運動量が足りずに、身体が下へ下へとたるんでいく…。
20代はあまり考えなかった仕事と運動の両立。
30代が近づいてくると年齢に伴う身体の変化を実感するときがあらわれます。
昔だったら多少無理がきいたのに今はもう言うことを聞かない。少し友達と騒いだだけで翌日は、ぐったりなんてことも…。身体を動かして体力をつけたいと思っている人も多いのでは?
今回は、仕事と運動を両立するコツをご紹介します。
一日のどこかで時間をつくる
仕事と運動の両立。
簡単そうで実は難しい二つの両立ですが、やはり資格勉強と同じく、まとまった時間で進めようとすると結局、運動をしないまま、あっという間に一か月が過ぎていきます。
やろうやろうと思っていたら月末。久しぶりに体重を測ったら増加傾向あり。仕事と運動を両立するためには、一日のどこかで必ず時間をつくりましょう。ポジション的には「朝ご飯」「夜ごはん」「お風呂」と同じく、運動も日課として取り組むのです。
何事も最初は自分の習慣として定着するまで時間がかかります。新しい習慣に対する拒絶反応が起きるのです。しばらく続けていると習慣として定着し、運動をしていないとモヤモヤする状態に。
一日のどのタイミングで運動をするかは人によって違います。今のライフスタイルに影響がでない範囲で運動習慣を取り込みましょう。
運動も「予定」として時間を確保する
運動は日課でもあり、予定でもあります。一週間のスケジュールを組むときに運動を予定の一つとして手帳に書き込みましょう。「ネイル」や「美容院」と同じように予定として書きこんでおくことで、日課よりも「やらなければいけない」という感覚に落とすことができます。
時刻になったら予定していた場所で運動をする。たったそれだけでいいのです。問題なのは、運動は孤独であるということ。トレーナーがいない限り、個人的なトレーニングは誰にみられるものでもなく、過程の努力を発表する機会もありません。
まさに「虎視眈々」の世界で、努力を積み重ねていくだけ。途中で諦めてもなにも問題はないからこそ、続けるのも難しい。だからこそ自分に対してストイックになる必要があるのです。
「忙しいは言い訳にならない」というのはアスリートたちの定番フレーズ。仕事と運動を両立させたいなら、先に時間を確保しておけばいいのです。
運動を通して自分がどう成長したいのか
ただ運動をして、身体を鍛え上げるだけではモチベーションを維持するのが難しいでしょう。なぜなら表面上で運動を楽しんでいるだけだから。本気で取り組むためには何事も覚悟が必要です。
仕事ができるビジネスマンが筋トレをするのは、筋トレをすることで身体にも力がついて、精神力も鍛えられるからです。落ち込んだときの対処法も自然と身につきます。身体を動かしているようで、実は精神を鍛えているようなものです。
「年収を上げるために筋トレをしたい」というのも理にかなっています。年収を上げるためには体力も気力も必要で、土台づくりには筋トレが欠かせないから。仕事と運動の両立を目指すなら、最終的に自分がどんな身体になっていたいのかを考えてから、運動量を増やしましょう。
仕事と運動の両立をすれば自分に自信がつく
仕事と運動の両立は、誰にでもできることではありません。
自分に対してストイックでなければできないことでもあります。だからこそチャレンジする理由もあります。
今よりも成長したいと思ったとき、心よりもまずは身体を鍛えて土台をつくること。仕事も運動もコツコツと地道に続けることで、数年後にはまた違うステージへと入っているでしょう。