張りが足りないと思われることもありますが、実際の症状を伝えることで、仕事量の見直しをしてもらうきっかけができます。

体力の限界に気がつかない人

「少しキツいな」と思っていても体を無視して頑張りすぎてしまい、余計眠れなくなってしまうタイプの人は、自分の大量の限界に気が付いていないことが問題です。そのうち脳や心臓などに負担がかかり、倒れてしまうかもしれません。

疲れやキツさのセンサーに鈍感で、体調が悪いのにもかかわらず働き続けてしまい、朝起き上がれなくなってから病院で診察してもらう。後々「そういえば、最近眠れていなかったな」と気がつくでしょう。場合によっては手遅れになってしまうこともあるので、何かしら体に異変を感じたら、すぐに病院で診てもらうようにしましょう。

不器用で要領のよくない人

一度にふたつの以上のことを行うとパニックになってしまう人や、業務の優先順位が違っているからか、他の人以上に疲れを感じてしまうケースもあります。

ですが、「自分が不器用だ」と弱点に気が付いているのであれば、成長のチャンスはたくさんあります。自分の働き方について、ビジネス本などを読み参考にするのがおすすめです。

オン・オフの切り替えが苦手な人

休みの日でも、仕事のことばかり考えて緊張状態が続いてしまう人、特に女性に多いのは、仕事にまつわる人間関係を引きずってしまいオン・オフが切り替えられないケースが多くあります。

帰宅しても、仕事に関わる人との間で起こった「嫌なこと」を引きずってしまい、ストレスから不眠に陥ってしまう場合も。そんな人は、誰かに愚痴をきいてもらうと気持ちが楽になります。抱え込まないように、ストレスを手放していきましょう。

不平、不満を持ちやすい人

このタイプは正義感が強い人で、吐き出せない強い怒りをため込んでしまい、その結果倒れてしまうといったケースがあります。

柔軟に物事を考えることが苦手なので、自分の正義感に合致していないことに納得しません。少し頑固な性格のようです。これは性格の問題なので、なかなか変えるのは難しいですが、本当に自分の正義感だけで世の中は動いているのか? を考える必要はあるでしょう。

体が資本!

いかがだったでしょうか?

疲れやすい人は、真面目で仕事に熱中しすぎてしまい、負のスパイラルに陥ってしまうことが多いです。今回当てはまっていた人は、今後自分はどのような働き方をすれば良いのか考えてみましょう。くれぐれも体を最優先に考えてくださいね。

参考文献

『過労死にならないためにできること 会社や仕事につぶされない働き方・休み方』(2018)
茅嶋 康太郎 (著)/すばる舎