レスポンスが早い人ほど、人生は濃く。自己活動のスピードを上げるにはどうすれば?



[記事内に広告が含まれています]

レスポンスが早いほど、濃い人生になる

仕事をしていて、または会話中に。
「この人、レスポンスが早いなぁ」と感じる人はいませんか? 人からの問いに返答が早い人、つまりレスポンスが早い人には、決断力というものが備わっています。この決断力が備わっている人ほど、人生は濃くなる傾向にあるのです。なぜなら、人生とは選択肢の連続であるから。何かと、選択肢を迫られる機会というものは多くあるのです。

一方でレスポンスが遅い人の特徴としては、仕事でもプライベートでも「後ほど考えます」や「検討させていただきます」など、持ち帰りをする人が多いです。解答を送る時間が経てば経つほど、期待値は上がりますが、最終的に、残念な結果や検討した意味などない答えになってしまうことも。

全てにおいて、時間をかけるといった手段が悪いわけではありませんが、些細なことですら結論を出すことができないのは難点ともいえます。では、レスポンスが早い人はどのようにして、そのスピードを上げられるようになったのでしょうか?


@pgi_japan

早いといっても即座に反応するわけではない

レスポンスが早い人といっても、その対応力には2つのパターンがあります。1つめは、ただただ返事が早い人パターンです。すぐに満足のいく答えが出るか? と聞かれれば、それは必ずしも100%ではありません。すぐさま反応するということは、とっさに考えたことをそのまま相手に伝えることになります。あまり深く考えずに反応したものですから、後々「こっちの方がよかった」なんて後悔することもあります。

そしてもう一つ、反射的には答えを出さず、一度自分の中で深く考え直してから答えを出す、頭の回転が早いパターンです。相手に説明できるようわかりやすく組み立て直して伝えるので、非常にスマートなやり取りが成立します。

人とのやりとりを重ねる中で、レスポンスの速さを意識することは非常に重要ともいえますが、実行に移すことができない返事を容易に返すだけでは、本当の意味のレスポンスとはいえません。後者にある、深く考えてから返答を出すレスポンスの速さを高める必要があるのです。

いい意味で「使える人」と思われるようにするのが大切

そもそもレスポンスが遅いと何が損なのでしょうか?

例えば、お昼休みにランチでレストランに入ったとします。注文をしてから、しばらく経つのに料理がなかなかこない場合は困ってしまいますよね。特に、ビジネス街にある飲食店は、ランチタイムの回転数はとても重要です。勤務中のお昼休みを活用しているお客さまが多いので、ある程度タイムリミットが決まっているのです。
「ささっと食べたかったのに失敗した…!」とお店選びに後悔してしまった経験、ありますよね? 飲食店にとって、回転数が必要になるランチタイムに時間がかかってしまうことは、マイナス印象をつけてしまうことなのです。

「時間があるときにしか、このお店は行けないな」と思われること、これは仕事に置き換えると「急ぎの仕事を頼むのは、控えておこう」ということなのです。これは、お店や仕事だけの話だけではなく、プライベートの友達関係などにも当てはまってくるものです。レスポンスが早ければ、「すぐに対応してくれる」「気軽に誘いやすい」など人から頼りにされることが増えてきます。そのため、嬉しい仕事が急に舞い込んでくることも。良い意味で「使える人」と思ってもらえれば、人生はより濃いものへと変化していくのです。

自分から動く

レスポンスを速める、これは大前提として自分から動く姿勢が大切です。人と接していないと、レスポンスをする機会も少なくて、そもそものスキルを向上させようにも難しいもの。

レスポンスをする以前に大切なのは、思いついたらすぐに行動を起こすということです。そして、そのためには「何に使うか分からないけどこれは良い!」と思ったものは写真やスクリーンショットなど、なんでも良いので記録に残しておくことです。

突然降りてくるアイデアや思い付きは、自分が悩んでいることについて、近い将来に役立つことが多いものだったりします。しかし、何もしなければすぐに忘れてしまうので、メモをして早めに行動できるようにクセをつけていきましょう。

レスポンスが早い分、失敗も多いけれど経験値として蓄える

レスポンスが早い人は、たくさんの失敗も経験しています。しかし、その失敗をマイナスに捉えるのではなく、プラスに変えて活かすことです。そうすることで、視野も広がり濃い人生を贈ることが出来るのです。

まずはやってみること。それをたくさん増やすことで、他の人よりも何倍もの早さで成長していきます。経験値がないと踏み出せない、ではなく行動に比例するように知識や経験値はついてくるもの。一度きりの人生をもっと深く、濃いものへと変えていきましょう。